『きんいろモザイク』クラウドファンディング企画[連載第6回]支援者からの質問をキャストに直撃インタビュー! ~種田梨沙さん、内山夕実さん、諏訪彩花さん~【後編】
好きなキャラクターは全員!? 魅力的な登場人物ばかりで選定不能
――ご自身のキャラクター以外で、好きなキャラクターは?
種田:やっぱり先生たちが好きかな。烏丸先生と久世橋先生はおもしろいから。
諏訪:うん、おもしろい!
内山:キャラが立ってるしね~。
種田:烏丸先生は数々の名曲を生み出してくれた。
内山:先生同士のお話も、ドラマがあっていいんだよね。
種田:久世橋先生が実は泣き虫だったり。
諏訪:ね~! 先生の目線のお話も好き。私と先生の年齢が近いから、より感情移入できるのかも。
内山:それ思った!
種田:あんなにかわいい生徒に囲まれてたら、先生たちも幸せそう。
諏訪:私が好きなキャラクターは、陽子の弟妹かな。あのふたりの会話って、なんか独特じゃない?(笑)
内山:陽子ははつらつとしてて、前に前に出ながらしゃべる子なのに、なんで弟妹はああなっちゃったんだろうって思う。
種田:それは、反面教師……。
一同:(笑)
内山:なるほどね(笑)。陽子はいつも両親から「うるさい!」と怒られてたのかな? それを見た弟妹は、「お姉ちゃんみたいにならないように静かにしなきゃ」と育った?
諏訪:そんな子たちじゃないでしょ~(笑)。
種田:もしくは、陽子がすべてのパワーを吸い取ってるのかも。
内山:陽子は猪熊家のエネルギーを独り占めしちゃってるの?(笑)
諏訪:話し方は違うけど、ふたりともお姉ちゃんのことが大好きでしょ。表情は変わらないし話し方もクールでシュールなのに、お姉ちゃんに対する愛がめっちゃ深くて好きなの!
種田:そうそう! 「ウソだよ」って言うところとか、子供っぽい悪戯心があるのも本当にかわいいよね。
内山:天邪鬼だからね~。
諏訪:ね! かわいいよね!!
内山:私が好きなのは、今回の劇場で見られたシノとアリスのお母さん。
諏訪:お母さんたち、めっちゃかわいかった!
種田:アリスママがかわいすぎた。英語も聞けるし。お母さんたちの映画も作ってほしかったなぁ。
諏訪:カレンちゃんのお母さんも、ハリウッド女優さんみたいに素敵だし。超美人! お母さんたちのお話は気になるよね。
内山:『きんいろモザイク』の登場人物は、魅力的な人たちばっかりなんですよ。これを話してたら、全キャラクターを言い続けることになっちゃう(笑)。
『きんいろモザイク』に関わって起こった変化は、メンバーカラーと花とこけしに注目してしまう
――『きんいろモザイク』に関わってから、なにか生活に変化が起こったことはありますか?
種田:勝手にイギリスを第二のふるさとみたいに見ちゃうようになりました。
一同:(笑)
種田:「あぁイギリスね。行ったことあるし!」みたいな。
内山:種ちゃんは実際に行ったしね。私はアニメとは関係のないテレビ番組を見ていて、BGMに『きんいろモザイク』の音楽が使われると嬉しくて反応しちゃいますね。
諏訪:それ! 何回もある!
種田:けっこうよく使ってくださってるよね。『きんいろモザイク』のサントラは優秀!
――そういうとき、キャストのみなさんはどのような反応をしますか?
内山:たぶん、ファンのみなさんとまったく同じだと思います。
種田:「おっ!? おお~!」みたいに反応しちゃいます。
諏訪:うん、いっしょいっしょ! 「あれ? これ『きんいろモザイク』の曲だ」って感じだよね。
内山:テレビ番組は尺があるから、BGMも編集されてるじゃない? そういうのを聴いてて「あれ? ここで終わるんだ(笑)」みたいな。
一同:(笑)
種田:あとは、こけしとかんざしを見ると、シノとアリスが連想してしまいます。
内山:わかる!(笑)
種田:いままでは気にならなかったのにね。
諏訪:それと似た感じだと、Rhodanthe*の曲はお花の名前が入っているから、お花屋さんに行くとみんなのことを考えちゃう。
種田:確かに!
内山:「この花の名前知ってる!」とかね。
諏訪:私、お花を飾るのが大好きだから、以前はお花屋さんによく行ってたの。でも、猫ちゃんを飼ってからは足が遠のいてるなぁ。
種田:あと生活の変化で外せないのは、やたらと「金色の物」に反応してしまう。
内山:それもあるね! 色で言えば、陽子のキャラクターカラーの緑のお洋服を集めてしまう……。
種田:衣装のストックだ(笑)。
内山:こういう衣装の集め方は、『きんいろモザイク』が初めてだったかもしれないです。
諏訪:そうなんだ?
内山:緑で気に入った服を見つけると、とにかくストックしまくる(笑)。
種田:活動初期のころのイベントは制服の衣装を着ていたけど、私たちも大人になったってこと?
一同:(笑)
種田:私服で出させていただく機会が増えてきたよね。
内山:そうなのよ~。
諏訪:みんなキャラクターカラーのすっごくかわいい衣装を着てくるから、「どこで見つけたの?」と思ってるよ。
種田:みんな「この色は自分の色」と、なんとなく思ってきちゃうよね。
内山・諏訪:そうそう!
種田:青と言えば西ちゃん。まなみんはピンクが似合う、とか思っちゃう。
諏訪:わかる!
内山:それこそ、私ひとりでどこかに行ったとき、みんなにお土産でも買おうかな~って思うと、自然にメンバーカラーが揃うお土産を探しちゃう。
種田・諏訪:あるあるある!(笑)
内山:気に入ったお土産を見つけても、みんなの色が揃わないと諦めちゃったり。
種田:「あ~、惜しい!」って思うよね。反対に全員分の色が揃ってると、ついそのお土産を選んじゃう。
諏訪:そうそう! 全員分の色が揃うことって、なかなかないんだよね。
――次の質問です。『きんいろモザイク』に関わって、得をした経験はありますか?
種田:それはもう、得しかしてないです!
内山・諏訪:うんうん!
種田:私たちをアイドル声優にしてくれた作品です!
一同:(爆笑)
内山:私たちって、アイドル声優だったんだ!?(笑)
諏訪:こんなにずっと長く愛され続けて、ずっと出させていただいて、しかもアニメが終わってもラジオやイベント、Rhodanthe*の活動もできるなんて、すごくありがたいです。ずーっと続いていることが、なによりも嬉しい!
種田:私はしっかりとした「お渡し会」のようなイベントは、『きんいろモザイク』で初めて経験したので、この作品のおかげでファンの皆さんと楽しく喋れるように成長できたのかも。
内山:うんうん。そういった意味では、応援してくださるみなさんと、こんなにも近い距離で感想を言い合えたのは『きんいろモザイク』のおかげだね。
種田:あと、名だたる会場でイベントをやらせていただいたこと! Zeppとか東京国際フォーラムは、イベントにお客さんとして行くための場所だっから。そんな場所に立たせていただけるなんて、とっても光栄なことだと思いましたね。本当にいい思い出!
内山:しかもRhodanthe*は、素敵な楽曲ばかり提供していただいてるしね。
諏訪:ね!
種田:とっても誇らしいです!