櫻井孝宏さん、福山潤さんが“ヒピポ族”の名前について松原秀さんに物申す!? TVアニメ『おそ松さん』6周年スペシャルステージをレポート【AJ2022】
2021年3月27日(土)~28日(日)に開催される世界最大級のアニメイベント『AnimeJapan 2021』。
3月27日(土)のエイベックス・ピクチャーズ ブースにて、TVアニメ『おそ松さん』6周年と新作アニメ『おそ松さん~ヒピポ族と輝く果実~』の劇場公開決定を記念したスペシャルステージが実施されました。
本ステージに登壇したのは、櫻井孝宏さん(おそ松役)、福山 潤さん(一松役)、そしてTVシリーズ第1期~第3期でシリーズ構成を担当し、新作アニメでも脚本を務める松原秀さん。6周年を迎えての振り返りや新作アニメについてなど、笑いにあふれたトークが繰り広げられました。
そのステージの模様をレポートとしてお届けします!
『おそ松さん』ならではの収録現場
大橋隆昌さんの進行によってスタートしたTVアニメ『おそ松さん』祝・6周年 輝くスペシャルステージ。まずは、『おそ松さん』の6周年を“天国”と“地獄”という真逆の切り口からゆるっと振り返ることに。
天国エピソードとして「異常にウケた」と回答したのは松原さん。第1期3話の「こぼれ話集」を先行上映で初めてお客さんの前で公開したときの思い出を振り返ります。緊張から散々スタッフにイジられたという松原さんは、内容が内容なだけにウケるのか、受け入れてもらえるのかハラハラしていたそうです。
天国エピソードと地獄エピソードで「毎週の収録」と同じ回答をした櫻井さんは、これまでなかった作品だったからこそ、収録がゲラゲラ笑いながらとにかく騒がしくて楽しかったそうですが、第1期〜第3期と重なるほどに肉体労働感が強くなっていったとのこと。
3期になるとレギュラーのキャスト陣はロビーから動かなくなったといい、制作担当スタッフに「ほら、ちゃんと働くよ!」と声をかけられて、やっとの思いで重い腰を上げてスタジオに入った……というエピソードも。
逆に、収録現場で1番元気だったのが福山さんで、劇場版「えいがのおそ松さん」のときには6つ子たちがユニゾンで喋るシーンも多く、生き生きしていたとか。福山さんが元気に収録していた隣で、櫻井さんは燃え尽きていたそうです。それだけ、気合いが入っていた劇場版だったと語っていました。
また、アニメ『おそ松さん』は古川登志夫さん、安原義人さん、大塚芳忠さん、立木文彦さんなどなどゲストの方々も豪華。ゲストの方々のハメを外したような演技を見るのが楽しくて勉強になったと櫻井さんは話します。
特に、第2期7話「三国志さん」のナレーションを矢島正明さんが担当した収録では、勉強のために皆でモニターを囲んで見ていたそうです。
毎回収録現場に顔を出していたという松原さんは、現場が盛り上がりすぎて正しいジャッジを間違えてしまいそうになるとか。現場が面白くて楽しいからこそ、映像になったときに“これは正解なのか?”と判断するのが難しい、すぐにOKを出しちゃうと“笑いの見極め方の難しさ”について話していました。
そして、福山さんは地獄エピソードとして「バスケしようぜ!」と回答。第3期の1話で中の人が6つ子たちと会話するシーンがありますが、他の人は中の人と繋がりのあるセリフなのに自分のセリフだけ自分の要素がなかった、なぜバスケなのかと訴える福山さんに思わず笑みがこぼれる松原さん。会場でも笑いが起こり、大盛り上がりで次のコーナーへと進みます。