【BLのことさらに知ってみませんか?】国内最大級のBLイベント「ちるフェス2022」に行ってみた!の巻 【アニメイト編集部BL塾・校外学習編】
夏真っ盛り、みなさんいかがお過ごしですか?
約半年ぶり、2022年最初のBL塾はなんと校外学習からスタート。“夏といえばフェス!”ということで、年に1度BL情報サイト「ちるちる」が主催する商業BL好きによる商業BL好きのための商業BLイベント「ちるちるフェスティバル2022(以下、ちるフェス2022)」に、フリーライターの阿部と編集部員の石橋さんで参戦してきました!
まだまだBL初心者&「ちるフェス」に初参戦の石橋さんはちょっぴり緊張の面持ち……しかし「おみくじ」「BLソムリエカウンセリング」「コラボカフェ」など数々の催しに、緊張はどこへやら。そんなBL初心者でも楽しめる「ちるフェス2022」のレポートをお届けします!
※BL事情は諸説あるため、本企画には個人的見解も含まれています。
メンバー紹介
阿部裕華
フリーのライター。本企画の助っ人。石橋さんの飲み友達。BL愛好歴16年。『好きなものは好きだからしょうがない!!』に衝撃を受け、BLへ沼落ち。黒髪メガネ受けが登場する商業BLマンガは一通りチェックする。今回の先生役。
石橋悠
アニメイトタイムズの編集部員。HIPHOPと百合と某王国を愛する。アニメ化したBL作品などを少し見てはいるが、ズブの素人と言っていいレベル。今回の生徒役。
連載:BL塾
アニメイトタイムズで連載中の「BL塾」が書籍化決定! 表紙イラストは森下suu先生! 書き下ろしを含めた決定版です! アニメイト特典は表紙イラストのカラーペーパー!連載バックナンバー
画像をクリックすると、関連記事にとびます。商業BL好きのためのお祭り「ちるフェス2022」
2022年7月2日(土)〜3日(日)に都立産業貿易センター浜松町館にて開催された「ちるフェス2022」。阿部と石橋さんは3日に参戦しました。少し早めに現地へ集合し、まずはフェス前の腹ごしらえ(大切!)に近くのカフェへ。「ちるフェス」初参戦の石橋さんは、「事前にWEBページでは少し調べてきたのですが、どんな雰囲気なのか全く想像ができず……」と少しソワソワしている様子。
ちなみに阿部は2回目の参戦。ここは先生らしく「緊張しなくても大丈夫ですよ! 商業BL好きによる商業BL好きのための商業BLイベント、まさしくこのままなので。存分に楽しみましょう!」とアドバイスを送ってみたり。
そもそも「ちるフェス」とは、国内最大級といっても過言ではないBL情報サイト「ちるちる」主催の商業BLのお祭りです。第5回目となる「ちるフェス2022」は、同じく「ちるちる」が主催する「BLアワード」の受賞作や商業BLの人気作とのコラボカフェ、おみくじ、ステージなど多彩な企画が開催されるとのこと。
「ちるフェス2022」のロゴを見る限り、テーマは“森”なのかな?と察することができます。どんな雰囲気になっているのかワクワクしながら、開場の11時を少し過ぎた時間に向かうとすでに長い列が!
「並んでいる人たち、みんなオシャレな人ばかり!」とちょっとテンションが上がる中、いざ会場へと足を踏み入れます。
予想通り、会場内の森のようなセットと鳥のさえずり(?)にマイナスイオンを感じる一行。最初に目に入ってきたのは、「ちるフェス2022」の会場内マップ。
楽しめそうなスポットがいろいろあり、はじめにどこへ行こうか悩んでいるところに運営スタッフの方から「フォトスポット⇒おみくじの順番に見ていく方が多いですよ」と丁寧なアドバイスをいただいたので、まずはフォトスポットへ向かうことに。
ここに飾られているのは「BLアワード2022」描き下ろしイラスト! その数なんと、10点。ここでしか撮ることのできないイラストに感動。さらにイラストの前には、作品にまつわるさまざまなアイテムが“祭壇”のようにレイアウトされていました。
みなさん、コラボカフェで買った商品や「ちるフェス2022」限定グッズと祭壇を一緒に撮影していました。私たちも「どのイラストも美しい〜」「この祭壇かわいい〜」と一つひとつじっくり堪能。「ちるフェス」運営のみなさんの商業BL愛をひとしきり感じたところで、続いて向かったのは「ちるフェスみくじ」。
「ちるフェスみくじ」ブースは竹林に池とちょっぴり幻想的な空間です。「パワースポット感満載だ……」と石橋さん。そんな幻想的な空間には、人気商業BL作品カップルのスタンディパネルがずらっと並びます。
夏フェス感のある装いに身を包むカップルたちに妄想がはかどる阿部を尻目に真剣に写真を撮影する石橋さん。
一つひとつのパネルの横には何やら器が。ここに入っているのが、作品のちびキャライラスト(各作品3種類描き下ろし!)と今年の運勢(大吉、中吉、吉)が書かれているおみくじです。おみくじ料500円と引き換えに手渡されるのは丸いチップ。
こちらを近くのスタッフさんに渡し、好きな作品のおみくじを引けるとのこと。今回は「せっかくだから一人1作品ずつおみくじを引こう!」ということで、まずは阿部が引いたのは市川けい先生の『ブルースカイコンプレックス』おみくじ。
おみくじは「心を込めて精神を集中させて引く方がいい」という話しを耳にしたことのある私は、全集中でおみくじを引きます。
「君に決めた!」と一枚選び、いよいよ開きます(おみくじを開く時ってちょっとだけ胸が高まりますよね)。そこに書かれていたのは……
な、な、なんと大吉! しかも富士山と日の出が描かれているミニイラストの演技の良さ! 下半期の幸先の良さを感じます。また、オタ活運のお告げには「推しは推せるときに推せ」という名言が。「これからも商業BLを全力で愛し続けよう」と心に決める阿部でした。
続いては石橋さんのターン。石橋さんはじゃのめ先生の『黄昏アウトフォーカス』映画部シリーズのおみくじを引きます。
さて、石橋さんのおみくじの結果はいかに……
吉でした! 『黄昏アウトフォーカス』のメインカップル・寿と真央のかわいらしいミニキャラクターが描かれています。オタ活運にある「周りを気にせず推すべし。さらばBLオタ道は開かれん」というお告げが核心をついていたよう。「BL塾生としてこのお告げは意識しなければ!」と、どこか心晴れやかな表情で語る石橋さん。そんなあなたを先生は応援します。