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アニメ『着せ恋』海夢役・直田姫奈×新菜役・石毛翔弥が第6話までの物語を振り返る!/インタビュー

TVアニメ『その着せ替え人形は恋をする』喜多川海夢役・直田姫奈さん×五条新菜役・石毛翔弥さんが第6話までの物語を振り返る|衣装を作り始めて気づく、コスプレの魅力とは?

新キャラクター紗寿叶と心寿が登場!2人のアフレコでの様子は?

――映像を見た上で好きなシーンを教えてください。

直田:まず第1話はラストの「なんですって?」が最高でしたよね。あそこに全部持っていかれましたから(笑)。

石毛:僕はその少し前の「めっちゃ、キレーじゃん・・・っ!」のところが好きでした。

――特徴的な言い方でしたよね。新菜がコスプレの衣装を作ってくれることになったときの喜び方もすごくかわいかったです。

直田:あそこはアドリブでした。やってくださいと言われて「かしこまりましたー!」と飛び跳ねる演技をさせてもらったんです。でもそこも原作にはあるシーンですし、台本上でセリフが省かれていることもあるんですけど、そういうときは原作を読みながら、アドリブで足していくこともありました。

――ほかのシーンでもアドリブなどはありましたか?

石毛:僕も第3話のラーメン屋を出たところで「ヌル女」(※海夢がコスプレをしたキャラクター・雫が登場する美少女ゲームのタイトル)のことを話すシーンは、台本上ではアドリブだったんです。でも原作を読んで、そのセリフをまとめた感じでしゃべったりしていました。

直田:「ヌル女」に関しても、結構原作よりも詳しい設定をいただいているんですよ。完成した映像ではそんなに目立って聞こえないんですけど、実はアフレコではしっかりしゃべっていたんです。なので、そこもちゃんと言うんだ!って印象がすごくあったので、攻めているアニメだなとは思いました(笑)。

――第3話のラーメン屋のシーンでいうと池袋の描き方もリアルだったので、行ってみたいと思いました。

直田:その回の肉巻きおにぎりも超美味しそうだったじゃないですか! このアニメはご飯が美味しそうに描かれているんですけど、ちょうどアフレコが夜だったんです。だからお腹がいつも鳴っていたんですよね。めっちゃ鳴ってましたよね?

石毛:鳴ってました。日によってどっちかが鳴るっていう(笑)。

直田:そういうときに限って、美味しそうなご飯を海夢ちゃんたちが食べているから「食べたい!」って言っていました。

石毛:結構頻繁に美味しそうなご飯が出てくるアニメなんですよね。この先の話数でも、アフレコ最中にご飯の話をしたときがありました。

直田:あったあった。


――細かいところも本当に丁寧に描かれていますよね。

直田:あと、第6話までだと、まだ心寿ちゃんが出てきていないんですよね。ジュジュ(※紗寿叶のコスネーム)様だけで。

石毛:ジュジュ様といえば、初っ端、ジュジュ様が家に来てシャワーを浴びて出てきて、お互い見合ったあと「うわー」と叫ぶところがあったんですけど、あそこはユニゾンできて、個人的に嬉しかったです(笑)。種﨑さんともこの現場がはじめましてだったんですけど、一緒に収録できたからこその成果でした(笑)。

直田:打ち合わせしたのかな?ってくらいぴったりでした! ジュジュ様が登場したことで、ごじょー君とは違うテンポのツッコミが来るんですよ。それが演じていて気持ち良かったです。

石毛:種﨑さんがとにかく素晴らしいんです!

直田:第5話まではゆっくりと物語が進んできたんですけど、ここからぐんぐんと進んでいくので、スピード感が変わったのは、演じていても面白かったです。

石毛:対五条くんとは違う温度感でしたからね。でも、あのジュジュ様がちょっと海夢に圧倒されているのも面白かった。

直田:そうそう。海夢ちゃんは負けないんですよね(笑)。ぐいぐいぐいぐいいっちゃうから。でも、ごじょー君も変わりますからね!

石毛:周りに影響されて、明るくなったし、もっと柔らかくなった感じがします。

直田:あと、対等にしゃべってくれるようになったなぁって感じたので。

――それは、海夢が好きになっちゃったというのもあるかもしれないですね。

直田:ごじょー君はさらさら気づいてないですけどね(笑)。ごじょー君に恋心が芽生えているのかもわからないし。

――確かに。基本「自分なんて…」という性格ですからね…。映像面では少し過激な描写もありますよね。ラジオでも親と一緒に見て大丈夫なのかという話が出ていましたが。

直田:全部原作を再現しちゃってますからね……(笑)。

石毛:第5話も、僕はあんなに(胸が)ぽよんぽよんになるとは思っていませんでしたから(笑)。

直田:確かに! あそこまでやるんだ!って。汗の溜まり具合とか、そこまで溜まる?みたいな。

石毛:正直想像を超えていましたよね(笑)。

直田:超えていました。ラジオで、第5話は親と見ても100%大丈夫と言っちゃったんですけど、全然100%じゃないでしょって声がツイッターでも上がっていました(笑)。でも弁明すると、あれは単なる熱中症対策なので! 声は出ているけど、私はただただ肩を揉まれて気持ちいいくらいの声なので、勘違いしないでよね!って感じです(笑)。

――想像するほうがいやらしい!

石毛:熱中症対策といえば、前半のシーンでコスイベ会場に着いたときに胸を何回も持ち上げていたのは、熱中症でも何でもないですからね!(笑)

直田:海夢ちゃんは乳袋がこだわりだから、見てほしかったんでしょうね(笑)。でも、そこもいやらしい感じじゃなくピュアな感じで見られるところは『着せ恋』のいいところなのかなって思います。何であんなにかわいらしく、結論「奇麗でした」で終われるのかが不思議な世界観なんですよ。

石毛:なんか健康的なんですよね。

――少し新キャラについても話したいのですが、紗寿叶と心寿の印象をお聞かせください?

石毛:好きなことに対しての思いというのは共通してあって、心寿ちゃんは五条くんと似たような葛藤があるんです。それがどうほぐれていくのかはこれから楽しみにしてほしいところです。ジュジュ様もツンツンしているけど、決して他者を否定するのではなく周りを受け入れていく子なのでから、そういうところも含めて魅力的だなと思います。

――紗寿叶も、最初は海夢のことが嫌いなのかな?って感じで出てくるけど、誤解だとすぐに気づいて謝っていました。

直田:そうそう! いい子だな!ってなりますよね。心寿ちゃんに関しては、ごじょー君が一皮むけるきっかけというか。今までは手を差し伸べられてきた側だったけど、ちょっと変わったなというところが見られるので、心寿ちゃんとごじょー君のやり取りは、結構見どころになってくると個人的には思っています!

――紗寿叶もぴったりでしたが、羊宮さんの心寿の声もすごく合っているんじゃないかと予想しているのですが、いかがでしたか?

直田:めっちゃかわいかったです! 羊宮さんは……もう心寿ちゃんでしたよね?

石毛:うん、まんまでしたね!

直田:アフレコでは種﨑さんと羊宮さんが並んで座っていたんですけど、初めて会ったのかはわからないんですが、もう姉妹でした(笑)。

石毛:そこもまんまでした。

直田:羊宮さんはめっちゃ真面目で、疑問に思ったことを一番最初に聞く相手が種﨑さんだったんですよ。それに対して種﨑さんから羊宮さんに手を差し伸べる様子が、これは姉妹だって思って見ていました。

石毛:そのやり取りも和やかで良いんですよね。雰囲気が柔らかくて。

直田:二人の空気感がいいんです!


――そんな2人の登場に、ちょっとだけジェラシーを感じる海夢なんかも見られたらいいのかなと思います。

直田:そんな乙女な感情が出てくるところがちょっとあるかもしれないですね。新しい表情も見られると思うので、お楽しみに!

(C)福田晋一/SQUARE ENIX·「着せ恋」製作委員会
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