アニメのモニカは日頃の鬱憤を発散!?『プリコネR』でしか見ることができない感情とは? 冬アニメ『プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2』モニカ役・辻あゆみさん インタビュー【連載第7回】
いつかモニカの戦闘シーンや変身した姿もアニメで見てみたいです
――コミカルなところに加えて、この話数のもうひとつの見どころとなっていたのがリビングメイル出現のシーンです。【NIGHTMARE】の活躍も見られましたが、このあたりの印象もお聞かせください。
辻:クリスティーナさんが最終的にはむちゃくちゃジュンさんのことを信じていて、仲間を信じる心の強さを感じました。それに、ひとつのギルドだけをピックアップするのではなく、その裏ではこういう世界線があって……という見せ方がとても素敵ですよね。
ゲームをプレイしている身からすると、たくさんキャラクターを見たいわけですよ。だから、モニカたちのAルートの裏で起こっていたBルートも見られると、日常を垣間見ている気持ちになってすごく楽しかったです。ゲームのイベントだと、どうしても出ているメンバーしか見えないですからね。アニメで裏も見せてもらえたのは感激できるポイントでした。
――細部まで見ていると、気になるポイントもいろいろありますからね。
辻:そうなんです。ちょこちょこ出てくる蝶はネネカなのかな?とか、あのたい焼きはタマキが焼いたのかな?とか。そういう想像が楽しめるのは本当に素晴らしいところだなと、いちファンとして思います。
――そういうところにも、制作陣の『プリコネR』への愛が溢れているなと。
辻:だから、第1期も見直したらもしかしたら自分のキャラやギルドを匂わせるものがあったのではないかと思って。第2期が終わったら、そういう伏線回収のためにもう1周しようと思っています(笑)。
――特定のシーンや話数に限ったことではないですが、戦闘シーンの迫力や動きもすごいですよね。
辻:戦闘シーンすごいですよね! 今回の話数ではトモちゃんたちが戦っていましたけど、スピード感がすごかったです。モニカもゲームでせっかく☆6になって新しい技(UB)をいただきましたので、アニメでお披露目できる機会があればいいなと思います。
――アニメでこんな姿や表情をみてみたい、といった希望はありますか?
辻:次に登場する時は魔法少女の人たちとアニメでもご一緒できたら嬉しいです。最近は(魔法少女に変身する)人数が増えちゃって、ちゃんとモニカが活躍できるか心配ですけど、できればアニメ本編でやって欲しいですね。
――魔法少女シリーズをいつかアニメで見てみたいと思っている人は多そうです。
辻:実は『神撃のバハムート』の10周年記念生放送で、木村さんに魔法提督ラブリー★モニカをアニメ化してもらえるとの言質をもらったので、楽しみにしているんです。それが『プリコネR』でのことになるかはわからないですし、100年後かもしれないですけどね(笑)。
※魔法提督ラブリー★モニカは『神撃のバハムート』で最初に登場し、その後ほかのコンテンツにも登場している。
※『プリコネR』では、ストーリーイベント「魔法提督ラブリー★モニカ レッツゴー!マジカルカルテット!」に登場。モニカは魔法生物モーラ(CV.辻あゆみ)と契約して魔法提督ラブリー★モニカ(いわゆる魔法少女)に変身する。
――好きなシーンをたっぷり語っていただきましたが、演じる立場としてでも親目線でも構いませんので、改めてモニカの魅力はどういったところだと感じていますか?
辻:声を当てている人間が言うのもなんですけど、とにかく可愛いですよね。見た目や行動、怒り方、仕草、全てにおいていじりたくなる、マスコットみたいなキャラクターだなと思っています。その子が一所懸命に問題児たちをまとめようとする様は、子供が子供の世話をしている感じもして愛おしいです。どうしても親目線になっちゃいますね(笑)。
――先ほどクウカの話は出ましたが、そのほかのギルドメンバーのアニメでの印象はいかがでしたか?
辻:ユキくんは相変わらず自分に見惚れていて、ナルシスト全開でいてくれて安心しました。ニノンはもうちょっと自重してくれと(笑)。ゲームよりもはっちゃけていて、まとめ上げる身としては一番の問題児かなと思っています。
――ニノンは反省せずに色々やらかしますからね。
辻:ほんとそうなんですよ! もっと言ってください(笑)。ゲームではキャラクターが増えているギルドもいますので、ぜひともうちのギルドにお世話役をいただきたいなと思います。問題児はもう大丈夫です(笑)。
――そして、モニカとの直接の絡みはなかったですが、第2期でも毎話登場しているのがアユミです。
辻:アユミはずるいですよね。(ゲームの)イベントでも美味しいところをもっていくのはアユミだったりするんですよ。モニカは苦労して苦労して苦労して、やっと報われるかどうかってところなのに、こそこそっとおいしいところを持っていくのは羨ましいなと思います(笑)。