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春アニメ『SPY×FAMILY』知っていると、より作品を楽しめる注目ポイントをご紹介!

春アニメ『SPY×FAMILY』放送まであと少し──こんな所にもこだわりが!? 知っていると、より作品を楽しめる注目ポイントをご紹介!

 

注目ポイント2 登場する動物に注目!

「ボンド」のモデルとなった犬種

 
単行本4巻
【裏地】
犬さん誕生秘話を登場キャラ(フランキー&犬のボンド)がコマ風で紹介がされています。

初期設定の時点から既に“犬”が仲間になる事は決まっていた模様。今の「ボンド」になるまで先生は沢山描いたのでしょう、いくつか犬のデッサンが載っています。そして最終形態となったボンドに行き着いた時、遠藤先生は“グレートピレニーズ”という犬を見ながら描いたそうです。

 

実は猫派

単行本4巻
【表紙カバー】
単行本の表紙カバーに遠藤先生のコメント「猫派ですが、犬も可愛いですね。」とあります。ふとした所で先生の声を見つけるのも楽しみなポイントの1つです。8巻までに猫が登場する場面はありますが、まだボンドに次ぐメインの動物は現れていません。猫派である遠藤先生が、作品に猫を登場させるのか……。そういった点に注目してみるのも面白いかもしれません。

 

その3 アーニャに注目!

アーニャが持っているぬいぐるみ

 
単行本2巻
【裏地】
遠藤先生による描きおろしでアーニャのお気に入り一覧が描かれています。その中の1つぬいぐるみの「きめらさん」について。

アーニャとロイドの初対面のシーンから「きめらさん」は登場していました。一見ライオンのようにも見えるのですが、名前の通りただのライオンではなくキメラのぬいぐるみ。ちなみにキメラとはギリシア神話に登場する「キマイラ」に由来し、ライオンの頭と山羊の胴体、蛇もしくは竜の尻尾を持つ怪物です。

表紙にもアーニャの隣にそのぬいぐるみが座っており、よく見てみると尻尾が蛇、翼や足の裏は山羊の蹄になっています。

 

 

番外編

『SPY×FAMILY』の源流とも言える作品をご紹介!

 
過去作品となる読切『石に薄紅、鉄に星』は、『SPY×FAMILY』の源流であると遠藤先生は公式Twitterにてツイートされています。

本作は、学者の父が家に連れ帰った魔物たちの影響で、毒や魔力を受け付けない体になった“鉄血の軍人”と、“メデューサの少女”との心温まるファンタジー。それぞれの疑似家族的な関係性は『SPY×FAMILY』でも描かれています。

『SPY×FAMILY』の源流とも言えるこちらの作品は、『SPY×FAMILY』ファンにとって気になる所です。気になるという方は「少年ジャンプ+」にて同作も配信中ですので、是非チェックしてみて下さい!

 

おわりに

今回は作品をより楽しむことができる注目ポイントをまとめてご紹介しましたが如何でしたでしょうか。

本記事で紹介した通り、単行本には、各登場キャラクターが椅子に座っているのが特徴です。ただ、それだけではなくそのキャラクターの特徴・ステータスと言える心理的描写が表現されていて、先生の遊び心やこだわりも絵を通して感じ取ることができるのも本作の魅力の1つだと思います。

「秘密」「SPY」といったキーワードと共に「隠す」というのも重要なテーマとなっている本作。今後のストーリーはもちろん楽しみですが、単行本の細かい所に隠された、遠藤先生のこだわりにも注目してみると、より作品を楽しめるかもしれません!

 

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