『ハイキュー!!』日向翔陽(ひなたしょうよう)解説&情報まとめ!“小さな巨人”に憧れる少年が本物の巨人に成長していく……!
天然煽て上手なチームのマスコット的存在
日向はコミュニケーション力が高く、思ったことはすぐに口にする、猪突猛進な性格です。仲間でもライバルでもすごいと思ったら素直に賞賛するため、月島のようなひねくれ者以外とはすぐに打ち解け、友達になってしまいます。
空回りすることも多いものの、年上に対しても屈託なく接し、時には他校の監督やコーチの懐に潜り込む日向。音駒高校のセッター・孤爪や梟谷の木兎など、様々なタイプと仲が良く、成長のためのヒントをもらうことも。
高校卒業後の武者修行においても現地の選手たちやルームメイトと打ち解け、日本への帰国後も交流が続いている様子が描かれています。
“小さな巨人”同士の対決
常に自分より大きな相手と戦ってきた日向ですが、全国大会準々決勝では“現在の小さな巨人”、鴎台高校の星海と対峙します。どちらのチームも、160cm台の身長ながら空中戦に長けている日向・星海の攻撃で対戦相手を翻弄してきました。しかし、チームメイトであると同時にライバルとして切磋琢磨してきたメンバーは驚くことなく冷静に対処。かつての小さな巨人・宇内が観客席で見守る中、ハイレベルな試合を繰り広げます。
試合が進む中で、選手としては身長が低いという共通点があっても、戦い方や強さは違うと気付く日向と星海。彼らの戦いは、同じように低身長で戦っていた宇内や鷲匠監督をも奮い立たせます。
しかし、両チーム一歩も引かない戦いを繰り広げていた第3セット中盤、日向は39度を超える熱を出して退場することに。決着を前にコートを去る日向に、星海は「お前を待っている」と告げます。
卒業後はビーチバレーで武者修行
高校を出た後、日向はさらなる成長を目指してビーチバレーでの武者修行を希望します。鷲匠監督のサポートを受け、2年間の期限付きでブラジルへ。
異国での生活、コートと違う砂の上でのプレーに戸惑う日向の前に、憧れの選手のもとで学ぶためにアルゼンチンリーグに入った及川が現れます。その流れで時折一緒にビーチバレーをするようになった日向と及川。何度かの挑戦を経て地元の強敵との勝負を制し、及川とも再びバレーの試合をすることを約束して別れます。
ビーチバレーのプロとの試合にも参加しながら技術を磨いた日向は、日本に帰ってMSBYブラックジャックの一員となります。
日向のデビュー戦は中学以来となる影山との公式試合。さらに、影山のチームメイトとなっていた星海との再戦も果たすことになりました。
オールラウンダーに近いオポジットとして起用された日向は、ビーチバレーで向上した技術とメンタルを見せつけます。もちろん成長したのはMSBYブラックジャック、シュヴァイデンアドラーズで活躍するライバルたちも同じ。世界に通用する選手が揃った白熱の試合を繰り広げます。
また、2020年のオリンピックでは日本代表として再び影山とタッグを組みます。その後も切磋琢磨し合いながら挑戦し続ける様子が描かれています。
アニメで日向を演じるのは村瀬歩さん
日向の声優は村瀬歩さん。1988年12月14日生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身です。
女性や幼い少年役までこなせる声域を活かし、『Dr.STONE』の銀狼、『魔入りました!入間くん』の鈴木入間、『アイドルマスターsideM』の姫野かのんなど、様々なキャラクターを演じています。
素人同然の状態から世界へと羽ばたいた日向翔陽。丁寧に描かれた彼の努力や試合の面白さを、漫画やアニメで味わってみてはいかがでしょうか。