アニメ、アプリ、キャストによる試合など多方面に展開中の『フットサルボーイズ!!!!!』。注目作のキャスト5人による座談会をお届け! 作品の魅力とそれぞれの楽しみ方をご紹介!
みんなと練習すること、皆さんに試合で応援してもらうことも楽しく。毎日ボールに触るように
――皆さんは実際にフットサルの試合もされていますが、実際にプレーされた感想、おもしろさや難しさ、印象に残っている試合などをお聞かせください。
高良:みんなで戦術を考えたり、どのチームも勝つためにガチンコなんですよね。戦術がハマれば嬉しいですが、負けたらみんなで反省してどこを修正すればいいのか考えています。
印象に残っている試合は、2021年2月の合同練習試合イベントの決勝戦です。ゴレイロと1対1になり、ゴールするチャンスがあったのに、シュートが大きく外れてしまったのが悔しくて、悔しくて。
TAKA:キックベースだったらホームランで勝ってたね(笑)。
峯田:毎回、体で動くだけではなく、相手と読み合いをしたり、絶えず思考も巡らせ続けるのでハードなスポーツだな、と感じます。
基礎技術の習得と向上がテーマで、毎日時間があればボールに触っていますし、フットサルのことを考える時間が増えてきました。だからこそ、勝利した時の喜びは何ものにも代えがたいですし、こういう経験をさせていただいているのは貴重だな、と思っています。
一番印象に残っているのは僕も初めて優勝できた2月の合同練習試合イベントです。
フットサルに対して少し苦手意識を持っていた京極 聖役の宮瀬(尚也)君がシュートを決めたときは心が震えました。宮瀬君もこの試合以降はモチベーションが変わったのを感じます。
そんな自分ではない誰かが変わった瞬間に立ち会える機会はなかなかないですし、皆さんもその瞬間や、各選手たちと喜びや悔しさを共有できるのが『サルボ』の魅力だと思いました。
佐久間:試合だけではなく、みんなと練習するのも楽しいし、会場でお客さんに生で見ていただいたり、応援していただけるのが嬉しいですね。みんなで真剣に競い合ったり、試合を離れたら笑い合えるので、スポーツっていいな、と改めて思いました。
印象に残っているのは同じく2月の合同練習試合決勝の恒陽戦です。桃実のゴレイロ、相庭京介役の浦(和希)くんから直接パスをもらってシュートを決めたシーンが気持ちよかったので、ぜひYouTubeのアーカイブで見て下さい(笑)。
TAKA:試合はチームプレーが大切なので難しいですね。うちの天ノ川学園チームはみんな緊張しやすいので本番に弱く、足をガクガクさせたまま試合に臨んで、結局負けてしまうんです(笑)。
練習でできたことが試合ではできないことも結構ありますが、だからこそやりがいがあります。
試合はいつも真剣勝負なので、何が起きるかわからない、ワクワクドキドキできるのも魅力だと思うので、リアルに起きることすべてを楽しんで、応援してほしいです。
奥山:練習でできたことが試合でできなかったこともあれば、逆に試合中に「普段はこんなに走れないのになあ」と思ったりと、いつも以上に発揮できたこともあって(笑)。こんな感覚はしばらくなかったですし、学生時代に戻ったような気持ちで毎試合全力でプレーしています。
僕ら、皇花山(おうかざん)チームは試合で勝ったことがなくて。印象に残っているのは桃実と1対1で引き分けて、抽選で負けたことです。あの時は自分のくじ運を呪いました(笑)。今度は試合前に必勝祈願してから臨みたいと思います。
アニメは絵がきれいで、足技や決め技などもカッコいい! 奥山さんが見て再確認できたこととは?
――アニメの映像を実際にご覧になった感想とご自身が演じる選手についての印象をお聞かせ下さい。
高良:僕にとって声優のデビュー作なので、晴と一緒に成長していけたらいいなと思います。晴は元気いっぱいで、天真爛漫な子なので、演じているとパワーをもらえます。
峯田:アニメは絵がきれいで、足技なども華麗に描かれていたし、決め技もダイナミックでカッコよく、「滞空時間は何秒あるんだろう?」と思うほどでした(笑)。
ルイは王の風格をまとっているような神々しさがあるので、僕もいつかそんな風になれたらいいな、と思いながら演じています(笑)。
佐久間:29人のキャストとスタッフさんたちが一丸となって素敵な作品が作れました。僕らの熱や想いが詰まった作品を早く見ていただきたいです。
希はいつも前向きで明るく、演じていて元気になれるし、落ち込んだ時にも「もっと楽しくやろうぜ」と励ましてくれている感覚です。物事をおもしろがったり、楽しむことの大切さを教えてもらえた気がして、彼と出会えて良かったと思っています。
TAKA:アニメの収録をするのが初めてで、右も左もわからない状態でしたが、初めてがこの作品で良かったです。アニメが始まる前からフットサルの練習や試合をして仲が深まった中での収録だったので、みんなが頼もしかったし、いろいろ助けてもらえました。
蓮は、普段は無口で一匹狼みたいで、一見クールで怖そうな印象を持たれがちですが、実は天然なところもあり、知れば知るほど彼の魅力に引き込まれるんじゃないかな、と思います。
奥山:映像で碧が動いている姿を見て感動しました。そして、僕はフットサル選手ではなく、ちゃんと声優だったんだな、と再確認できました(笑)。
碧は、見た目はかわいいけど、試合では絶対王者のキャプテンらしいリーダーシップやカッコよさもあり、そのギャップが魅力的だなと思います。