絶望感と多幸感の隣り合わせがすごい!冬アニメ『プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2』マコト役・小松未可子さん インタビュー【連載第6回】
Cygamesが贈るアニメRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』(以下、『プリコネR』)。そのアニメ第2期となる『プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2』(以下、第2期)が好評放送中です。
序盤から第1期には登場しなかったギルドが次々と登場して盛り上がりをみせている第2期。2話構成のエピソードとなった第4話、第5話には獣人(ビースト)族のギルドである【自警団(カォン)】が初登場。カスミのシャドウ(キーリ)が出てくるなど、シリアスな部分にも踏み込んだ見応え充分の内容となりました。
アニメ第2期の放送を記念して、アニメイトタイムズでは毎週スタッフやキャストへのインタビューを実施。第6回に登場するのは、【自警団(カォン)】のメンバーであるマコト役の小松未可子さん。アニメ初登場の心境から、実際に映像を見た感想、マコトを演じる上で意識したことなど、たっぷりお話を伺いました。
登場シーンから格好良くて、あの技はこんなにすごい威力なんだ! と思いました
――待望の【自警団(カォン)】がアニメ初登場となりました。まずは、第2期に登場すると聞いた時の気持ちからお聞かせください。
マコト役・小松未可子さん(以下、小松):すごく嬉しかったです。ゲームの収録はずっとやっていて、ゲーム内でのアニメシーンを録ったことはありましたが、やっぱり(フルで)動いている彼女たちを見られることが一番楽しみでした。
――ゲームも“アニメRPG”と謳っているように、アニメシーンは多数出てきますが、やっぱり違いますよね。
小松:そうですね。ゲーム内のアニメは戦闘シーンをメインにしていることが多いですし。今回も戦闘やアクションシーンはありますが、日常的な絡みをする彼女たちをアニメで見られたのはすごく嬉しかったです。動いている姿に感動ひとしおでした。
――そんな第4話と第5話は、2話構成での深い物語が展開されました。台本を読んだ時の感想はいかがでしたか?
小松:登場の仕方からして、(【自警団(カォン)】のメンバーは)なんて頼りになる人たちなんだ!と思いました。それに、初めて声をかけるシーンって普段のアフレコでも一番緊張するんですが、ユウキくんに声をかける瞬間はある意味いつも通りの雰囲気だったので安心感がありましたね。
ゲームだと、主人公との絡みは、自分で受け答えを代弁してプレイヤーの皆さんに伝えているような感覚があるんです。それが今回初めてユウキくん(主人公)と掛け合えた感覚といいますか、やっと出会えた感覚もあって。これがあの、みんなの大好きなアニメ『プリコネR』でのユウキくんなんだと(笑)。
――アニメのユウキやゲームの主人公に対しては、どのような印象を持っていたのですか?
小松:ゲームの収録だとほかの皆さんと会うことはほとんどないんですけど、別の現場で何年か前に阿部さん(ユウキ役の阿部敦さん)と一緒になった時、「ガチャ引いてよ」と言われたのがファーストインプレッションでした。そこで初めて阿部さんと『プリコネR』の話をしたんです。
そこから時を経て、アニメでユウキくんが皆さんの前に現れた時の反応は私も耳にしていて、ゲームとはまたちょっと違う印象なのかなって感じていました。私自身、前身のゲームからずっと関わっていたこともあって、その頃からの思い出と交錯するというか、その頃のことがちょっと匂う瞬間もあったのが、個人的には感動したポイントのひとつでもありましたね。
――確かに、前作から考えるとかなり長い付き合いですからね。
小松:たぶん7〜8年ぐらい経っているんじゃないかな。
※前作『プリンセスコネクト!』は2015年2月18日リリース
――具体的な内容に話を戻すと、マコトは登場シーンから格好良かったですね。
小松:そうなんですよ。一番好きなポイントでもあるのですが、ゲームで何回も言ってきた「ウルフェンバイト」がこんなに格好いいんだ! って。登場シーンからかましてくれて、崖を一刀両断しますからね。技の威力がここまでだとは思っていなかったです(笑)。
※「ウルフェンバイト」はゲームにおけるマコトのUB(ユニオンバースト。いわゆる必殺技のようなもの)
――自分もゲームをプレイしていますからUBがアニメで見られるのは嬉しかったですし、ダイナミックな動きや迫力がすごかったです。
小松:脳内で描いていた以上の世界が広がっていました。