人気スマホゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』祝5周年! 2月11日より「ガルパ5周年記念 BanG Dream!×アニメイトワールドフェア2022」&5月21日よりRoseliaコニファーフォレスト2DAYライブ開催! Roselia Vo.湊 友希那役 相羽あいなさんインタビュー
人気スマホゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』(以下、『ガルパ』)は2022年3月に5周年を迎えます。
アニメやキャスト陣がパフォーマンスするライブ、コミカライズなど、多角的に展開する『バンドリ!』 プロジェクトの中核となっており、全世界で累計ユーザー数が2,000万人を超える人気コンテンツである本作。
5周年を祝して2022年2月11日から3月21日まで、アニメイト各店(海外店舗含む)、アニメイト通販、グラッテにて「ガルパ5周年記念 BanG Dream!×アニメイトワールドフェア2022」が開催されます。
当サイトでは、『バンドリ!』プロジェクトのバンド、Roseliaのボーカル・湊 友希那役 を演じ、リアルバンドでも活躍中の相羽あいなさんをお迎えして、これまでの『ガルパ』、そしてRoseliaを振り返りつつ、5月21、22日のコニファーフォレストでのRoselia単独ライブ、今後の目標などうかがいました。
そして「ガルパ5周年記念 BanG Dream!×アニメイトワールドフェア2022」の新グッズもご紹介いただきました。
相羽さんにとって印象深かった出来事やステージとは?
──『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』(以下、『ガルパ』)は2021年3月16日に4周年を迎えましたが、これまでの活動を振り返った感想をお聞かせください。
相羽あいなさん(以下、相羽):声優になったきっかけが友希那だったので、自分の声がスマホゲームで流れるということは大きな出来事でした。そしてRoseliaとしてたくさんライブやイベントをさせていただいて、そのどれもが想いが詰まった大切なステージです。
またこの4年間で友希那自身も最初は人と関わってこなかったけど、いろいろな出会いや出来事を積み重ねていく中で成長していったように、私も一緒に成長できた気がします。
精神的な面だけではなく、人前で歌うこと自体、経験のなかった私が作品やレコーディング、ライブなどを通して、歌に対しての意識も変わっていったし、成長できた気がします。
──これまでRoseliaとしてライブやイベント、フェスなどたくさんのステージをされてきましたが、特に印象深かったものを挙げるとすれば?
相羽:2018年に行われた『ガルパライブ&ガルパーティ!in東京』(1月13、14日・東京ビッグサイト東7・8ホール)で、Afterglowの美竹 蘭としての佐倉綾音さんと初めて歌ったのをはじめ、5バンドが共演できたのが印象深いです。
Pastel*Palettesの彩ちゃん(Vo.丸山 彩役の前島亜美さん)もいて、ハロー、ハッピーワールド!のこころん(Vo.弦巻こころ役の伊藤美来さん)もいて、『ガルパ』の可能性を感じました。
あと2019年に行われたRoselia初の2DAYSのワンマンライブ「Flamme」(8月3日)と「Wasser」(8月4日)も自信になったし、富士急ハイランド・コニファーフォレストでの公演でしたがそれから毎年やらせていただけるようになって。
そして2021年12月11日、12日に初めて名古屋(国際会議場センチュリーホール)でワンマンライブをできたことも嬉しかったです。Roseliaに会いたいという声をたくさんいただきながらもライブができたのはコニファーフォレスト以外ほとんど関東で。
私も関西出身で学生時代に、好きなアーティストのライブがなかなか見られなかったし、「見に行けないのが残念です」という声もたくさんいただいていたので、「みんなに会いに行きたいな」とずっと思っていました。
だから名古屋公演がその一歩になるとメンバー全員で思っていたので嬉しかったですし、「こんなにもたくさんの人が待ってくれていたんだ」と実感して、「もっと頑張ろう!」と思いました。
そしてPoppin’Party(以下、ポピパ)の『BanG Dream! 3rd☆LIVE Sparklin’ PARTY 2017!』(2月5日・東京ドームシティホール)にシークレットゲストとして出演させていただいたのが初ステージでした。
ポピパさんがいなければRoseliaというバンドはなかったと思うし、友希那にとっても香澄ちゃんに救われたと言っていいほど大切な存在で、香澄ちゃんと出会っていなければRoseliaというバンドは崩壊していたかもしれないというストーリーがありました。
そんな流れがある中で、2021年8月21、22日の『BanG Dream! 9th☆LIVE「The Beginning」』でポピパさんと合同ライブが実現して。
香澄ちゃんに助けてもらったというストーリーがあった後というのがタイミング的にピッタリだと思いました。
香澄役の愛美さんにも仲良くしていただいて、お仕事だけでなく、プライベートでもいろいろなことを話せる仲ですが、そういう関係になってから合同ライブができたことで、どんなライブにしたいのか話し合うことができました。
もっと早かったらそこまでできなかったかもしれないし、すべてのタイミングが合致した時にできて良かったと思います。
2017年のデビューからステップアップしていったRoselia。相羽さんのパフォーマンスがアニメに反映も
──Roseliaは2017年4月19日に1stシングル「BLACK SHOUT」リリース後、2018年にアメリカでのイベント出演、2019年2月には日本武道館公演、5月にはPoppin’Party×SILENT SIREN対バンライブ『NO GIRL NO CRY』のゲストアクトとしてメットライフドームのステージに上がるなど、すごいスピード感ですよね。
相羽:『バンドリ!』というコンテンツの持つパワーのすごさと、応援してくださるファンの皆さんの力がなければたどり着けなかったと思います。
例え私たちがいくら「みんなに会いたい」と願っていても、応援してくださったり、ライブに来てくださる方がいなければ成り立ちませんから。ファンの皆さんとスタッフの皆さんに本当に感謝しています。
──Roseliaは『バンドリ!』というコンテンツを超えて、さまざまなフェスでも大きな存在感を放っているところもすごくて。先日の『ANIMAX MUSIX 2021』でも登場した瞬間に会場の雰囲気が変わって、しかも観客全員をRoseliaワールドに引き込んでいました。相羽さんのクールなMCとは打って変わって、ボーカルもメンバーのパフォーマンスも激アツでした。
相羽:ありがとうございます。友希那というキャラの性格付けとRoseliaというバンドが
最初から本格派バンドという設定が大きかったと思います。
ポピパさんのほうがステージ経験も多くて、ソロで音楽活動をされている方もいるバンドなのに、後から登場したRoseliaに「演奏が上手で、本格派バンド」という設定があったので、私もメンバーも「どっしり構えなくちゃ」とか「ブレないように」という意識がありました。
ただRoselia独特の世界観が最初からわかりやすかったので、そのメンバーに友希那がいて、どう演じるか、どうパフォーマンスするのかをイメージしやすかったし、自分たちで世界観を作りやすかったです。
あと私は舞台をやっていたので、ライブのステージを舞台にしようと。ポピパさんのライブに出演させていただいた時も、作中の友希那の雰囲気やオーラをまとって、どっしり構えることをやり続けてきたし、常に意識してきました。
緊張することがあってもいつも平静を装うし、目力の強さやブレない気持ちでやり続けてきたことで、Roseliaや友希那の在り方が確立されてきたのかなと思います。MCでは崩れてしまうこともありますけど(笑)。
──相羽さんの友希那そのもののような立ち振る舞いも観客への印象付けに大きな役割を果たしていると思います。
相羽:当初は私も楽器を持つと聞いていましたが、ボーカルだけになったことで、「自分に何ができるんだろう?」と。意味のあるパフォーマンスや振りを考えるようになりました。
「友希那だったら、ここまで深く考えながら振りを付けるのかな?」って。でもその振りをライブで披露するだけではなく、アニメにも反映していただけたことも嬉しかったです。
映画(劇場版『BanG Dream! FILM LIVE』シリーズ)では振付がフルで再現されていて、「私の振り付けを友希那がやってる!」って。「ここで目線を合わせたい」という部分まで入っていて。
2021年の名古屋公演が「"UNIONS" Road」のライブ初披露でしたが、映画(劇場版『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ:Song I am.』)をご覧になってくださった方は、頭の中でリンクしてくれたみたいで。
振付を友希那がやって、それをみんなが覚えてくれていて、ライブで合致させて感動してくれている様子を見て、喜びに浸れるのは私だけの特権だなと(笑)。
──『カードファイト!! ヴァンガード』など、他作品のタイアップも担当されていることからも、リアルバンドとして認知されているように感じます。
相羽:メンバーは楽器経験者もいたけど、ほとんどは未経験者で、すごく努力し続けていることも知っていて。初期の頃と今ではライブでの演奏も、新曲をマスターする速さも完成度も全然違うのがわかります。
努力してきたことが周りの人に認められて、『バンドリ!』の世界を飛び越えたタイアップのお話をいただけたことは嬉しいです。でも、もっといろいろなことに挑戦したいと思っています。