『ウルトラマンデッカー』アスミ カナタ役・松本大輝さん、キリノ イチカ役・村山優香さんインタビュー|特撮アクション&青春ドラマどちらも楽しめる作品です
テレビ東京系6局ネットで2022年7月9日(土)から放送開始となる、ウルトラマンシリーズ最新作『ウルトラマンデッカー』。
アニメイトタイムズでは本作の主人公・アスミ カナタを演じる松本大輝さんと、ヒロイン・キリノ イチカを演じる村山優香さんにインタビューを敢行!
出演が決まった瞬間の心境や、オーディションでの一幕、本作品の魅力などたっぷりとお話して頂きました!
歴史ある作品に出演する事が決まった瞬間
ーー出演が決まった時の率直な想いをお聞かせください。
アスミ カナタ役/松本大輝(以下、松本):僕は事務所で別のお話をしている流れで、『ウルトラマンデッカー』の出演が決まったことを伝えられました。サラッとです(笑)。
でもいざ仕事から帰る時は凄くふわふわして不思議な気持ちでした。ずっと「本当かな?」って。そして台本を見ると自分の名前が書かれていて、実感が湧いてワクワクしましたね。
キリノ イチカ役/村山優香(以下、村山):私は急にマネージャーさんと社長さんから「(最寄りの)駅まで行って良い?」って言われて何かやっちゃったかな?って思っていたら、実は!って(笑)
オーディションでもハプニングがあってあまり自信が無かったし、落ちたと思っていたので驚きました。母もその席にいたんですが、2人で声を上げてしまいました(笑)。それで大号泣してしまいました。
私は小さい頃から芸能活動をしていて、ウルトラマンシリーズのような伝統のある作品は初めてなんです。自分の将来の事を考えて不安になることもあったので、やっとスタートラインに立てたのかなと思って嬉しかったですね。
その後何度も「夢じゃないよね?」って母と確認したりして(笑)。
ーーその他、周りの方の反応などはいかがでしたか?
松本:キャストが発表されるとすごい数の連絡が来て、久しぶりに連絡をとる方からも「おめでとう」「よかったね」って言ってもらったり。凄く嬉しかったし、応援してもらえていた事を実感して良かったです。
ーー松本さんは『ウルトラマンコスモス』などが世代とおっしゃっていましたね?
松本:そうですね。ソフビ人形を何体か持っていてよく遊んでいました!
ーー村山さんは周囲の反応はいかがでしたか?
村山:私もお世話になった監督や色んな人からおめでとうと言ってもらえました。私は親戚に小さい子供が沢山いるんです。11人くらいかな。
だから子どもたちに絶対観てもらいたくて、すぐみんなに連絡しました。「おもちゃ絶対買う!」とか言ってくれて嬉しかったです!
松本:僕、実は公式の発表があるまでは黙っていようと思っていたんですよ。
ーー作品や事務所の意向ではなく?
松本:そうですね、勝手にです。そうした方がびっくりするかな~って思って。でも年末地元である北海道に帰った時に、集まった親戚の顔ぶれを見た時に言いたくなって(笑)。
そしたら凄く盛り上がってくれて嬉しかったですね。そしたらお父さんがシャンパンを準備していたのでみんなでそれを飲んだり。母親は「私はウルトラの母になるのね!」って言ってましたね(笑)。
“ウルトラ”の兄も姉もいるし、親もウルトラマンシリーズを観ていたらしく凄く喜んでいました。
ーー親孝行ですね。
松本:これからですよ。良いお正月になりました。
ーーこれから毎週放送されるとなるとまた楽しみですね。村山さんは?
村山:私は発表された時にすぐ親戚に伝えたんですけど、ちょうど撮影の帰りでした。解禁時間が来たらすぐに親戚にメッセージして、すぐおめでとうって言ってくれました。おばあちゃんは「『シン・ウルトラマン』?」って言われて、それではないよって(笑)。
家族みんながメッセージをくれました!
ウルトラマンに対するイメージ、オーディションでのトラブル!?
ーーやはりご家族もみな誇らしいですよね。先程も少しお話にありましたが、お2人のウルトラマンシリーズに対する印象や思い出がありましたらお聞かせください。
松本:印象は……巨大化して怪獣と戦う(笑)。なぜかわからないんですけど「大人向けのイメージ」がありました。『コスモス』は子供も大人も楽しめるような作品だったと思うんですけど、その少し後に放送されていた『ウルトラマンネクサス』が大人っぽい、不気味なイメージを受けましたね。
ホラー映画かな?って思うくらい怖かった気がします。そこから大人向けなのかなって思うようになりましたね。
でも最近のウルトラマンシリーズはみんなが楽しめるものになっていると思います。
村山:私は小さい頃の記憶はあまりないですね! なのでオーディションを受けるに当たって最近のシリーズを見ました。今はもっと好きになって見ています。
迫力がすごい印象です。目が離せなくなるんですよね。他の事していてもつい見てしまうみたいな。
松本:最近のウルトラマンシリーズのアクションって撮り方に臨場感があって凄い面白いんですよね。
村山:ほんとに見逃せないというか、かっこいいが溢れた作品だなと思います。
ーー今作のアクションも楽しみにしています!
松本:ぜひ!(笑)
ーー本作のオーディションはいかがでしたか?
村山:ちょっとハプニングがあったんです。前日の練習を張り切りすぎて声が出なくなっちゃったんです。頑張って保湿したり努力したんですけど、普段の声ではなくて。それが失敗しちゃったな~と思いました。
オーディションでは、大事なシーンのお芝居や、受け身、銃を構えるみたいなちょっとしたアクションがありました。あとは、自己紹介などですね。
ーー役は今のヒロインポジションのセリフでオーディションしたんですか?
村山:そうですね! ちょっと台本の変更があってカナタのセリフを言ったりもしました。
ーー今まで沢山オーディションを受けられたと思うのですが、今回は何が決め手になったと思いますか?
村山:監督から聞いたんですが、イチカは「一生懸命な子」っていう設定で、そこに合致したと言ってくれました。
ーー松本さんのオーディションはどうでしたか?
松本:僕は「ウルトラマンのオーディションは走る」って歴代の方がテレビで仰っていたのを聞いていたので身構えていたんですが、村山さんと同じような感じでしたね。走れるけどな~って思っていたら、今は撮影で走らされています(笑)。
オーディションではウルトラマンって宇宙のイメージがあるなと思って、スペースシャトルのTシャツでアピールしました!(笑)