『ハイキュー!!』6月21日は日向翔陽の誕生日! 頂の景色を目指して飛び続ける主人公・日向翔陽が活躍した名試合3選!【注目ワード】
本日、6月21日は『ハイキュー!!』日向翔陽の誕生日! おめでとうございます!
『ハイキュー!!』は2012年~2020年まで週刊少年ジャンプで連載していた、古舘春一先生による劇的青春バレーボール漫画。勝者と敗者それぞれの立場の心情を丁寧に描いた作風が多くの読者の共感を呼び、一躍大人気漫画へと上り詰めました。アニメでは現在第4期の、春高全国大会・稲荷崎戦まで放送されています。
連載を終えた現在もその人気は衰えを知らず、連載開始から10年を迎えた今年2022年には10周年を記念した企画を開催。リミックス版&フルカラー版コミックスの発売や新作読切の週刊少年ジャンプ掲載。
また8月にはV.LEAGUEとのコラボマッチイベントが控えているなど、盛りだくさんの企画となっています。
そんな『ハイキュー!!』の主人公・日向翔陽は、小柄ながら驚異的な運動能力と反射神経、また勝利に対する貪欲さと強靭な精神力で、烏野高校バレーボール部で「最強の囮」として活躍します。
バレーボールへのひたむきな思いから時には暴走してしまうこともありますが、明るく何事にも前向きな性格で、「最強の囮」以外にもチームの士気を高める役割を担う日向。
そんな日向の誕生日を迎えた本日0時には、YouTubeのジャンプチャンネルで特別なPVが公開されました。『ハイキュー!!』という物語は、2022年の今に繋がっているんだと思わせてくれる感動のPVをお見逃しなく!
この記事では日向の誕生日を記念して、これまで日向が活躍したアニメ放送済みの名試合をご紹介! 公式戦から3試合をピックアップし、日向の活躍と共に紹介します。
青葉城西高校戦(春の高校バレー宮城県大会)|『ハイキュー!!セカンドシーズン』第20話~第24話
練習試合やインターハイ予選など、数々の名試合を繰り広げてきた宿敵・青葉城西との試合は、日向の活躍を語るときにもやっぱり外せません!
日向・影山の速攻がドシャットをくらって敗北を喫したインターハイ予選青葉城西戦。そんな絶望の一本を、第20話のタイトル通り「払拭」するかのように速攻を決めた日向。敗北の記憶を塗り替えて、ようやく新たなスタートを切った日向の姿はまさに鳥肌ものでした。
試合は3セットめにもつれ込み、戦いはチーム対チームの総力戦に。その中で青葉城西のセッター・及川の実力を改めて目の当たりにした影山に対し、日向が放ったのは「おれが居ればお前は最強だ!!!」という言葉。
これは『ハイキュー!!』第1期の第10話で、影山が日向に対して放ったセリフと同じもの。まだまだ実力不足だった日向を鼓舞するための影山のセリフを、ここにきてまさか日向が影山に言うとは、実に感慨深いものがあります。
この試合でスパイクを止められてばかりのため「拾われまくりが何言ってやがる」と一蹴されるも、試合終盤に向けてどんどんと集中力を高めていく日向。そして、見事青葉城西のブロックを切り開いて最後の一本を決め、決勝戦への切符を掴んだのです。
白鳥沢学園高校戦(春の高校バレー宮城県大会)|『ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校』第1話~第10話
白鳥沢戦も日向の活躍を語るうえで外せない試合です。この試合のMVPは月島かもしれませんが、月島がブロッカーとして活躍すればするほどスパイカーとしての日向のプレーが光っていきます。どちらも負けじと輝き続ける姿はまさに「太陽vs月」。
そもそも白鳥沢の絶対的エース・牛若に「嫌いだ」「お前を叩き潰したい」と思わせてムキにさせることができたのは、それだけ日向の存在が強かったからこそではないでしょうか。また、この牛若の感情は試合にも大きな影響を及ぼしていきます。
牛若の無自覚の煽りすらも日向の急速な成長へと繋がり、助走という翼で飛ぶブロックで「高さで勝負するミドルブロッカー」としての活躍を見せます。
ラストセットでも、ソフトブロックに見せかけた超至近距離レシーブやブロックフォローなど、試合中にもかかわらず成長し続ける日向のポテンシャルは底が知れません。
そしてこの試合の最後の一本、自らテンポを遅らせる1stテンポ「紛れる」スパイクで、全国大会への出場を決めた日向。青葉城西戦といい、最後の最後まで新しいことに挑戦し勝利を掴む姿は、まさに主人公といった活躍です。