人気スマホゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』祝5周年! 2月11日より「ガルパ5周年記念 BanG Dream!×アニメイトワールドフェア2022」&5月21日よりRoseliaコニファーフォレスト2DAYライブ開催! Roselia Vo.湊 友希那役 相羽あいなさんインタビュー
Roseliaをレベルアップさせ、ボーカリストとして新しい武器を手に入れた「FIRE BIRD」
──これまでに『ガルパ』で使用された楽曲の中から、特にお気に入りの楽曲や、印象深い楽曲を教えて下さい。
相羽:私たちをレベルアップさせようという想いを確実に受け取ったのは「FIRE BIRD」です。Roseliaだけでなく、これまで『バンドリ!』の曲に関わられているElements Gardenの上松(範康)さんから「あなたたち、頑張ってきたんだからコレできるでしょ? 信じてるよ」みたいなメッセージを感じたし、ゴーサインを出したスタッフさんや音楽チームからの期待を感じました。
これまでも難しい曲やハイキーの曲はいっぱいありましたが、「FIRE BIRD」では曲をもらった瞬間にメンバーそれぞれが課題を突き付けられたような気分でした。
間違いなくヤバい曲でしたし、ライブで初めて聴いた方もきっと驚かれたと思います。この曲を歌えたことで成長させてもらえたし、新たなRoseliaが見えた気がします。
私はRoseliaの活動が始まるまで、本格的な歌の練習や歌唱指導を受けたことがなくて、「ボーカルはうまくなければ」とか「友希那はうまくなければ」というコンプレックスやプレッシャーはずっとありました。
「歌い手として自分の武器って何だろう?」と見つめ直していた頃に「R」や「Sanctuary」などの曲で高い音で伸ばす部分があって、「もしかしたら私の高音域の歌声を高めていこうとしているのかな」と。
そのあたりからレコーディングでも1回地声で歌わせてもらって、「裏声でなくてもいけますね」と言っていただけるようになりました。
「FIRE BIRD」でも「高音域は裏声でもいいよ」と言われましたが、試しに地声で歌ってみたらそのまま歌えて。自分のハイトーンボイスが武器になると明確に気づかせてもらえたし、自信を持てるようになったターニングポイントともいえる曲になりました。
──『ANIMAX MUSIX 2021』の時も相羽さんが次に歌うのが「FIRE BIRD」と紹介した瞬間に、お客さんは声が出せないのにざわつきや熱気のようなものを感じました。
相羽:私も感じました。「みんなこの曲が好きなんだな。嬉しいな」って思いました。あと2021年でいえば、「Sprechchor」で、『ガルパ』でのRoseliaのバンドストーリーの第3章の曲です。
「FIRE BIRD」はバンドとしての技術やステージングの面で一歩前に進めた曲ですが、「Sprechchor」はRoseliaがキャラとしてもバンドとしても一歩進むストーリーで、曲調も今までとは違うミドルテンポで、2021年のRoseliaにとってキーになった曲です。
今後の夢はRoseliaでのツアーと『バンドリ!』7バンドそろってのライブ! 5月にはコニファーフォレスト2DAYS&新曲もリリース!
──2022年3月には『ガルパ』は5周年を迎えます。意気込みや挑戦したいことなどお聞かせ下さい。
相羽:今、『ガルパ』はいろいろなコラボをしたり、カードイラストが動いたりと進化していて、スタッフさんたちの愛を感じます。だから何がしたいというよりも、「これから何が待っているんだろう?」といちユーザーとして楽しみです。「Roseliaも何かコラボあるのかな?」とか。
Roseliaとしてやりたいことであれば、名古屋公演でも言いましたが、ライブがしたいし、全国に行きたいです。どれだけ練習しても、ライブをしないと経験が積めないし、現地に行かないとわからないことも多くて。イヤモニの問題や音も会場によって違いますから。
純粋に経験を求めているので、ツアーに出たいし、全国1カ所でも多く回りたいですし、世界に待っていてくれる人がいるなら行ってライブがしたいです。
『ガルパ』の全バンドと一緒にライブもしたいです。ポピパさんとRAS(RAISE A SUILEN)さんとはご一緒させていただいたことはありますが、2組の合同ライブであれだけ盛り上がるのなら、全バンドが集結したらどうなっちゃうんだろう? って。
あとは劇場版『BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage』の再現をしたいです。すごいパフォーマンスだったので、私たちもアレをリアルにできたら楽しいし、Afterglowと一緒に「競宴Red×Violet」を歌いたいです。
いろいろありますが、次の目標を言えることは幸せなことですね。その目標に向かって頑張れるし、今充実しているなと思います。
──これだけライブを重ねても、もっと経験を積むためにライブがしたいというのは向上心の塊ですね。
相羽:毎回、ライブ後はみんな、反省しかしてないです。他のメンバーのことはほめるのに、自分のことになると口にするのは反省ばかりで。
ライブ後に映像を見ながら反省しながらも、「おっ、〇〇の表情、カッコいいな」や「ここの音いいね」とか、メンバーのファンみたいに(笑)。また会場で経験したことを、次の会場のライブに活かせると思うし、対応力もつくと思うので、もっとライブをしたいです。
──2022年5月21日、22日に、富士急ハイランド・コニファーフォレストにてRoselia単独ライブ『Episode of Roselia』が開催されます。意気込みをお聞かせ下さい。
相羽:名古屋公演の準備と並行して、どんなライブにしようかなと考えていました。セットリストについてもプロデューサーと「これでいきたいですよね」と既に話していたり、メンバーからも話題がちょこちょこ出るくらい、楽しみです。
そのライブに先駆けて5月18日にシングルをリリースしますが、HPに「『FIRE BIRD』のその先へ」と書かれているということは……どうなるんでしょうか? その言葉を聞いた時、嬉しい気持ちと超えなければいけないというプレッシャーもありました。超える曲ということは私たちも今の自分たちを超えなくてはいけないですから。
音楽チームの本気を感じているし、私たちがこの曲で「『FIRE BIRD』のその先へ」行けるのか楽しみです。Roseliaにとって、熱い5月になりそうですし、皆さんと燃え上がりたいです。