冬アニメ『進撃の巨人 The Final Season』戦鎚の巨人(せんついのきょじん)の情報を一挙にご紹介! タイバー家の役割・レベリオ区演説についての解説付き
現在放送中のTVアニメ『進撃の巨人 The Final Season』Part 2ではエレンが進撃の巨人、始祖の巨人に加えて戦鎚の巨人も継承しました。硬質な結晶は防護的な使い方だけでなく、格闘の攻撃威力も増すことができます。
本記事ではそんな戦鎚の巨人の特性、継承順、各継承の経緯、活躍シーンなどの情報をまとめてご紹介! さらに、戦鎚の巨人を代々受け継いできたタイバー家について解説します。
目次
- 戦鎚の巨人の基本特性
- 戦鎚の巨人の継承者
- ラーラ→エレンの継承経緯
- そもそもタイバー家って?
- レベリオ区演説の意味(コミックス25巻100話)
- 戦鎚の巨人の活躍シーン
- エレンの新たな武器となった戦鎚の巨人の使い方に注目!
戦鎚の巨人の基本特性
硬質物の創造
硬質な素材で物質を作り出すことが出来ます。巨人の体やハンマー、剣山のような巨大な針なども創造し戦います。本体(巨人の中の人)と物質が繋がっていれば自由に操ることが可能です。
戦鎚の巨人の継承者
ユミル・フリッツ(始祖ユミル)
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ラーラ・タイバー(マーレ)
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エレン・イェーガー(パラディ島)
ラーラ→エレンの継承経緯
ラーラはタイバー家の現当主・ヴィリー・タイバーの妹で、普段は大人しくメイドをしています。
兄・ヴィリーがマーレ国レベリオ区にて世界へ向けた演説を話していると…エレンが進撃の巨人を発動させて襲撃してきました。ラーラは戦鎚の巨人となり進撃の巨人と戦います。
戦鎚の巨人は硬質なハンマーや剣山を作り優勢。エレンは戦鎚の巨人のうなじを潰しても立ち上がることに疑問を抱き、戦鎚の巨人の強みを暴いてしまいます。戦鎚の巨人の強みとは、本体(巨人の中の人)を硬質な結晶で多い地下に潜み戦うことができることです。
本体の結晶を発見した進撃の巨人は、顎の巨人の屈強な顎の力を使って本体の結晶を噛み砕かせます。砕かれた硬質な結晶とラーラの血液を飲み込み、エレンは戦鎚の巨人を継承し、進撃の巨人、始祖の巨人と3つの巨人の力を手に入れました。
そもそもタイバー家って?
タイバー家はエルディア帝国の元貴族で救世主の末裔と呼ばれ、エルディア人ですがマーレ人と同等かそれ以上の扱いをマーレにしてもらっています。戦鎚の巨人は代々タイバー家で受け継いできました。
タイバー家の現当主はヴィリー・タイバーで、レベリオ区にて他国に演説した人です。世界的に顔が広く交流をしており、外交の役割を担っています。
レベリオ区演説の意味(コミックス25巻100話)
ヴィリーはフリッツ王の平和を願う思想を話し、平和が保たれマーレが優勢に立てたのはフリッツ王のおかげであるとフリッツ王の名誉を持ち上げます。全てフリッツ王のお膳立ての元にマーレや他国は地鳴らしが起きずに平和でいられたと伝えました。
そしてフリッツ王の平和意思は王家の血筋によって始祖の巨人と共に守られて来ましたが、エレンに始祖の巨人を強奪されたことによって現在平和が脅かされていると演説します。死にたくないならば一緒に戦って欲しいと伝えることで、他国の敵意識をエレン1人に絞る作戦でした。
もともと、地鳴らしの脅威は各国共通の問題です。ヴィリーの演説により他国の意識は平和を奪い、地鳴らしを発動させる危険人物・エレン1人へと焦点が絞られました。
戦鎚の巨人の活躍シーン
The Final Season 第65話
硬質化でハンマー、剣、巨人の体を作り操りながら戦います。今までの格闘戦とは一味違う見たことのない技に進撃の巨人は苦戦を強いられました。
パラディ島より到着した調査兵団たちに見守られつつ、ミカサが戦鎚の巨人の気をひきます。エレンは戦鎚の巨人が地下から伸びてきていることに気がつき喰らおうとしますが、顎の巨人に邪魔されて…手に汗握る展開です!
The Final Season 第76話
エレンの進撃の巨人、始祖の巨人に加えて新たな脅威となった戦鎚の巨人の力。ラーラのように防具は作らず、手を硬質化し破壊的な握力と重いパンチを武器にします。
さらに背中とお腹から出る太い剣山で鎧の巨人と顎の巨人を串刺しにしてしまい、窮地に追い込まれます。体から切り離してしまうと操ることができないため、剣山を使って鎧の巨人から攻め入られてしまい…
エレンの新たな武器となった戦鎚の巨人の使い方に注目!
戦鎚の巨人は初登場早々にエレンに継承されてしまいました。今後は取り込まれた戦鎚の巨人の力をどのように使うかに注目するとより楽しめるはずです。
進撃の巨人の格闘技を補佐する硬質な手や身を守るための剣山など。目を光らせた時に発動されるドキドキ感を味わいましょう!
【文/杉村美奈】