田所あずささん初のデジタルシングル「箱庭の幸福」リリース記念インタビュー!幸せは一体どういうものを指すのか、というのを歌詞にしたかった──TVアニメ『リアデイルの大地にて』EDテーマに込めた想い
アニメのエンディングから感じる愛。新たなMVでの表現にも挑戦。
──アニメのエンディング映像はどうでしたか?
田所:リットちゃんをメインにしてくれていて嬉しかったです! 靄がかっている感じの映像も曲に合っていてきれいだったし、素敵なエンディングアニメーションになっていて、めっちゃ曲を聴いて作ってくださったんだなって思いました。本当に素晴らしかったです! すごく幸せな気持ちになりました!
──MVは、また違った世界観でしたね。
田所:そうですね! MVは初めての監督さんにお願いしたのですが、MV監督もいろんな方と出会っていきたいと思って、私も探したりしているんです。でも今回はランティスさんから提案していただいた方で、今回も良い出会いでした。
私と同い年の監督ですごく若い方なんですけど、編集が重要になるMVで、ループをしていたりして、あまり見たことがない新しいMVになっていると思いました。直接話しもしたんですけど、すごく良い方で。
──直接というのは、こういうMVがいいですという提案をされたのですか?
田所:お話をいただいたときに、過去の映像作品などを調べて、気になるものがあったので「これがすごく好きで」と監督に話したんです。
でもそれはめちゃめちゃ低予算で、ある意味一人で作ったくらいのものだったらしく「僕の趣味全開みたいな感じのものなので、これを良いと言ってくれて嬉しいです」と言ってくれて、それに私も感動しちゃいました(笑)。なので「こういう感じで監督の自由に作ってもらいたいです」とお願いしました。
──ユニークなおしゃれな映像ですよね。
田所:予想外のことが起こらないというのをループで表現するのはすごく合うなと思っていて、ループをたくさん使ってもらっているんですけど、それが何らかの出来事、人との関わりで止まったり動き出したり。それも音楽に合うと思ったし、自然と曲が入ってくるMVにしていただいて、すごく素敵だと思いました。
違和感みたいなところも良くて、幸せなの?どうなの?みたいな。幸せそうにも見えるし、幸せそうでもない不思議な感じで違和感を残したいということだったので、そういうところも良かったです。
──田所さんがいっぱい出てきますからね。
田所:そうですね(笑)。それもちょっとした気味悪さみたいな。MVはアニメのエンディング映像とも全く表現が違うので、聴こえ方も少し変わるかもしれないし、そういう面を見せられるのは良いことだなと思いました。
──さて、今回の楽曲リリースから始まる2022年は、どんな1年にしたいですか?
田所:今わかりやすい目標が出てこないんですよね(笑)。ありがたいことに去年の希望は叶えさせてもらったので何が良いんだろう。夢というか、アコースティックライブはやりたいなと思っているんですけど、これは叶いそうですよね?
──やろうといえばできるでしょうね(笑)。
田所:だとするとやっぱり、すべてにおいてうまくなりたいです(笑)。声優も外画も歌も。
──やはり強欲!(笑) でもそれがやはり大事なことですよね。ありがとうございました!
アーティスト情報
田所あずさとしては初の DigitalSingle リリース。2021 年 1 月〜OA、TV アニメ『リアデイルの大 地にて』ED テーマとなっている。声優としても活躍する田所あずさがセルフプロデュースした 4thAL「Waver」はファンからも反響があり、その音楽感を引き継ぎながらも作品世界を体現した 楽曲に仕上がっている。
関連リンク
田所あずさ公式Twitter
Lantis(ランティス)公式Twitter
田所あずさ Lantis公式サイト