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TVアニメ『テスラノート』BDBOX発売記念・小原好美インタビュー

世紀の発明品「テスラの欠片」を巡るスパイアクションアニメ『テスラノート』のBlu-ray BOXが発売! 主人公の根来牡丹役・小原好美さんインタビュー

印象的だった母役・能登麻美子さんとの共演。Mr. D役・古谷徹さんとの掛け合いもいい経験に

――全話を通じて、印象深いシーンを挙げるとすればどこでしょうか?

小原:第8話です。それまで描かれていなかった牡丹の家族のことなど、バックボーンが見えた回で、両親も娘を大切に思っていたことも分かって、いい意味で感情を持っていかれました。

台本をいただいた時は、両親をどなたが演じられるのかは知らず、オンエアを見たときに事務所の大先輩である能登(麻美子)さんがお母さん役を担当されたことを初めて知りました。これまで能登さんとは事務所でちょこちょこお会いしたことはありましたが、共演させていただくのは今回が初めてなんです。

私が事務所に所属する前に見学させていただいた作品で初めてお会いして、その後「いつか共演したいですね」と話していましたが、なかなか実現せずだったので、一緒に収録することは叶いませんでしたが、オンエアで母娘役を演じられたことを知った時はすごく嬉しかったですし、とても思い出深いです。

そして最終回でやっとお父さんの声が聞けて、小野大輔さんが演じられていたのでビックリしました。イケボのお二人から生まれた子だったんだと(笑)。

クルマとの掛け合いも毎回楽しくて好きでした。

――印象的だったといえば、ミッキーが格言っぽいことを言うシーンも面白かったです。

小原:あの2行のセリフは、収録の時から意味が分からなかったです(笑)。そんな疑問さえも吹き飛ばしてしまうようなドヤ感がいいですし、回を重ねるごとにクセになっている自分がいて、言いそうで言わなかった時は寂しくなりました。

言われた牡丹やクルマ、隆之助の目が点になるのも面白いし、「何言ってるんだろう?」と率直に言う牡丹に、クルマが「いいから触れるな」というやり取りも楽しかったです。

スパイのシリアスな面に、コミカルさでいいバランスを取ってくれたと思います。どういう経緯で、あの2行のセリフが生み出されたのか気になります(笑)。

――隆之助とCIAのオリバーが二重スパイをしていて、その過去が明かされた時も衝撃的でした。

小原:脚本は1話の収録前から全部いただいていたので、流れは何となく分かっていましたが、先の展開を知ってしまうとお芝居も変わってしまいそうだったので、衝撃的な部分はあえて見ないようにしていました。

2人が真の仲間ではなく、目的があって潜り込んでいたと分かった時はショックでした。でも牡丹と関わったからか、敵になりきれない2人は愛おしく思えたし、やっぱり人間なんだな、と。寂しくもあったけれど、2人の人間味が見えた気がして、嬉しさも感じました。

――古谷徹さん演じる、Mr. Dも個性的なキャラでした。

小原:まさかタキシード仮面を演じられた方とご一緒できるとは思いませんでした(笑)。

人類の危機に直面するという緊張感の中で戦った、最終回の小型飛行機でのシーンは貴重な経験になりました。

非情な性格なのに、どこか可愛らしささえも感じる、絶妙なMr. Dを見てすごさを痛感しました。Mr. Dもどなたが演じられるのかを知らなかったので、知った時は震えましたし、「青二(プロダクション)さん、恐ろしい」と思いましたね(笑)。

(C)西田征史・久保忠佳・三宮宏太・講談社/ミッションT
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