TVアニメ『ドラえもん』2022年4月23日(土)放送回「台風のフー子」に、声優・東山奈央さんが出演! 東山さんより、コメントが到着
TVアニメ『ドラえもん』2022年4月23日(土)放送回に、声優・東山奈央さんが出演決定しました!
今回の放送は、『映画ドラえもん のび太とふしぎ風使い』(2003年公開)の原案にもなった名作エピソード『台風のフー子』。東山さんは、台風の子ども・フー子役でゲスト出演となります。
このたび、東山さんよりコメントが到着しました。
小さな台風の子ども・フー子とのび太の切ない友情の物語!
『台風のフー子』は、台風の子ども・フー子(声・東山奈央さん)と、のび太(声・大原めぐみさん)の友情を描いた物語。
しずか(声・かかずゆみさん)になついている文鳥を見て、自分も卵から生き物を育てて心からかわいがってみたいと思った、のび太。ドラえもん(声・水田わさびさん)に頼んで四次元ポケットから出してもらった卵をあたためたところ、なんと“台風の子ども”が生まれたのです。
自分に甘えてくる台風の子を愛しく思ったのび太は、「危ないから捨てよう」というドラえもんの言葉も聞かず、“フー子”と名づけてかわいがり…。ところが、成長してパワーが強くなったフー子とずっと一緒にいるわけにもいかなくなっていき…!?
ラストには涙、涙の展開が待ち受ける、原作ファンにも人気の高い作品です。
無心でフー子を感じながら演じた! その演技に水田わさびさんも感動!
東山奈央さんは2010年にデビューして以来、『神のみぞ知るセカイ』、『きんいろモザイク』、『ニセコイ』、『マクロスΔ』、『ゆるキャン△』など数々の人気作品で主役級の声を務め、テレビ朝日系で4月23日(土)にスタートする深夜アニメ枠『NUMAnimation(ヌマニメーション)』の4月クール作品『カッコウの許嫁』では、主人公が思いを寄せるクラスメート・瀬川ひろ役を担当。声優だけでなく、アーティストとしても精力的に活動を続けています。
東山さんの『ドラえもん』出演は、『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』(2017年公開)に続いて2度目。子どもの頃から大好きだったドラえもんのことを「旧い友人」のように大切に思っているという東山は「また『ドラえもん』の世界に入ることができるなんて…」と、今回のオファーに大感激!
『台風のフー子』の台本を手にしたときは、「約10分の物語とは思えないほどの大きな感動がありました」と、胸を打たれたことも明かしました。
人間の言葉を話せないフー子は、「フーフー」「フンフン」という鳴き声のようなセリフだけですべての感情を表さなくてはならず、東山は「“フー、フー”という言葉だけで、ときには全力で喧嘩して、ときには全力で愛を伝えて、のび太たちと心を通わせていくフー子をいとおしく感じました。収録のときは無心でフー子を感じて演じさせていただきました」と、ひたすらフー子の心に寄り添いながら没頭して演じたことを告白。
そんな東山の熱演はドラえもん役・水田わさびの心にも深く響いたようで、「わさびさんが“奈央ちゃんのフー子、とてもよかったよ!”と声をかけてくださって、わああっと光栄な気持ちでいっぱいになりました」と、うれしかった瞬間を振り返っていました。
東山はまた、今回演じたフー子というキャラクターについて「多くの皆さまに愛していただけたらうれしく思います」と思いを語り、「今回のお話が、切なくもあたたかい気持ちになれるような、皆さんにとっても思い出深いものになることを願っています」とメッセージを寄せています。
4月23日(土)は『台風のフー子』のほか、どんなものでもパワフルにアシストしてくれるひみつ道具をめぐる騒動を描く『なんでもアシストーン』も放送! 4月23日(土)の放送にぜひご期待ください!
東山奈央さんよりコメントが到着!
――『ドラえもん』への出演が決まったときの心境をお聞かせください。
『ドラえもん』シリーズは、『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』に登場するマンモス型の生き物パオパオで出演させていただいて以来になります。また『ドラえもん』の世界に入ることができるなんて……出演が決まったときには本当にうれしく思いました!
以前の映画のアフレコのときに、ゲストキャラクターの私にもメインキャストの皆さんがあたたかく接してくださったことがとても心に残っていて、またあの素敵な空間にお邪魔させていただけるんだと思うと、ダブルの意味で嬉しかったです。
――原作でも有名なエピソード『台風のフー子』。フー子役を演じるにあたって心がけたことは?
台本を読んだとき、約10分の物語とは思えないほどの大きな感動がありました。
「フー、フー」という言葉だけで、ときには全力で喧嘩して、ときには全力で愛を伝えて、のび太たちと心を通わせていくフー子をいとおしく感じました。収録のときは無心でフー子を感じて演じさせていただきました。充実した楽しいアフレコだったと記憶しています。
――アフレコはいかがでしたか? 収録した感想を教えてください。
アフレコが終わったときにドラえもん役の水田わさびさんが「久しぶりだね!奈央ちゃんのフー子、とてもよかったよ!」と声をかけてくださって、わああっと光栄な気持ちでいっぱいになりました。原作ファンの方々に大切にされているお話ということを伺って、大事な役回りを預けていただけたことに改めて感慨深い気持ちになりました。今回のフー子像も多くの皆さまに愛していただけたらうれしく思います。
――ご自身にとって、ドラえもんはどのような存在でしょうか?
私が子どもの頃、ドラえもんは平日の夜にやっていました。学校が終わって、そのまま塾に行って、くたくたになって家に帰ってきて、家族でご飯を食べながらドラえもんを見る時間は、1週間のなかでいちばんの楽しみでした。物心がついたときには側にいたドラえもんたちは、私にとって旧い友人のようです。いちばん好きなひみつ道具は“どこでもドア”、いちばんほしいひみつ道具は“とりよせバッグ”です(笑)
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いいたします!
今回のお話が、切なくもあたたかい気持ちになれるような、皆さんにとっても思い出深いものになることを願っています。素敵な物語に関わらせていただき、ありがとうございました! どうぞお楽しみください!
4月23日(土)放送分あらすじ
『台風のフー子』
しずかになついているペットの文鳥を見て、自分もタマゴから生きものを育て、かわいがってみたいと言い出すのび太。それを聞いたドラえもんは、ポケットからタマゴをひとつ取り出す。いったい何のタマゴなのかはわからなかったが、「どんな生きものでもちゃんと世話をする」というのび太を信じ、そのタマゴをわたすドラえもん。
さっそく、タマゴを温めるため、ふとんにもぐりこむのび太。ところが、タマゴからかえったのは、小さな“台風の子ども”だった! 実はこのタマゴは、未来の学者が研究用として実験のために作った台風だったのだ。のび太は、“フー子”と名づけ、上昇気流のエサをあげたり、さんぽに行ったり、いっしょに遊んだりと、心からかわいがる。
のび太をいじめるジャイアンたちに仕返しをしたり、ママのお手伝いをしたりと大かつやくするフー子。ところが成長するにつれ、力が大きくなりすぎてしまう。しかも、のび太にやきもちをやくようになったフー子は、イタズラをしでかすようになって…!?
『なんでもアシストーン』
ドラえもんが庭にある物置の整理をしていると、のび太が泣きながら走ってくる。自転車に乗れないのび太だけおいて、みんなが海浜公園にサイクリングに行ってしまったというのだ。そこでドラえもんは、『なんでもアシスト-ン』を取り出す。
さっそく、物置にあった三輪車にアシストーンを取り付け、のび太に乗るようにと言うドラえもん。三輪車に乗ったのび太が地面をけったところ、すごいいきおいで走り出し、そのまま庭の植えこみに激突してしまったからビックリ! これを何かにつけると、すごい力でアシストしてくれるのだという。
のび太は三輪車に、ドラえもんは台車に、それぞれアシストーンをつけて、出発する二人。しばらく行くと、自転車で坂を上るしずかたちを見かける。あっという間にしずかたちを追いぬくのび太たち。
そして、公園についた後、みんなでアシストーンをつけたフリスビーやバトミントンなどで楽しむが…!?