アニメ『異世界おじさん』第4話放送後インタビュー:小松未可子さん(藤宮役)|幼い藤宮は、テイクを重ねていくうちに、フィット感が強くなってきました【連載 第4回】
異世界帰りのおじさんが語る、異世界グランバハマルでの話に泣き笑いするTVアニメ『異世界おじさん』が放送中!
2017年にトラックにはねられ、17年の昏睡状態から目覚めたおじさんは魔法が使えた。それを見た甥のたかふみと始まったルームシェア生活。
おじさんから語られる異世界冒険譚の切なさ、17年の時を超えたSEGA愛、動画配信に勤しむ2人の姿など、要素が多すぎる新感覚異世界コメディについて、アニメイトタイムズでは毎週アンケートインタビューを実施。第4回は、たかふみの幼馴染みで、たかふみに好意を寄せているのに、ほとんど気づいてもらえていない藤宮を演じる小松未可子さん。
幼藤宮で言われた納得のディレクション。そして幼藤宮を気に入っている人とは。
ーー原作で面白かったところ、魅力を感じたところを教えて下さい。
小松:まず異世界から帰ってきた人の話であることが、珍しいスタートだと思ったのですが、そこからさらに(いい意味で)裏切られるおじさんのキャラクター性、異世界で出会ったどこかおかしな仲間(?)たち、そして現実の世界での穏やかなシュールな話、そしてSEGA愛。多角的にツボに刺さる作品だと感じました。
ーーTVアニメ『異世界おじさん』を見ていかがでしたか?
小松:やっぱり細かなところに、情熱的なSEGA愛を感じます!
ゲーム画面や機体、外箱までも細かく描写されていて…。そこから、異世界側の女の子がかなり美しく描かれている!からの、落とすところへのギャップにこだわりをとても感じました(笑)。
ーー藤宮を演じるときに意識していたところはどんなことですか?
小松:藤宮は言葉遣いもかわいらしすぎない、かといって乱暴すぎない、ふとしたときにドキッとする魅力を持っている女の子ですが、たかふみに対する想いはやや拗らせている部分もあって、身近に感じやすいなと思いました。
ディレクションでは、藤宮が照れているようなシーンは、普段よりもややあざとめにかわいく(笑)、ギャグの成り立つシーンでは面白い音にこだわるなど、キャラクターのギャップがより際立つような演出をいただくことが多かったと思います。
ーー幼い藤宮が3話で登場し、4話アバンでも登場しました。ここでのアフレコの思い出、幼い藤宮のお芝居で心がけていたことなどを教えてください。
小松:藤宮ということを忘れるように意識しました。
ディレクションでは、もっと汚く!!とオーダーがありました。
何回かテイクを重ねていくうちに、フィット感が強くなってきました。
自分自身も、小学生時代はこんな感じだった気がするので、親近感がすごくありました。
そして子安さんが、妙に幼藤宮を気に入られております(笑)。