「子供に戻って楽しんで、翌日大人として頑張れる糧になれば」 “大人の癒しコンテンツ”『よしまほ』のイベント「きらめきひよこっこ園“特別行事”うさぎ組」現場レポート
幼児に戻ってイケメンに思いっきり甘えることができる、新しい“大人の癒しコンテンツ”『よしまほ』。
『よしまほ』は、現代社会で頑張る方を応援するために作られた作品。主人公は“あなた”。「私だって優しい言葉をかけられ、癒されたい。幼児は合法的に甘えられていいなぁ!」なんて妄想に走るほど、毎日仕事に忙殺される生活を送っていた“あなた”が、雑貨屋で「青色おしゃぶり」を購入、そのおしゃぶりを口にくわえてみると、謎の光に包まれ――気がつくと、異世界に5歳児の姿で転生! 異世界の保育園『きらめきひよこっこ園』では、イケメン“保育師”が使う「よしよしの魔法」で癒される幼児ライフが待っていた!という、物語。
保育師は熊谷健太郎、佐藤拓也、斉藤壮馬、増田俊樹、土岐隼一、新垣樽助と、人気声優が声を担当。YouTubeの公式チャンネル「よしまほOfficial Channel」では、ダミーヘッドマイクショートアニメやボイスドラマのほか、キャストである声優本人たちが保育園で行なわれそうなアクティビティを行う特別動画など展開している。
今回『よしまほ』で2021年7月26日 ~9月28日の期間で販売したWEBくじの当選者のみが参加できる「きらめきひよこっこ園“特別行事”うさぎ組」に潜入取材を行った。
うさぎ組から斉藤壮馬&増田俊樹が登場
『よしまほ』の世界ではその日の気持ちによりクラスを園児が選べる制度があり、うさぎ組はダンスや運動など体を動かすのが得意なクラス。童顔でナルシストでプライドが高い、自称プリスクール界の姫。自分が世界一可愛いと思っているVI(ヴィー)と、やんちゃそうな見た目に反して、真面目で無愛想、時々天然なカイのコンビが担任・副担任を務める。
前回『よしまほ』初リアルイベントとなったきつね組の“特別行事”と同様、風船や紙テープの輪飾り、ペーパーフラワーなどお遊戯会が行われる保育園のような雰囲気の中開催されました。
登壇するうさぎ組VI役 斉藤壮馬と、カイ役 増田俊樹は、WEBくじ購入者の中で1公演30名の狭き門をかいくぐったファンたち…もとい園児たちに迎えられ、『よしまほ』の保育師(本作では保育園の先生を保育「士」ではなく「師」と表現する)にちなみ、斉藤と増田は両者とも、演じたキャラクターカラーのエプロンを着用し登場。
エプロンをつけてのイベント登壇について、「料理系の企画などでつけることもありますが、かわいい保育園のようなのは初です」と増田は自分のつけたエプロンをまじまじ見つめていました。そんな中、少し様子を伺うように斉藤が「前回、『よしまほ』の保育園の先生のお仕事体験動画の企画でつくったエプロンは使わなかったんですね…」とぼそり。
斉藤と増田のうさぎ組コンビは、今年9月に「保育園の先生のお仕事体験」をしたYouTubeで公開しているプロモーション企画にて、エプロンにフェルトで可愛いデコレーションをするという企画を行っておりました。そこで、斉藤によるかなりのインパクトを持つ力作エプロンが生み出され、SNS上でも話題になっていたため、会場では笑いをこらえる姿が随所で見受けられました。なお、その際製作したエプロンは、会場で展示されており、イベント前後の会場撮影可能時間には園児が写真に収める姿も多く見受けられました。
斉藤はVIについて「VI先生は自分に自信があって、自分が一番かわいいでしょというキャラクターです。だからこそ園児と仲良くなれるのかなと思います。」と語り、増田は「彼は子供に対して誠実で、自分も子供と交流するとき、嘘つかないで接したいと思っているので、こういう誠実に考えているキャラを演じられるのは嬉しいです。」と自身のキャラクターの魅力をそれぞれ語っていました。
その後、斉藤、増田による、園児への登園確認コーナーに。
登園確認コーナーは、事前に園児たちに呼んでもらいたい名前を決めてもらい、その場で斉藤、増田が先生として、会場にいる園児の名前を呼ぶ。斉藤、増田に呼ばれた園児は各々しっかり手をあげ登園アピールをしてもらうというもの。
前回のきつね組のときも、「先生に名前を呼んでもらえるの嬉しい」とSNSで話題になっていたコーナーのため、しっかり自分の名前を呼んでもらうのを待ち構える神妙な空気が会場に生まれていました。
敬称をつけないスタイルで出席確認をする増田を受けて、斉藤も「ちゃん付け」からセクシーな声色で増田と同じように敬称なしで出席確認をしだすなど、呼ばれた園児をドキドキさせる一幕も。
次に園児からの質問に答えるコーナーでは、「子供の時大事にしてた宝物は?」という質問に増田は「モノとかはないけど、ゲームとか好きだったのでプレイしたとかそういう記憶が宝物かな」回答。斉藤は「石」と意外な回答が。
斉藤は幼少期、近所で掘ったきらきらした石を「水晶」と命名して宝箱に入れていたというエピソードを披露してくれました。
そして、「もし、よしよしの魔法がつかえるとしたら?」という質問には、斉藤は「絶対オーディションに受かるよしよし」と声優ならではのよしよし魔法を提案。「録音した音源で行うテープオーディションでも、テープによしよしって一緒に入れていると合格できるみたいなのだといいですよね」という斉藤に対し、増田から「でもいきなり最後によしよしっていってるんだよね?変じゃない?」と速攻でツッコミ。 斉藤も「たしかにそれは嫌かも(笑)」と笑いを誘いました。
その同じ質問に対し、増田はいきなり「世界征服」とボケつつ、「作中でいいなと思ったのがあるんですけど…」と「プリン好きなので、プリンだせるのいいですよね」と何もない所から物体を生み出すことができることについて、斉藤とともに、とある漫画の話を絡めて、非常にすごいことだと答えていました。
質問コーナーの後には、童話の読み聞かせコーナーが用意され、「白雪姫」の朗読をキャラクターとして披露。プロの読み聞かせに、会場は息を呑んた。
そして、みんなで遊ぶコーナーを開催。ダンス・体育系に特化したクラスということで、ジェスチャーゲームを実施。園児がお題に対し、ジェスチャーをし、斉藤、増田が答えがわかったらボタンを押して答えるルールにて全8問が出題されました。
毎回、ボケ倒す斉藤、増田コンビでしたが、増田の正解が多く、ご褒美としてここでしか聞けないカイ先生の「生よしよし」を披露しました。更に特別に斉藤もVI先生による「生よしよし」行い、多くの園児が癒やされていました。
『よしまほ』は、現代社会で頑張る方を応援するために作られた作品。イベントは斉藤、増田から「疲れている時に大丈夫?だったり、今のままでいいんだよ?だったり、優しい声をかけてもらいたいと自分でも思うことがあります。」「子供に戻って『よしまほ』を楽しんで、翌日大人になってがんばれる糧になれば」という優しい言葉と「よしよし」と撫でるジェスチャーで締めくくられた。終演後、会場をでるファンたちの幸せそうな顔があり、それを見た取材側も「明日も頑張ろう」とどこか心が軽くなったような気持ちになっていた。まさに『よしまほ』コンセプトらしい“癒やし”のイベントだった。