夏アニメ『リコリス・リコイル』第3話放送後インタビュー:小清水亜美さん(中原ミズキ役)|ミズキは、文句を言いつつも人生を存分にエンジョイしている自由人!【連載 第3回】
監督・足立慎吾さん(代表作『ソードアート・オンライン』)×ストーリー原案・アサウラさん(代表作『ベン・トー』)×キャラクターデザイン・いみぎむるさん(代表作『この美術部には問題がある!』)×制作・A-1 Pictures(代表作『かぐや様は告らせたい』)という魅力あふれる布陣が贈るオリジナルTVアニメーション『リコリス・リコイル』。
東京の下町にある和カフェ「リコリコ」で働く……だけではなく、秘密組織「DA(ディーエー)」のエージェントでもある少女たちの活躍を描いた作品となっています。
アニメイトタイムズでは、本作の毎話放送後に声優陣のメールインタビュー連載を掲載中! 第3回目に登場するのは、中原ミズキ役・小清水亜美さん。千束とたきなが気持ちをひとつにしていく第3話。噴水前でのやり取りは本当に感動的でした。そんな若い二人を、「冗談は顔だけにしろよ、酔っぱらい」(千束)なんて言われながらも、見守るミズキもいいキャラです。
青春を感じる千束&たきなコンビ、学生時代に戻りたくなっちゃう……
――『リコリス・リコイル』はオリジナル作品ですが、ここまでの台本を読んだ感想をお願いします。
小清水亜美さん(以下、小清水):ミズキは、文句を言いつつも人生を存分にエンジョイしている自由人ですが、過去に何かあったからこそ今の姿があるのだろうか……?
第2話のウォールナット回では、普段は喫茶リコリコでうだうだしているミズキが活躍する時が?!と思いました(笑)。
――オーディションでの思い出をお願いします。
小清水:テープオーディションだったので、好き勝手に演じたモノを送りつけた記憶です(笑)。ありがとうございます!!!
――役作りの面で印象的なことを教えて下さい。監督からディレクションなどはありましたか?
小清水:初めの頃は気の抜けた飄々としたセリフの抜け感を大切にするため、リテイクを数回やらせていただきました。
話数が進むにつれ、コメディシーンや会話のテンポに関わるセリフを皆さまと大事に楽しく構築していったことで、ミズキが生き生き育っていったように思います!
――第3話は、DAから見放されて居場所を失ったたきなに対して、千束が「今は次へ進むとき、失うことで得られることもあるって」と抱きしめるシーンがありました。小清水さんが見ていて印象的なシーンなどがありましたらお願いします。
小清水:若さっていいなって。成長するための葛藤、人との関わりで変化する千束&たきなを見ていて、「もっかいこの時期を体験したいわ」とか思いながら、「いや、でもクルミとミズキも出会ったことにより、ある種の成長をして…いるよな?」とかブツブツ独り言を言いました。
――千束とたきなの印象を教えて下さい。
小清水:最高のでこぼこコンビ!! 千束あってのたきな、たきなあっての千束ですね。
ずっと見ていたくなる2人です。なんかいいよね、青春って。
ただやっぱり2人を見ていると、学生時代に戻りたくなっちゃうから困るわ。
それくらい、すごくいい関係であり、魅力的な2人です。