どんどん現れる新キャラクター！　特別扱いされない主人公が魅力のひとつ!?　夏アニメ『オリエント』「淡路島激闘編」島津秋弘役・内山昂輝さん＆尼子勝巳役・梶原岳人さんインタビュー

バトルシーンに詰まった『オリエント』らしさとは？

――『オリエント』のアフレコ現場の様子はどうですか？

内山：コロナ対策のため、この作品も少人数での収録です。以前より待ち時間も少ないので、みんなそれぞれが集中して、自分のキャラクターやセリフと向き合っている感じです。

梶原：ただでさえコミュ障の僕は自分から話しかけにいくことも少ないので、スタジオのすみっこで静かにしていることが多いです（笑）。

内山：まあ、今はどこもそんな感じで進むことが多いですよね。

梶原：そのせいかキャラクター同士の掛け合いとか、バトル中の共闘シーンなどでは、自然と力が入ります。やっぱりほかの役者の方と一緒にマイク前に立つと、「『オリエント』チームの一員なんだ」という実感が強まりますから。

――キャラクターを演じるうえで、心がけていることを教えてください。

内山：秋弘は謎の多いキャラクターなのでまだ語れないこともありますが（笑）、第15話の時点では「強がっている感」を頭の隅で少しだけ意識しつつ、やるようしています。先々のエピソードで秋弘のトゲトゲしい態度の理由が明らかになると思いますが、そのときになって初めて、彼の今の姿に納得、というか共感してもらえることが理想ですね。

――先の展開を見据えて演技されているわけですね。

内山：先のことを意識しすぎてもよくないんですけどね。また、秋弘の頑なな態度は彼なりの覚悟の表れでもあるのだろうと考えています。

――梶原さんは勝巳を演じるときに、どんなことを心がけていますが？

梶原：印象の話とも通じるのですが、勝巳の態度が「上から目線」にならないよう注意しています。勝巳は立場上リーダー的なポジションで行動することが多いですが、武蔵やほかの武士たちと肩を並べて戦っているという気持ちを忘れないようにしています。そういったバトルでのスタンスが、勝巳をかたちづくる個性のひとつだと思うので。

内山：たしかに、秋弘もそうですが、『オリエント』のキャラクターってバトルの中であっても、しっかりと自分らしく戦う様子が描かれていますよね。だからこそ、それぞれのバトルシーンが魅力的に見えるのかもしれません。

――ご自身のキャラクター以外で、気になるキャラクターはいますか？

内山：敵キャラクターはとくに魅力的ですね。犬飼四郎にしても犬田八咫郎にしても、周囲を省みない性格だし、みんな強くて容赦がない。はっきりと「悪者」と感じられて良いです。

梶原：杉田智和さんが演じる八咫郎が、シンプルに気持ち悪くて大好きです（笑）。しかも、八咫郎は美少女の（猿渡）みちるが娘なんですよ。思わず「親子なの!?」とツッコミたくなるところも、すごく面白いですね（笑）

――最後に、ファンへのメッセージをお願いします。

内山：第２クール「淡路島激闘編」は、第１クール以上に壮大なバトルが満載です。スケールの大きいバトルシーンを、ぜひアニメでお楽しみください。僕が演じている島津秋弘は、まだまだ実像が掴めないキャラクターだと思いますが、今後みなさんをいい意味で驚かせるエピソードが描かれますのでご期待ください。

梶原：秋弘や勝巳といった同世代の武士と、武蔵がどのように向き合い、どう自分を成長させていくのかにも注目してください。迫力のバトルと合わせて、武士たちの濃い人間ドラマを楽しんでいただけたらと思います。

――梶原さんは第２クールのEDテーマも担当されていますね。どんな楽曲になりましたか？

梶原：『オリエント』ではキャラクターの“刀気の色”が重要な要素になっているので、「色違いの糸束」も色をテーマに作りました。『オリエント』の世界観に寄り添った楽曲が出来上がりましたので、ぜひアニメと一緒に聴いていただけたら幸せです。よろしくお願いいたします！

TVアニメ『オリエント』作品情報

放送情報

第2クール淡路島激闘編好評放送中‼
【テレビ東京】毎週月曜25:30
【BSテレ東】毎週木曜24:30
【AT-X】毎週火曜23:00
※AT-X リピート放送：毎週木曜11:00／毎週月曜17:00 ※放送日時は変更になる場合がございます

配信情報

第2クール淡路島激闘編がdTV・アニメタイムズ・Huluにて毎週月曜26：00～先行配信決定！
ほか見放題／都度課金サービスでも毎週金曜24:00～随時配信スタート！
第1クール安芸旅立ち編は下記サイトにて好評配信中！

■見放題配信
dTV
アニメタイムズ
Hulu
アニメ放題
U-NEXT
FOD
バンダイチャンネル
TELASA（見放題プラン）
J:COMオンデマンドメガパック
スマートパスプレミアム
milplus 見放題パック
ABEMA
ひかりTV
Disney＋
dアニメストア

■都度課金
Rakuten TV
DMM.com
ビデオマーケット
GYAO!ストア
music.jp
ニコニコチャンネル
HAPPY!動画
MOVIE FULL
クランクイン！ビデオ
TELASA(レンタル）
J:COMオンデマンド
milplus

■その他
GYAO!

イントロダクション

別冊少年マガジンで大好評連載中!!

「マギ」の大高忍による、最新作が待望のアニメ化!!

鬼神の襲来により、日ノ本の覇権は“人”から“鬼”へと移った。

人々が鬼による支配を受け入れ、“武士”だけが戦い続ける動乱の時代に、武蔵と小次郎は“最強の武士団”結成の夢を誓い、鬼退治に挑む！

武蔵役・内田雄馬、小次郎役・斉藤壮馬ら豪華キャスト出演！

“ネオ戦国”の世を舞台に繰り広げられる、王道バトルアクションが開幕!!

第2クール淡路島激闘編あらすじ

淡路島激闘編、ここに開幕――！

鬼神の襲来により、人ではなく“鬼”が覇権を握る日ノ本。“最強の武士団”結成を誓い、故郷を飛び出した武蔵と鐘巻小次郎は旅の途中で出会った服部つぐみと3人で「鐘巻武士団」を結成。鬼を倒す唯一の武器である「鬼鉄刀」を手に入れ、夢への一歩を踏み出した。

そして播磨で、武蔵たちは上杉竜臣率いる大武士団「上杉武士団」と出会う。彼らの目的は、淡路島を飲み込んだ巨大鬼神“砲戦竜八岐大蛇”の討伐。そこには武田尚虎率いる「武田武士団」や武蔵と同年代の武士である島津秋弘や尼子勝巳たちどこか浮世離れした人見知りの姫・猿渡みちるの姿もあった。さまざまな思惑が渦巻くなかで、武蔵たちも鬼神退治に参戦する。

対する八岐大蛇は、“一度も傷ついたことがない”鉄壁の鬼神。武蔵たちの新たな闘いは、いまだかつてないほど苛烈を極めようとしていた――。

スタッフ

原作：大高忍（別冊少年マガジン連載／講談社）
監督：柳沢テツヤ
シリーズ構成：國澤真理子
キャラクターデザイン：岸田隆宏、松本文男
総作画監督：松本文男、崎本さゆり
アクション監修：須賀重行
プロップデザイン：きむらひでふみ
色彩設計：舩橋美香
美術設定：浅見由一
美術監督：坂上裕文
撮影監督：間中秀典
編集：山岸歩奈美（REAL-T）
音響監督：納谷僚介
音響制作：スタジオマウス
音楽：深澤秀行
アニメーション制作：Ａ・Ｃ・Ｇ・Ｔ
製作：「オリエント」製作委員会

　
◆第1クール安芸旅立ち編　テーマ
OPテーマ：Da-iCE「Break out」
EDテーマ：羽多野渉「ナニイロ」

　
◆第2クール淡路島激闘編　テーマ
OPテーマ：花村想太 & Lil' Fang「Break it down
EDテーマ：梶原岳人「色違いの糸束」