TVアニメ『結城友奈は勇者である -大満開の章-』三好夏凜役・長妻樹里さんインタビュー|「自分で演じていても夏凜カッコイイな……! って思いましたね!!」【連載13】
2021年10月より放送中のTVアニメ『結城友奈は勇者である -大満開の章-』。本作はアニメ『勇者である』シリーズの最新作で、結城友奈たち讃州中学校勇者部の面々に加え、これまで小説として展開されていた『乃木若葉は勇者である』『楠芽吹は勇者である』の物語をも描いています。
アニメイトタイムズでは、そんな本作の出演声優陣総勢17名を対象としたインタビューを実施しました。連載第13回目となる本稿では、三好夏凜役・長妻樹里さんへのインタビューをお届け!
長妻さんが夏凜のカッコよさを引き出してくれたと語ったのは、かつて夏凜と勇者の座を巡って競い合ったあのキャラクター!!
「そうそう、これこれ」っていう安心感がありました
――2014年10月放送だったアニメ第1期から数えて7年目となりました。今回で3期目ですが、シリーズの変わらない魅力をひとつ教えてください。
三好夏凜役・長妻樹里さん(以下、長妻):一貫して全員が仲間を、友達を大切に思っているところだと思います。演じていても心打たれるものがあります。後は…、ギャグとシリアスの塩梅…ですかね(笑)。
感情のジェットコースターが忙しいのですが、そんなところも魅力なのではないかと思います!!
――第3期を実際にご覧になっていかがでしたか?
長妻:自分たちが知らなかったアナザーサイドを沢山知ることができ、あの時の裏側ではこんなことがあったんだ……!! などより理解を深めることができました。
とくに乃木若葉たちの時代の戦いは壮絶で今になって知る勇者の重み…というものを感じましたね。
防人チームは弥勒さんの愛すべきキャラクターに癒されました(笑)。
――改めて夏凜を演じた感想と、演じる際に気を付けたor意識していたことを教えてください。
長妻:『大満開の章』は色んな時期の夏凜を演じさせて頂いております。会話をする相手だったり、その時の夏凜の心情や置かれた立場……なんかも踏まえつつ、色んな夏凜バロメーターを調整しながら音響監督さんと相談しながら挑みました……!!!(笑)。
にぼっしーファン必見です。よろしくお願いします(笑)。
――第3期での夏凜の印象や、魅力的だと感じた部分も教えていただけますでしょうか。
長妻:第3期では友奈を助けるため悩み苦しみ今まで見せなかった弱音を吐くシーンがあります。
「完成型」で強気で自信家な夏凜は今までも演じていましたが、弱さを見せることで獲得する新しい強さが今回の夏凜の新しい魅力のように感じました。