【今の“オタクに優しいギャル界”の最高到達点】『その着せ替え人形は恋をする』喜多川海夢が可愛すぎるのでその可愛さの秘密を自分なりに考えたらオタクの夢を見てしまった
喜多川海夢のここが可愛い!
さて、ギャル論が長くなってしまいましたが、ここからは本題の喜多川海夢の魅力について考えていきましょう。
大前提として、喜多川海夢が好かれている理由は、前述した「オタクに優しいギャル」というムーブメント的な属性もありますが、それ以外の魅力もたくさん持ち合わせています。
顔がいい
いきなり身も蓋もない話ですが、なんといっても顔がいいのです。まるで少女漫画のようなまつ毛がバサバサでくりっとした大きな目、小顔であどけない表情も大人っぽい表情も見せる小悪魔な顔つき、意外と口は大きくて元気いっぱいな様子も見て取れる……。
作品内でも美人として描かれていますが、現実の我々から見ても可愛い。
これは男性 or 女性キャラクターのどちらにも言えますが、顔がいいは正義なのです!
しかも、綺麗な顔立ちをしているのにギャグっぽい顔をしたり、真面目に凛々しい顔をしたりといろんなギャップが見て取れるのが大変に素晴らしいのです。
アニメや漫画の第1話だけでも、ナンパされて「オメーがねぇわ」と怖い表情をしたり、「自分の気持ちは自分の為に言わなきゃダメだよ」と真剣な表情で諭したり、「ごじょー君ミシン出来る人なの!?」と驚いたり、「コスしたくて作ったの!」と涙目ながら笑顔になったり……。いろんな感情変化が見て取れる良い表情がとても多いのです。
行動力に反して抜けてたりスキがある
喜多川海夢は驚くほどの行動力がありますが、それに反して意外と抜けている一面も。自分でコスプレ衣装を作ってみたのにかなりの不器用だったり、住所を調べて休日に主人公の家に着て水着姿になっちゃったり、無防備にもほどがあります!
でもそんなスキのあるところが可愛いのです。ガチガチに完璧な人よりも、どこかスキがあって親近感のある人のほうが可愛く見えちゃうときってありますよね。そんなギャップに惚れてしまうのです。
オタクである
ここは外せないポイントですね! 喜多川海夢は、やばいレベルでオタクなのでとても親近感があります。しかも、作品への愛が素晴らしい!
外見はギャルだけど、中身は我々と同じオタクであるというのは最大の可愛いポイントです。
ちょっと愛が深すぎるときもありますが、それもそれでよい……。
コスプレをしたときの変身具合
喜多川海夢の普段の様子は何度もお伝えしたとおりですが、コスプレをしたときはまるで別人になったような表情を見せます。
主人公の五条新菜も、その様子に何度も目を奪われてしまいます。
同じ女の子なのに、何度も何度も違う一面を見せてくれる。そんなの、好きになっちゃうじゃないか……!
つまり、ギャップが可愛い!
ここまで読んでくださった方はお分かりかとかと思いますが、喜多川海夢の魅力はギャップにつきます。
「オタクに優しいギャル」というのもある種のギャップであり、なおかつ『着せ恋』の喜多川海夢には複合的なギャップがてんこ盛りに詰め込まれているのです。
だからこそ、見ているこちらは飽きることなく何度だって喜多川海夢を見ることができるし、何度だって喜多川海夢に恋をするのです。
しかも、登場人物のすべてが喜多川海夢のことが好きなのも素敵なポイントです。
この作品に登場するキャラクターで嫌なキャラクターは、第1話に登場した喜多川海夢をナンパした男くらいで、なんとみんないいヤツすぎるのです。
そんな優しい空間で伸び伸びと活躍する喜多川海夢。彼女の頑張る姿は、私達に元気を与えてくれます。
次に見せる喜多川海夢はどんな表情をするのか。今後も喜多川海夢の可愛さについて考えていきたい所存です。
[文/石橋悠]
TVアニメ「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」作品情報
■イントロダクション
雛人形の顔を作る、「頭師(かしらし)」を目指す男子高校生・五条新菜(わかな)。
真面目で雛人形作りに一途な反面、同世代の流行には疎く、中々クラスに馴染めずにいる。
そんな新菜にとって、いつもクラスの輪の中心にいる人気者・喜多川海夢(まりん)はまるで別世界の住人。
けれどある日、思わぬことをきっかけに、海夢と秘密を共有することになって……!?
決して交わるはずのなかった2人の世界が、動き出す――!
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豪華スタッフが贈る、コスキュン♡ ストーリー!
■スタッフ
原作:福田晋一(掲載 「ヤングガンガン」スクウェア・エニックス刊)
監督:篠原啓輔
シリーズ構成・脚本:冨田頼子
キャラクターデザイン・総作画監督:石田一将
音楽:中塚武
音響監督:藤田亜紀子
制作:CloverWorks
■キャスト
喜多川海夢:直田姫奈
五条新菜:石毛翔弥
原作情報
『その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする』
原作:福田晋一(掲載「ヤングガンガン」スクウェア・エニックス刊)
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