2022-07-08 12:00

『ウルトラマンデッカー』アスミカナタ役・松本大輝さん、キリノイチカ役・村山優香さんインタビュー｜特撮アクション&青春ドラマどちらも楽しめる作品です

「ウルトラマンデッカー・ミラクルタイプ」がお気に入り

ーーお二人は自身が演じるキャラクターに共感したり、憧れる部分はありますか？

村山：イチカは夢とか目標に突っ走ってるんですよ。私もこの世界で夢を追いかけているというか。気持ちがわかる部分がありますね。あとは明るいところもです（笑）。

隊員たちも訓練で挫折したりトラブルが起きちゃう事があるんですけど、そこでイチカがまとめたり、みんなを引っ張ったりするところに憧れますね。

松本：僕はカナタの前向きなところとか諦めない姿勢には共感できるし、似ているなって思います。憧れるところはウルトラマンに変身できる所ですね（笑）。リアルでは変身できないので！

ーーウルトラマンデッカーは様々なタイプに変身しますがお気に入りなどありますか？

松本：デッカーはカラータイマーが左胸にあって、デザインが左右非対称なんです。それがすごく斬新でかっこいいなと思いました。

どのタイプもみんな好きになるところがあるんですよ。ミラクルタイプは個人的に気に入っています。色がすごく綺麗なんです。間近で見ると本当にすごい。イベントで実際に見てもらえればその気持ちが分かってもらえると思います。

▲ウルトラマンデッカー　ミラクルタイプ

デザインとかもかっこよくて、技も強くてお気に入りです。

ーー村山さんはありますか？

村山：私もミラクルタイプです。みんな違ってそれぞれ良さがあるんですけど、目を引くのはミラクルタイプですね！

撮影現場の様子や、演じるキャラクターについて

ーー撮影で大変なところはどこですか？

松本：怪獣がいるって想定してお芝居するのは難しいです。

村山：そうだよね。自分で目線を決めたりしてやっています。

松本：銃を持って撃つんですけど、その反動を自分で想像してやるんですが、難しい。監督にもアドバイスいただいたら、本物はもっと反動があるって仰っていて。それを表現するのが難しいですね。

村山：怪獣の移動を追うお芝居も難しいです。一瞬で移動するとか（笑）。

松本：目線が難しいよね。

ーーまだ完成した映像は観てらっしゃらないということで、楽しみな部分はありますか？

村山＆松本：やっぱり特撮の部分ですね。どんなかっこいい映像になっているのか期待しています。

ーー撮影現場の雰囲気はどうですか？

村山：めっちゃいい雰囲気です。仲いいよね？

松本：うん！

村山：一緒に刺激しあえて、すごく良い感じです。

松本：年齢は違うけど何でも話せる仲というか。隊長、副隊長も凄く盛り上げてくれて助かっています。

ーーイチカ、カナタはそれぞれどんなキャラクターですか？

村山：すごく一生懸命で明るくて、見ていて元気をもらえるようなキャラクターなんですけど、本当は悩んでいるというか。目標や強い意志を持っている子でもあります。ふとした時に見せるうちに秘めているものを表現できたらなって思います。それを意識して演じています。

ーーイチカの目標や夢はどのようなものなんでしょうか？

村山：スフィアの襲撃によって自分の大好きな仲間や先輩たちが宇宙から戻ってこれなくなっちゃうんですよ。だからイチカはこの問題を解決してまた仲間と再会するんだって思っています。そして平和な世界を取り戻すぞって思っています。

松本：僕はやっぱりヒーローものの主人公なので、子供から見てかっこいいって思われることを意識しています。

ーーなるほど。仲間と分断されることによって残されたイチカやカナタ達は困難な状況に追いやられていく感じですかね？

松本：そうですね。もちろん話が進むごとに難しい状況になっていくんですが、初めはカナタの独断的な行動が多かったりで、他の隊員を振り回しちゃう事もありますね。

進化したアクション、青春ドラマを最後まで見届けてほしい！

ーー本作の魅力はどのようなところですか？

松本：ニュージェネレーションシリーズが10年間続いてきて、10作目で更にアクションシーンが進化しています。怪獣との戦いや生身の人間の隊員たちが敵に立ち向かうシーンですね。その辺りは楽しみにして欲しいです。

村山：そういうアクションシーンもありますが、隊員たちのぶつかり合いや成長のドラマも見所だと思います。笑いもあれば涙もあって、1つの青春ドラマとしても見る事ができると思います。

もちろんアクションや特撮もかっこいいと思うんですけど、2つが組み合わさった魅力のある作品ですね。

ーー印象に残っているシーンなどありますか？

松本：最初の撮影が山だったんですけど、すごく寒くて凍えながらやっていました。しかも隊員同士でぶつかり合いながらやるシーンだったのでみんなで頑張ったな～と（笑）。

村山：震えながら撮ったよね（笑）。寒さを感じさせないようにお芝居するのが大変でした。

ーーでは、今度はお二人の夢などありますか？　挑戦したい事でも！

松本：全然関係ないんですが、子供の時から考えていたスキューバダイビングの資格を取ってみたいです。小さい頃によく海に連れて行ってもらってすごく大好きなんですよ！

村山：え～なんだろうな～！　実際に特撮作品以外で銃を持って刑事物のドラマとかやってみたいなって思いますし、これからのウルトラマンの作品であるかわかんないですけど変身してみたいです（笑）。

松本：ウルトラウーマンですね（笑）

ーーでは最後に放送を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

村山：特撮作品が好きな方も楽しめると思いますし、そうではない方が見ても青春ドラマとして楽しめると思います。ウルトラマンシリーズにあまり馴染みが無い方にも見てほしいですし、好きになって欲しいので見てください！

松本：もちろん子供たちが見てもワクワクできると思うんですけど、大人や昔のウルトラマンシリーズを見ていた人たちがわかるような小ネタが入ってたりするので、最後まで見ていただけたら面白いと思います。注目してほしいです。

やはり昔の戦闘シーンとはまた違って、いろんな技術が進化していて、撮影も工夫して面白い撮り方をしているシーンがあるので、そこを早くみんなに観てほしいと思っています！

『ウルトラマンデッカー』作品情報

あらすじ

かつての怪獣災害もなくなり、平和を取り戻したかのような地球。人類の目はさらなる宇宙進出へと向けられ、怪獣災害への対策規模は縮小傾向にあった。そんな中、突如飛来した謎の宇宙浮遊物体「スフィア」による地球への襲撃が始まり、人類は宇宙との交信を絶たれ“孤島の惑星”となってしまう。

主人公「アスミカナタ」の日常にもその魔の手が迫る。目の前で繰り広げられる破壊、ついに姿を現す巨大な怪獣。危険を顧みず、今そこにいる敵に飛び込んだその時、カナタは「ウルトラマンデッカー」へと変身を遂げる。

「今、やるしかねぇ！」

デッカーの“光”を手にしたカナタは、日常を守るため戦うことを決意し、対スフィア部隊として再編成された新しいエキスパートチーム「GUTS-SELECT」の新人隊員として、若さあふれる仲間たちと共に巨大な敵に立ち向かっていく！

放送開始日：2022年7月9日（土）
放送時間：毎週土曜日午前9:00～9:30
放送局：テレビ東京系6局ネット他
製作：円谷プロダクション・テレビ東京・電通
出演：松本大輝、村山優香、大地伸永、宮澤佐江、小柳友、黄川田雅哉ほか
メイン監督：武居正能
シリーズ構成：根元歳三、足木淳一郎
監督：辻本貴則、坂本浩一、越知靖、内田直之、中川和博、田口清隆
脚本：中野貴雄、継田淳、ハヤシナオキ、皐月彩、鶴田幸伸
オープニング主題歌：SCREEN mode『Wake up Decker!』
エンディングテーマ：影山ヒロノブ『カナタトオク』

番組公式サイト
 作品公式サイト
 作品公式ツイッター（＠ultraman_series/）