ブシロードグループ×アニメイトグループ・ロケットスタッフによる新WEBTOONレーベル「ROCKETOON」誕生! 同レーベルの3作品配信スタート記念の「打ち上げ発表会」特番をレポート│新情報+MCの声優・進藤あまねさんの宣伝大使発表も!
ブシロードグループとアニメイトグループがタッグを組んだ新WEBTOONレーベル「ROCKETOON」が誕生! 5月2日より同レーベルの3作品が各電子書籍サイトにて販売が開始されました。
その同日に「打ち上げ発表会」と題した特別番組がブシロードYouTube公式チャンネルにて配信されました。
出演者はブシロードメディアの成田耕祐さん、アニメイトグループで本レーベルを手掛けるロケットスタッフの高 榮郁(コウ ヨンウ)さんの両社の代表取締役社長、そして司会進行役を務めるのは『BanG Dream!』や『D4DJ』などで活躍中の声優、進藤あまねさん。
今後世界のデジタルコミックの主流になる縦スクロールの「WEBTOON」に、「ROCKETOON」が参入した理由や第一弾のラインナップ、今後の連載作品など気になる情報が一挙に明らかになった特番の模様をお伝えします。
縦スクロールのデジタルコミック、WEBTOONをアニメイトグループ×ブシロードグループが共同制作!
配信時間になると、MCの進藤さんが元気にあいさつ、そして番組内容について簡単に紹介した後、ブシロードメディアの成田耕祐さんとアニメイトグループで本レーベルを手掛けるロケットスタッフの高 榮郁(コウ ヨンウ)さんの両代表取締役社長を呼び込み、3人共、おそろいの「ROCKETOON」のロゴ入りTシャツを着用。両社社長は自己紹介の中でブシロードメディアは宣伝業務、二次展開、原作の提供などを担当、ロケットスタッフはWEBTOONの制作と日本、他国への配信を担当するそれぞれの役割も説明。
WEBTOONについて、高さんが「縦スクロールで読めるフルカラーデジタルコミックで、韓国発祥のWEBコミックのひとつ。スマートフォンの普及にともない国際的な人気が高まっています」と説明した後、自らスマホを操作して、WEBTOONの作品を進藤さんと視聴者に披露。縦にスクロールし、コマによっては効果音も流れてきます。
高さんによると、WEBTOONではコマごとに効果音や音声が入れられるほか、最初からマンガだけではなく、ドラマやアニメなどのメディアミックス展開として企画されることが主流とのこと。
なんと韓国のデジタルコミック市場の1,500億円のうち、1,000億円がWEBTOON。日本ではデジタルコミック市場は既に4,500億円に及び、WEBTOONが普及すれば1兆円市場も夢ではないと見ているそう。
今回、ROCKETOONの企画が生まれた経緯について、成田さんは「ブシロードメディアでは出版事業を手掛ける中で、スマホの普及に伴い縦スクロールの作品にも注目しており、電子書籍需要が高まる中でWEBTOON事業も始めなければと思っていました。そんな中でロケットスタッフさんと出会って。ロケットスタッフさんはアニメイトグループということで、両社が組めばきっとおもしろいことができるのではないかと。WEBTOONを販売するだけでなく、メディアミックス展開をしたり、当社グループで制作したグッズをアニメイトさんで販売するとか、いろいろな未来を想像できたので、こちらからオファーさせていただきました」。進藤さんも「私たちファンにとってもグッズやメディアミックス展開があるのは嬉しいです」とコメント。
第一弾リリースは今までにない設定や世界観が魅力の3作品!
そして気になる作品ですが、第1弾として連載が始まるオリジナル作品、『最弱の魔界の総理はツキとコミュ力だけで必ず生き残ります。~戦国懇魔伝~』、『ファンタジー放送局』、『新人さんは事故処理係』を紹介。
『新人さんは事故処理係』について成田さんは「僕のいち推しで、社内でもすごく評判がいい作品です。保険会社の人事部で解雇通知を出す仕事をしていたスミレさんが神と名乗る人から事故処理係を任命されます。事故処理と聞くとネガティブな印象を持つかもしれませんが、むしろ世界を救うお話です。登場人物も多く、コミカルな描写もおもしろいです」。
VRゲーム配信者が女神から「私の世界を救ってくれませんか?」というメッセージを受けるという説明文を読んで、進藤さんが「気になる!」と言った『ファンタジー放送局』は「VRゲーム配信者が主人公で、読んだ時、映画の『レディ・プレイヤー1』を思い出しました。そのファンタジー版のような。VRやYouTuber、投げ銭など今の人たちが親しみやすい要素が詰め込まれています」(高さん)、「読み進めていくと個性的なキャラが出てきたり、かなり読後感が強い作品だと思います」(成田さん)。また実際のWEBTOONの一部も披露してくれました。
タイトルが印象的な『最弱の魔界の総理はツキとコミュ力だけで必ず生き残ります。~戦国懇魔伝~』は「キャラクターはそのままねんどろいどになりそうなくらいかわいくて。元のタイトルは違いましたが、ロケットスタッフさんからこのタイトルをご提案いただきました。『ツキとコミュ力だけで必ず生き残ります。』にも共感できました。僕もツキとコミュ力で生きてきたので(笑)。主人公のパピくんは魔界で就職活動しても不採用ばかりだったのに、魔王から即採用してもらって。しかも総理大臣という。また魔王のナナピちゃんが絶妙にかわいいので、読み込んでいくうちに彼女にほれ込んでほしいです」(成田さん)。また進藤さんも「私も見た瞬間、『わっ! かわいい!』って」とお気に入りの様子。
上記3作品は、アニメイトブックストア、コミポ、まんが王国、マンガKING、めちゃコミックでは5月2日から、Renta!では5月3日から配信中。他の電子書籍サイトでも順次取り扱い予定とのことです。