人気スマホゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』祝5周年! 2月11日より「ガルパ5周年記念 BanG Dream!×アニメイトワールドフェア2022」&5月21日よりRoseliaコニファーフォレスト2DAYライブ開催! Roselia Vo.湊 友希那役 相羽あいなさんインタビュー
友希那、そしてRoseliaは「私を強くしてくれた存在」
──これまで演じてこられた「湊 友希那」と、「Roselia」は、ご自身にとってどんな存在ですか?
相羽:「私を強くしてくれた存在」ですね。いつも友希那にお尻を叩かれている感じがします(笑)。Roseliaというバンドとメンバーと出会って、改めて青春しているような。
元々、プロレスをしていたこともあって、先輩後輩関係が厳しい体育会系にもいたし、割と青春っぽいことはしていたけど、この年齢になってまたみんなと、1つの目標に向かって走る感覚を味わえるなんて、女子高みたいで(笑)。
Roseliaは帰れる場所になったし、気づいたら親同士も仲良くなっていたり、今ではすっかり家族のような。
あと友希那が私を成長させてくれたことも間違いなくて。私が落ち込みそうになると「弱音をはいてる場合じゃないわ。それよりもまず動きなさい」と言われている感じで。デビューの時から一緒だし、彼女の影響も大きいです。
私はクールなキャラじゃないけど、演じていく中で似ている部分も発見できて、私にもクールな面があるかもしれないと新たな面を見つけてくれたのも彼女のおかげかなと思います。逆に友希那が方向音痴なのは私に似てきていると思うこともあったりして(笑)。
私は人と接している時は明るかったり、アホなことを言ったり、1人で家にいる時も結構アホなんですけど(笑)、物の考え方は似ていて、アプローチが違うだけなのかなと。
家でぼそっとつぶやいた時が友希那っぽかったりする面はあったけど、友希那の考え方に近づいているかもしれませんね。仕事などでうまくいかなかった時も「友希那ならくよくよしないはず。私も頑張ろう」と思えるようになりました。
劇場版『BanG Dream! Episode of Roselia』公開は感慨ひとしお。『ガルパ』をプレイすればアニメや楽曲への理解度&楽しさアップ!
──2021年は4周年記念イヤーとして、ライブやイベントなどいろいろな展開がありましたが、劇場版『BanG Dream! Episode of Roselia』が2本に分けて公開されたことも印象深かったのでは?
相羽:皆さんがここまで応援して下さったから映画になったんだと思うと感慨もひとしおでした。Roseliaの結成ストーリーが描かれていますが、『ガルパ』でもRoseliaの結成については詳しく語られています。
でも映像として動きがあることで、想像していたものが目で見ることができたし、よりRoseliaを深く知ることができました。例えば練習風景も映像で見ることで、ホワイトボードに書いてメンバーと話し合うとか、セトリの決め方などもわかって。
そしてやっぱりライブシーンがすごかったです。私は声優として演じているけど、いちファンとしてRoseliaのライブを見ている感覚で。
ステージの演出もすごくて、私たちのライブをしっかり見てくださって、私たちの表情や振り、パフォーマンスに、照明やカメラアングルまでカッコよく描いて下さって感動しました。「これ、カッコいいからライブでもやりたいよね」とメンバーと話したり。
この上映がきっかけで、全国各地で舞台挨拶に行かせていただきましたが、こんなにたくさんの方がRoseliaを知って下さっているんだと再確認しました。「ずっと応援していました」とか「やっと会えました」という反響をいただいて。
ファンの方と直接お会いしたり、お手紙やコメントをいただくと、どれだけの方がRoseliaを知って下さっているのかがわかるし、「もっと頑張ろう!」と前向きに思えるんです。この舞台挨拶で全国いろいろな場所に行きたいなという想いがいっそう強くなりました。舞台挨拶は5人一緒ではなかったので、今度は5人で。
──Roseliaはいろいろな形や媒体で活躍しているので、知ったり、好きになったきっかけはそれぞれ違うでしょうね。
相羽:スマホゲームだったり、アニメだったり、ライブだったり、YouTube、CMで知ったという方もいて。中にはお母さんや娘さんから教わったという家族で応援してくださっている方もいて、親子でライブに行ったり、Roseliaきっかけで親子の会話が増えたとか聞くと嬉しくて。
そういう展開が幅広いのが『バンドリ!』プロジェクトの魅力であり、知っていただく機会をたくさんいただけていることもありがたいです。
──いろいろな展開の中に、入りやすいスマホゲームという軸があるのも特徴ですね。
相羽:『ガルパ』をプレイして、ストーリーがわかったほうが曲への共感度や理解度も上がるんですよね。それはストーリーを元にして曲が作られているし、振付も考えているので。
例えば名古屋公演で披露した「Opera of the wasteland」も約3年前の曲ですが、初めてあこと燐子がゲーム好きで、「手伝ってください」と言われて、5人でゲームをするお話で、その時に友希那が作った曲だったので、たぶん友希那はゲームから何かを受け取っているだろうなと思って、ゲームっぽい振りを入れているんです。
他にも「陽だまりロードナイト」や「Determination Symphony」、「Ringing Bloom」もストーリーを知って曲を聴いてもらえたほうがジーンと来ると思うので、できれば『ガルパ』でストーリーを知ったうえで、Roseliaの曲を聴いていただきたいです。