アニメ
『ドンブラザーズ』1話から13話までを振り返り!各話の注目ポイントまとめ

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン1話からドン13話までの注目ポイントをおさらい!変身前も変身後も個性的なメンバーが盛り沢山な『ドンブラザーズ』に注目!【振り返りの巻〜その壱〜】

 

ドン10話「オニがみたにじ」の振り返り

 
獲得したポイントを使い、戦士を辞めて漫画家へと返り咲いたはるかは、元の生活を取り戻します。そんなはるかの前に現れた、漫画家ばかりをターゲットに襲うヒトツ鬼。ヒトツ鬼に狙われたはるかのピンチを救ったのは、はるかがいなくなったドンブラザーズに新たに加入したオニシスター・前田真利菜でした。

ドン10話では、自ら「ヒーロー」になるはるかの決心が光ります。ロボタロウにパワーアップしたタロウとお供たちが、5人で共に繰り出す必殺奥義も必見です!

 

天晴!「ヒーロー」を選んだ鬼頭はるかの覚悟。彼女なればこそのオニシスター。

6話で明かされたドンブラザーズのポイント制度「キビ・ポイント」。マスターがポイントの管理人であることと、何でも願いを叶えられるポイントが自分に貯まっていることを知ったはるかは、迷わずポイントを即利用! 戦士ではなくなり、悩ませていた盗作問題も消え、漫画家としての輝かしい人生を取り戻します。

はるかが抜けたドンブラザーズには、その穴を埋めるように新たなオニシスター・前田真利菜が加入していました。真利菜は戦士になったことで、元のカメラマンという立場も何もかも失ったと言います。それは、かつてのはるかと同じ境遇でした。

自分がオニシスターじゃなくなったことで、彼女を巻き込んでしまったのではと心を痛めるはるか。「そもそも私のせいなのか?」「戦士になりたくてなったわけではない」と自問自答しながらも、私がオニシスターをやるんだと覚悟を決めたはるかは、漫画家を辞め、ドンブラザーズの一員に戻る選択をします。

改めてオニシスターになったはるかと、カメラマンである自分の人生を取り戻した真利菜。空には彼女たちを祝福するような立派な虹がかかっていました。10話は「ヒーロー」になる決意を新たにした、はるかの強さが詰まった物語です。

 

 

ドン11話「イヌのかくらん」の振り返り

 
豹変した刑事・狭山に襲われた犬塚はその場を何とか逃げ切りますが、ダメージを受け、雉野の家の前で倒れてしまいます。指名手配中で病院には行けない犬塚を、雉野は家で看病することに。そこに、桃井タロウの代わりに来たと言うはるかと猿原が現れます。

突如出現した「獣人」によって浮かび上がる新たな危機。穏やかでない展開のかたや、犬塚の看病とドンブラザーズの戦いの両方で巻き起こる、雉野・はるか・猿原の3人のすれ違いドラマもドン11話のハイライトです。

 

「獣人」とは一体何者なのか? キジブラザーのそんなのアリ? な、正体判明も!

人間に成り代わり、世界を侵食していく「獣人」という存在。突如現れた獣人のビジョンを見たソノイは、このままでは人間界も脳人の世界も滅んでしまうと危惧し、プリズンに収監されている桃井陣にコンタクトを取ります。

桃井陣は、とある罪を犯したせいで、獣人の驚異から人間と脳人の世界を守る「守護人」になっていたことが明かされました。陣は、獣人が折り紙を折ること、何を折っているか(「猫」「鶴」「ペンギン」のどれか)に注意しろとソノイたちに告げます。

その頃、指名手配中の犬塚を追う刑事・狭山が人間とは思えない姿に豹変。狭山が猫の折り紙を犬塚の口に押し込んだ後、犬塚は変身できないほど体調を崩してしまいました。苦しむ彼を救ったのはなんと、犬塚の愛する夏美と顔のよく似た雉野の妻・みほ!

みほが犬塚の口から折り紙を取り出すと、犬塚の具合は戻ったようでした。なぜ折り紙について知っていたのか。さらにはラスト、みほは折り鶴を折っていて……?

獣人にまつわる問題で暗雲立ち込める11話。そんな中ついに、キジブラザーの正体が雉野であることに、はるかと猿原は気づきます。その訳は、猿原が教えた「洗面器に山盛りにした塩を頭に乗せて回復を祈る」という療法を雉野が実践したことで、山盛りの塩を頭に乗せたキジブラザーが現れたからという、視聴者も驚かされた斬新な理由でした。

 

 

ドン12話「つきはウソつき」の振り返り

 
「喫茶どんぶら」に新しくバイトに入ったアイドルの卵・吉良きらら。きららを面白く思わないはるかの代わりに、どんぶらでバイトをすることになったタロウは、即座にきららのウソを見抜きます。それでもウソばかりつくきらら、一方でタロウはウソをつけない自分について考えるようでした。

ウソと真実について考え込むタロウに、自分の思う「ウソ」についてソノイが語りかけるシーンは、ドン12話の大きなポイントです。また、12話で登場した、5人のロボタロウが合体した「ドンオニタイジン」は大迫力で圧巻でした。

 

タロウはウソをつくと死んでしまう?絆深まるタロウとソノイの対話もみどころです。

ウソをつけないことから、シロクマ宅配便の職場でも軋轢を生んでしまったタロウ。アイドルの卵・吉良きららが新たなバイトとして入った「喫茶どんぶら」で、きららが気に食わないはるかの代わりに、タロウはアルバイトをすることになりました。

そうして働く中、喫茶に訪れた刑事に対して、逃亡中の犬塚の行方すらもタロウは正直に答えてしまいます。「俺にはウソの意味が分からない。この世で価値があるのは真実だけじゃないのか?」と疑問を浮かべるタロウ。時と場合によってはウソが必要な時もあるだろうと、猿原たちはタロウに「ウソの練習」を持ちかけます。

そしてタロウが無理やりウソを言おうとすると…なんとタロウの脈は止まり、その場で倒れてしまいました。タロウはウソをつくと死んでしまうという、「本当にウソのつけない体質」のようです。

どうしてもウソをつけないことで人を傷つけてしまうことに苦心したタロウは、ソノイにそのことを相談します。ソノイは「世の中にはきっと美しいウソもある」と、自分が考える「美しいウソ」をタロウに教えました。それを聞いたタロウは「いいことを言う」と微笑み…。夜空に輝く月を前にして2人の絆が深まったようでした。

物語の最後、ウソを本当にしてみせたアイドルの姿を見て、「ウソと真実、難しいものだな」とタロウは言います。ウソと真実、理解することはまだ難しいけれど、解ろうとする気持ちは持ち合わせていたタロウ。それは、彼の大切にする「人との縁」に大きく関わっていくのかもしれません。

 

 

ドン13話「さよならタロウ」の振り返り

 
イヌブラザー以外の正体が判明したドンブラザーズの4人は「喫茶どんぶら」で今後の作戦会議。しかし、ウソをつけないことで仲間を褒められないタロウは、お供たちから戦いをボイコットすると言われてしまいます。そんな中タロウはソノイと再び出会い、さらに友好関係を築きますが…。

タロウとソノイの深まっていた絆が、お互いの宿命によって断絶されてしまうドン13話。残酷な真実を前にした彼らの悲痛な姿に、胸が苦しくなります。

 

お互いに宿敵であることが発覚したタロウとソノイ。そして消滅してしまった桃井タロウはー。

お供たちを褒めることができないタロウは、「仲間のありがたみを学んでほしい」と、猿原たちに戦いのボイコットを宣言されてしまいます。そのことで元気のないタロウは、再度ソノイと出会い話をすることで、少し気持ちを楽にするようでした。

また、タロウに「あなたに倒したい相手はいるか?」と尋ねるソノイ。それが目の前にいる相手が変身した姿だとも知らずに、タロウは脳人のリーダー・ソノイを、ソノイはドンモモタロウを思い浮かべます。2人はその相手を倒したあかつきには、一緒におでんを食べに行こうと約束をしました。

ですがその後、ドンモモタロウが一人で戦う最中、タロウとソノイはお互いが倒すべき宿敵であったことを知ってしまいます。「脳人の住む世界イデオンを脅かしたドン家の末裔」であるタロウと、「人の命を軽んじる者」であるソノイは絶対に許せない者同士。おでんの約束も果たせるはずがないと、2人は決裂してしまいます。

ボイコット中のお供たちはというと、脳人とヒトツ鬼に苦戦するタロウを見かねて、我慢できずに変身し、タロウの元へと駆けつけ戦いに参戦。ドンブラザーズの仲間が戻ってきて、ドンオニタイジンになって敵を退治して、これにてめでたし、と思ったその瞬間、ソノイがタロウの全身に斬りかかりました。

実はタロウがドンモモタロウと知ったその時、ソノイはタロウの「ウソをつけない」性質を利用して、彼の弱点を聞き出していたのです。それは「ドンオニタイジンになった後、数秒の間力が抜ける」というものでした。

ソノイの攻撃をノーガードで受けたタロウは消滅してしまいます。消えたタロウの行方は? そして残されたお供たちは一体どうなってしまうのでしょうか?

 

 

どうなるドンブラザーズ

 
桃井タロウが消えてしまうー。そんな衝撃的な結末を迎えた13話。タロウを失ったドンブラザーズはこれからどうなるのでしょうか? 14話では、タロウの代わりとなる新たなヒーロー「桃谷ジロウ」が登場すると言いますが……? 予測のつかない新展開、次回予告まで要チェックです!

6月から、このドンブラザーズの各話振り返り記事は毎月更新となります。まだまだ謎の多く、気になることが盛り沢山のドンブラザーズ、過去の回を一緒におさらいをして、最新の放送を心待ちにしましょう!

[文/omachi]

 

東京都在住フリーライター/デザイナー。ADVゲームとニコニコしたゆるキャラが好き。好きな作品は『遊戯王』、『カードファイト!! ヴァンガードG』、『from ARGONAVIS』、『仮面ライダー龍騎』、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』、『すみっコぐらし』。

この記事をかいた人

omachi
東京都在住フリーライター/デザイナー。ADVゲームとニコニコしたゆるキャラが好き。

担当記事

関連記事
2022年5月の単独ライブと2ndアルバムの発売を目前とした『from ARGONAVIS(フロム アルゴナビス)』発のボーイズバンド「Argonavis」の軌跡やおすすめ楽曲をご紹介!
アニメ、ゲーム、コミック、声優陣によるリアルライブや舞台など、さまざまなメディアミックスを展開するボーイズバンドプロジェクト、『fromARGONAVIS(フロムアルゴナビス)』(以下、『ARGONAVIS』)。個性的で魅力溢れるキャラクター達が紡ぐストーリーと、キャラクター演じるキャスト陣の生演奏で贈るライブパフォーマンスが大きな特徴の本プロジェクトは、2021年11月に、プロジェクト名を『ARGONAVISfromBanGDream!』から、『fromARGONAVIS』へと変更し、新章のスタートを発表しました。2022年2月1日には、『ARGONAVIS』プロジェクトを中心とした事業を営む会社、「株式会社アルゴナビス」が設立し、公式ファンクラブのサービスも開始され、ますます精力的な活動が行われています。現在は、キャラクター達の演奏を目の前で見ることができる「CGSTARLIVE」が絶賛開催中です。3月31日はArgonavisのボーカル、七星蓮さんの誕生日!その生誕を祝して今回は、蓮さんの所属バンドであり、『ARGONAVIS』プロジェクトの始まりであるバンド「Argonavis」をピックアップ!2022年5月には単独ライブの開催と2ndアルバムの発売を控えたArgonavis。プロジェクトの新たな発展と共に、新しいスタートを切る彼ら...
関連記事
『アイマス』シリーズのCDを「ジャケット買い」してみました!『アイマス』初心者ライターが数あるCDの中から出会えた楽曲を初レビューします。
『アイドルマスター』(通称:『アイマス』)とは、プレイヤーがプロデューサーとなってアイドルをプロデュースする育成シミュレーションゲームをはじめに、TVアニメやライブイベント等、多岐に渡った展開を見せるメディアミックス作品です。2022年にはなんとシリーズ17周年目にもなる『アイマス』は、現在『アイドルマスター』『アイドルマスターシンデレラガールズ』『アイドルマスターミリオンライブ!』『アイドルマスターSideM』『アイドルマスターシャイニーカラーズ』の計5ブランド内に300人を超えたアイドルが登場し、今もなお作品の勢いを増し続けています。そんな間口の広い『アイマス』シリーズの中で、筆者は2021年に『アイドルマスターシャイニーカラーズ』(通称:『シャニマス』)のストーリーに夢中になりました。物語からアイドルを知るにつれて、楽曲も聴いてみようと興味を持ち、次第にCDに手を伸ばしたり、今年は4thライブの配信を観るまでに。そして『シャニマス』の楽曲を日々聴いていくにつれて、今度は他の『アイマス』シリーズの楽曲も聴いてみたいと思うようになりました。しかし、前述の通り『アイマス』シリーズはとにかく歴史の厚い作品。楽曲の数も膨大で、まずはどれか...
関連記事
『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』の劇中歌CDが続々リリース!映画公開に向けて、これまでの「ST☆RISH」のグループ楽曲を振り返ります!
『うたの☆プリンスさまっ♪』、通称『うたプリ』は、2010年に発売された恋愛アドベンチャーゲームのシリーズをはじめに、TVアニメや映画、アプリやCD等、多岐に渡るコンテンツで展開される大人気作品。「ST☆RISH」は『うたプリ』内に登場する、一十木音也さん(CV.寺島拓篤さん)、聖川真斗さん(CV.鈴村健一さん)、四ノ宮那月さん(CV.谷山紀章さん)、一ノ瀬トキヤさん(CV.宮野真守さん)、神宮寺レンさん(CV.諏訪部順一さん)、来栖翔さん(CV.下野紘さん)、愛島セシルさん(CV.鳥海浩輔さん)の7人で結成された大人気アイドルグループです。2022年6月には12周年を迎える、まだまだ勢いが止まらない『うたプリ』。2022年9月2日にはST☆RISHが贈る、全編ライブ構成の完全オリジナル映画『劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズ』の公開が予定されています!さらには劇場版の公開に向けて、劇中歌であるアイドルソング&クロスユニットアイドルソングが、5月18日から続々リリース開始!ST☆RISHメンバーひとりひとりのソロシングルCDの発売は、なんとTVアニメ第2期『マジLOVE2000%』(約9年前)ぶりとのこともあってファンの間で話題に。今回はそんな『劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マ...
関連記事
話題沸騰!今からでも間に合う、新時代の戦隊『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のススメ──見どころや魅力をご紹介。このGWは『ドンブラザーズ』に追いつくチャンス!
「これで俺とあんたは縁ができたな!」皆さんはこちらの台詞をご存知でしょうか?知っている方は既に超良縁、知らない方はこれから超良縁が結ばれるかもしれません。こちらは、2022年3月6日より放送開始され、現在も絶賛放送中のスーパー戦隊シリーズ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(以下、『ドンブラザーズ』)の主人公・桃井タロウが、初登場の際に発した名台詞です。インパクトのある登場に「この主人公は一体…」と一気に作品に引き込まれた方が続出。この印象的な台詞は、桃井タロウという人物の象徴的な台詞でもあることから、視聴者の間で人気を集めています。物語や登場人物など、昔話の「桃太郎」がモチーフとなった『ドンブラザーズ』は、「桃太郎のお供に鬼がいる…?」「あの足の長いキジと小さい犬は何者!?」といったように、情報量の多いビジュアルと、「暴太郎」という前代未聞の名前で、放送前から一躍話題になっていました。そして放送開始からも、主人公・桃井タロウを筆頭とした個性的な登場人物の名場面の数々、息つく間もなく繰り広げられる予測できない展開に、日曜朝は盛り上がり、「なんだこの戦隊は!?」「もっと桃井タロウのことが知りたい…!」と、空前の「ドンブラブーム」が...
もっと見る

 

関連商品

 

おすすめタグ
あわせて読みたい

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2025年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2025年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024秋アニメ何観る
2024秋アニメ最速放送日
2024秋アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング
目次
目次