『メイドインアビス』リコ役・富田美憂さんが高校生の頃のアフレコを振り返る! サッシャさん、亜咲花さんがMCのラジオ『アニメ・ステラ―』6月21日放送回レポート&インタビュー
NHKラジオ第1とNHKワールド・ラジオ日本にて、毎週火曜日午後8時5分より生放送中の、サッシャさん、亜咲花さんがMCを担当するアニメディスカバリーラジオ番組『アニメ・ステラー』。
本番組は、日本アニメ60年の歴史に名を刻むアニメ作品を宇宙の星々に例えて、作品の魅力を深掘りするトーク番組です。2022年6月21日(火)放送回では、TVアニメ『メイドインアビス』が特集され、ゲストとして主人公・リコを演じる声優・富田美憂さんが出演しました。
本稿では、放送のレポートをお届け! さらに、収録を終えたサッシャさん、亜咲花さん、音楽ナビゲーター・冨田明宏さん、富田さんに放送を終えた感想もお伺いしました。
なお、本放送の聴き逃し配信が2022年6月28日(火)午後8時55分まで、NHKラジオ らじる らじる、radikoにて配信中です。ぜひ、お聴き逃しなく!
富田美憂さんのオーディション話や役作りについて深掘り!
今回の放送は、『メイドインアビス』の原作者・つくしあきひと氏も視聴していることが明らかになり、MCのおふたりが嬉しさを告げて番組がスタート。
早速『メイドインアビス』の話題へ。作品の概要について説明されると、絵と物語のギャップが魅力の一つであることが挙げられ、MCのおふたりも作品をご覧になった際に、ギャップが想像を超えてきたと振り返りました。
ここから主人公・リコを演じる声優・富田美憂さんがゲストとして出演。まずは、高校生の時に受けたオーディションの話や役作りについて語りました。
亜咲花さんから当時と現在で成長した点を聞かれると、全部だと回答した富田さん。2020年公開の劇場版を収録した際には、音響監督より上手くならないでほしいと、普段のアフレコ現場では言われないようなメッセージにプレッシャーを感じたという場面も。このエピソードには、MCのおふたりも驚きが隠せない様子でした。
富田さんは『メイドインアビス』に出演するに当たり、新鮮度を重要にしているとのこと。台本を読んでから原作を読み、自身が演じるリコと同じように一喜一憂しながら収録に臨んでいるそうです。このことを踏まえ、登場人物の成長を近くで見られることが作品にハマっていく魅力なのではと自身の考えを語りました。
続いて、2022年7月より放送となるTVアニメ第2期『メイドインアビス 烈日の黄金郷』について。サッシャさんより見どころを聞かれ、新キャラクターの多さ、アクションシーンが満載な点を挙げ、リコやプルシュカにも注目してほしいとコメント。そんな回答にMCのおふたりも放送が待ち遠しいと期待を寄せている様子でした。
アーティスト・富田美憂さんの魅力とは?
番組も後半となり、音楽ナビゲーターの冨田明宏さんが番組に参加。ここからは、音楽についてのトークパートへと突入していきます。
アーティストとしても活躍している富田さんの魅力として、声・表現力・声の活かし方があると冨田さんが解説。音楽的解像度の高さがあり、新世代を代表するアーティストだと富田さんのポテンシャルについて語りました。
亜咲花さんも、ライブ本番前の気持ちの切り替え方や作り方がカッコイイと、アーティスト・声優ならではの魅力を力説。冨田さんも1stアルバム「Prologue」で富田さんが主人公の短編映画を見ているような感覚だったと、亜咲花さんに同意します。
そんな富田さんは、アーティストとして歌う際にも、役を演じる意識を持ちながら歌っていると自身の心構えを話し、亜咲花さんは自身との違いに驚きが隠せない様子でした。
話題が変わり、TVアニメ第1期OP主題歌「Deep in Abyss」のカップリング曲「白笛の呼び声」レコーディングの思い出について。レコーディングはTVアニメのアフレコと平行して行われたそう。楽曲のイメージから、リコの持つ明るくまっすぐなところを出したかったと当時の際の心境を語りました。
その他、TVアニメで披露されたリコの鼻歌やオリジナルの歌はアドリブであったことが明かされ、サッシャさんからも驚きの声が。
そして、番組も終了の時間に近づくと、第2期の放送を待っているファンへメッセージが送られると、富田さんは番組を後にしました。