大人の余裕? 色気? ~ イケオジを求めるあなたに届けたい ~ アニメ・漫画・ゲームで出会えるイケオジをピックアップ! 11人のイケオジの魅力的なポイントをご紹介!
クールなミステリアスキャラやドジっ子キャラ、弟のようなかわいいキャラ、などなど……。アニメや漫画、ゲームには魅力的なキャラがたくさんいますよね。
そのような中で、ぜひ注目したいのが“イケオジ”です!!
イケオジこと、イケてるおじさんは、人生経験の豊かさからくる大人の色気や余裕が魅力。
イケオジ特有の素敵なスパイスを効かせることで、物語に彩りを添えてくれます。イケオジの生きざまから、人生の教訓を学んだ方もいるのではないでしょうか?
「多くは語らない。元特殊部隊の指揮官系イケオジ」アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン、「一途な愛妻家! 復讐に燃える執事系イケオジ」ヴィルヘルム・ヴァン・アストレアなど、どこか渋くてかっこいいイケオジに惹かれずにはいられません。
本記事では、数多く存在するイケオジの中から、おすすめのイケオジを11人ピックアップ!
ハードボイルドなイケオジ、父性溢れる強いイケオジ、お茶目なイケオジなど、幅広いジャンルのイケオジを紹介していきます。
あなたの求めるイケオジに出会えれば幸いです。
※本記事にはネタバレが含まれています。
目次
- おすすめのイケオジをご紹介!
- 衛宮切嗣(CV.小山力也)|アニメ『Fate/Zero』
- バラン(1991年版/CV.石塚運昇)(2020年版/CV.速水奨)|アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』
- アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン(CV.大塚明夫)|アニメ『フルメタル・パニック!』
- トールズ(CV.松田健一郎)|アニメ『ヴィンランド・サガ』
- ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア(CV.堀内賢雄)|アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』
- 鏑木・T・虎徹/ワイルドタイガー(CV.平田広明)|アニメ『TIGER&BUNNY』
- セバス・チャン(CV.千葉繁)|アニメ『オーバーロード』
- 新宿のアーチャー(CV.土師孝也)|ゲーム『Fate / Grand Order』
- クリス・レッドフィールド(日本語版CV.東地宏樹)|ゲーム『バイオハザード6』
- バレット・ウォーレス(CV.小林正寛)|ゲーム『ファイナルファンタジーVII』『FINAL FANTASY VII REMAKE』
- 神田冬樹(ゲーム版/CV.中田譲治)|漫画『おじさまと猫』
- おわりに
おすすめのイケオジをご紹介!
“イケオジ”とは、イケてるおじさんのこと。
「イケてる」――なにがイケてるのか? 明確な定義はありません。服装がおしゃれでイケてる・煙草を吸う姿がイケてる・くたびれた感じがセクシーでイケてるなど、あなたなりにおじさんのイケてるポイントを見つけてみましょう!
「おじさん」――こちらも明確な年齢などの定義はありませんが、人生経験の豊かさからくる大人の色気・余裕が魅力です。
それでは、ぜひおすすめしたい魅力的な11人のイケオジを紹介していきます。
プロフィールと、イケオジポイント、おすすめエピソードを見ていただくことで、イケオジのよさに触れていただければと思います。
衛宮切嗣(CV.小山力也)|アニメ『Fate/Zero』
目に光のない理由とは? ハードボイルド系イケオジ
プロフィール
『Fate/stay night』の10年前に起こった「第四次聖杯戦争」の真実の物語『Fate/Zero』の主人公。『Fate/stay night』主人公・衛宮士郎の養父となる人物でもあります。
「聖杯戦争」とは、あらゆる願いを叶えるという“聖杯”をめぐり、マスター(魔術師)とそのサーヴァント(マスターの使い魔、英霊)が生き残りを懸けて戦うもの。
“第四次聖杯戦争”では、衛宮切嗣がセイバー(サーヴァント)のマスターでした。切嗣は、銃火器を使ったり人質をとったり、毒殺や爆殺、周りの犠牲もいとわない「魔術師殺し」と呼ばれる魔術師です。
実は、切嗣が幼い頃に初恋の少女シャーレイを殺せなかった結果、住んでいた島が地獄の惨劇になってしまっていたのです。
その後、母親のように慕っていた女性ナタリア一人と、その他大勢の命を天秤にかけねばならない状況に陥る切嗣。過去の惨劇を繰り返さないためにナタリアを殺すことを選びますが、罪の意識と喪失感に苛まれます。
目から輝きを失ってしまったのは、子供の頃に負ったトラウマや厳しく激しい戦いの日々によるものでした。
イケオジポイント
初めは、目に光がなくて怖いなぁというのが第一印象でしたが、過去の出来事や信念を知ったことで切嗣を応援したくなりました!
セイバーも「外道」というほど容赦のない戦いをしながら、正義の味方になり世界を救いたいと行動し続けている……という矛盾するようでまっすぐな生き方が魅力です。
銃と煙草の似合う渋さ、時間操作の魔術を使用するスピーディーでスタイリッシュな戦闘シーンもイケてます!
おすすめエピソード
切嗣は、敵のマスターであるケイネスに「ランサー(ケイネスのサーヴァント)を自決させれば、“切嗣”はケイネスとその許嫁に手を出さない」という約束を持ちかけます。
ケイネスはその約束を飲みますが、その後、“切嗣の助手”がケイネスと許嫁を殺します。
切嗣の血も涙もない行いに対し、セイバーは「衛宮切嗣。今ようやく、貴様を外道と理解した。」と静かに声を荒げます。
一連の会話の中で、切嗣が放った台詞がコチラ。
「終わらぬ連鎖を終わらせる。それを果たし得るのが聖杯だ。僕がこの冬木で流す血を人類最後の流血にしてみせる。そのために、たとえこの世の全ての悪を担うことになろうとも構わないさ。それで世界が救えるなら、僕は喜んで引き受ける。」
はたから見れば、切嗣という人物は鬼畜で外道です。しかし、自分がどのような悪に染まろうとも、最終的に「聖杯で世界を救いたい」という信念を持ってこそなのだとわかった印象深いシーンでした。
バラン(1991年版/CV.石塚運昇)(2020年版/CV.速水奨)|アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』
ヒゲと仮面! 最強パパ系イケオジ
プロフィール
かつて世界を我が物にしようとした魔王軍の「超竜軍団」の長・竜騎将バラン。
なんとその正体は、“伝説の竜(ドラゴン)の騎士”であり、主人公ダイの“実の父親”だったのです!
竜の騎士は、竜の戦闘力と魔族の戦闘力、人間の心を持った究極の戦士のこと。
バランは、自分をかばった妻ソアラを人間に殺され侮辱された辛く悲しい過去から、人間を滅ぼすという目的を持ち続けていました。
その目的が一致していたため、ダイの敵である魔王軍の軍団長を務めていたのです。
イケオジポイント
命がけで守ってきた人間に一度絶望するも、ダイたちと関わることで、少しずつ人間性と父性を取り戻していきます。その過程や心の揺れ動きが大変魅力的です。
圧倒的な強さとかっこよさ、親であるからこそ放つ言動もナイスイケオジ!
おすすめエピソード
打倒大魔王のために、ダイとバラン2人が魔王軍のハドラーと戦っていると、ハドラーの身体に爆弾(大陸一つが軽く消し飛ぶ威力)が埋め込まれていることに気づきます。
バランはダイを守るために、一緒に戦おうとするダイを催眠呪文で無理やり眠らせました。
その際に呟いた台詞がコチラ。
「…相変わらず…寝かしつけるのが下手だな…」
ダイがまだ生まれたばかりの頃、バランはダイの寝かしつけが下手で、よくダイを泣かせてしまっていたのです。
バランの父性を感じ、妻とダイと家族3人で過ごした平和な日々を思い出させる、切なくも温かいエピソードでした。
アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン(CV.大塚明夫)|アニメ『フルメタル・パニック!』
多くは語らない。元特殊部隊の指揮官系イケオジ
プロフィール
主人公・相良宗介の上司。いかなる国家にも所属しない、武力による紛争の調停を行う傭兵集団「ミスリル」の指揮官です。
元特殊部隊所属のため戦闘能力が高く、冷静沈着。
亡き妻の作った料理が好物で、非番時にはその味を再現しようと料理を繰り返しています。
イケオジポイント
あまり口数は多くないのですが、一つひとつの言葉に重みがあるのがかっこよくイケオジを感じます。
「俺はそう簡単には死なん。」など強さと自信を感じる台詞に惚れます。
戦争漬けの宗介を普通の日常に戻したい、とさりげなく見守っているやさしさがあります。
おすすめエピソード
『フルメタル・パニック!』(第1期) 第12話「ワン・ナイト・スタンド」
先のエピソードで、自分の上司を守るため、動けないほどの傷を負い敵に拘束されたカリーニン。その際にテログループの女性・セイナと話します。セイナは、カリーニンに少しだけ心を開いていました。
セイナたちテログループの兵器が起動したことで、乗っていた船が沈みそうになってしまいます。カリーニンがセイナを助けようとしますが、逆にセイナに助けられます。
カリーニンをかばった怪我が原因で死にかけているセイナの「名前くらい、聞かせてくれる?」という台詞への返答がコチラ。
「アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン」
死ぬ前にせめて知りたいという名前をただ答えたものではありますが、その一言の中にさまざまな感情や思いが込められているようでした。
多くは語らないカリーニンさんの渋かっこよさが溢れ出ていたシーンです。
その後静かに彼女をただ抱きしめるカリーニンさん、かっこよすぎます……。
トールズ(CV.松田健一郎)|アニメ『ヴィンランド・サガ』
素手で大人数と戦っても余裕の強さ! やさしいパパ系イケオジ
プロフィール
トルフィンの父。かつては北海最強といわれるヨーム戦士団大隊長の 1 人であり、「ヨームの戦鬼(トロル)」と呼ばれ恐れられていた。 家族が出来たことで命の奪い合いに嫌気がさし、戦死を装い戦場から立ち去る。 今はアイスランドで村人たちから慕われ、平和に暮らしている。 戦士に憧れる息子・トルフィンを心配している。(公式サイトより引用)
主人公トルフィンが戦士を目指すきっかけとなる人物です。
イケオジポイント
戦闘時のワイルドで真剣な眼差しと、穏やかでやさしい父親の表情とのギャップが素晴らしいです。
自らを犠牲にしてでも、村を救うために全力を尽くすところがかっこよくて痺れます!
あらゆるものを包みこむような強さとやさしさがイケオジです。
おすすめエピソード
第2話「剣」
父親が戦士だったことを知り、自分も戦士になりたいと思うようになったトルフィン。自分にもかっこいい武器が欲しいと思い、家で見つけた剣を手に取ります。
剣を持ったトルフィンを見つけたトールズが、素手で剣の刃を掴み、まっすぐな瞳で放った台詞がコチラ。
「よく聞け、トルフィン。お前に敵などいない。誰にも、敵などいないんだ。傷つけてよいものなど、どこにもいない。」
まさにイケオジな深い台詞! トールズは戦鬼と恐れられるほどの戦士でたくさんの戦を経験してきましたが、家族を持ったことで大きく心境が変わりました。トルフィンには過去の自分のようにはなってほしくないという気持ちを感じます。