アニメ映画『アイス・エイジ バックの大冒険』“アイス・エイジ”最新作に注がれた、 今だからこそ、伝えたいメッセージとは
2万年前の地球、氷河期を舞台にマンモスのマニーやナマケモノのシドたちが様々な危機を前に繰り広げる波乱でクレイジーな大冒険を描く『アイス・エイジ』シリーズ。
子供から大人まで幅広い世代に親しまれ、仲間との熱い絆やツッコミどころ満載のコミカルなシーンの数々、家族をテーマにしたメッセージなど、笑いあり涙ありの物語は5作の映画や短編で描かれており、長年愛されています。
そんな『アイス・エイジ』シリーズのディズニープラスオリジナル映画『アイス・エイジ バックの大冒険』が、2022年3月25日(金)よりディズニープラスにて独占配信中です。
今回、シリーズ1作目から携わっている監督・プロデューサーより、本作に注ぎ込んだメッセージや熱い想いを語ったコメントが到着しました。
“アイス・エイジ”最新作に注がれた、今だからこそ、伝えたいメッセージとは……
「アイス・エイジ」シリーズは、なんといっても氷河期を生きる動物たちによるハチャメチャな大冒険が魅力の1つ! 次から次へとハプニングに巻き込まれ、それをなんともユーモアのある方法で突破してしまう彼らの姿は笑いや興奮を誘う。
だが、シリーズの魅力はそんなドタバタなアクションだけではない。シリーズを通して描かれる“仲間・家族”の関係性やその物語にも注目をしてほしい。
本作で監督を務めたジョン・C・ドンキンは、「一度群(家族)の中に入ったらその後、物理的に離れたって良いんだ。家族の愛や支えは、いつだってそこにあるんだから。そのメッセージは、今、とくにいろんな人の心に響くと思う。パンデミックのせいで、多くの人が家族や大切な人々と離れていたり、会いたくても会いにいけない状況になっていたりするからね。」と、家族や大切な人とのつながりが以前よりも薄くなっている今響くものがあるというのだ。
また、「家族というのは、必ずしも血が繋がっている必要はないんだ。友情を通じた、大きな意味での“家族”という考え方があってもいい。そういうものをもっと世界が受け入れるのは良いことだ。今、文字通り全員が世界で起こっていること(パンデミック)を経験している。僕らはそれを分断のためじゃなくて、ひとつになるために使うべきだ。そういうこともこの映画には入っている。」と、今だからこそ家族や、コミュニティの新たなあり方を示すことで、さらに絆を深めてほしい、そんな想いも作品に込められているのだ。
一方で、1作目からプロデューサーを務めているロリ・フォルテは、「パンデミックが起こったから、家族は離れていても一緒というメッセージはすごくタイムリーに感じられると思うわ。でも、これはいつの時代でも、どこにいても伝わる話になっているの」と、普遍的な魅力も含まれているとコメント。
これに、ジョン監督も「このシリーズは全世界で成功してきた。家族というコンセプトは世界のどこにいても共感できるものだ。だからこの映画は愛されるのだと思う。北半球でも、南半球でも、どこを見てもこの映画は愛されているとおもうよ。」と、熱く語る。
「アイス・エイジ」で描かれる“家族”の物語が、国や地域を問わず長年にわたって愛される秘密なのだ。
スリルを求め、仲間の元から離れ旅に出ることを決意したクラッシュとエディは、地底の世界で、冒険好きな恐竜ハンターであるイタチのバックと再会。3匹は、世界征服を企む恐竜と対峙することになるが、ひょんなことからバックが敵に捕らわれてしまい、大ピンチ! 小さな2匹はこの危機にどう立ち向かっていくのか・・・!?
春休みに親子で観たい、笑いと感動のアクションアドベンチャーにご期待ください! ディズニープラスオリジナル映画『アイス・エイジ バックの大冒険』は3月25日(金)よりディズニープラスで独占配信開始。なお氷河期エンターテイメント『アイス・エイジ』映画の全5作品はディズニープラスで配信中。
アニメ映画『アイス・エイジ バックの大冒険』作品情報
2022年3月25日(金)~ディズニープラスで独占配信中
スタッフ
原題:The Ice Age Adventure Of Buck Wild
監督:ジョン・C・ドンキン(『アイス・エイジ』プロデューサー)
プロデューサー:ロリ・フォルテ(『アイス・エイジ』、『アイス・エイジ2』)
出演:サイモン・ペッグ、ジャスティナ・マシャド
日本語版キャスト
マニー:山寺宏一
シド:太田光
バック・ワイルド:岩崎ひろし
クラッシュ:永澤菜教
エディ:片桐真衣
エリー:豊口めぐみ
ジー:加藤英美里
オーソン:林勇