“男性高校生の放課後”のような雰囲気がクセになる! 男性VTuberグループ「ホロスターズ」の新ユニット《UPROAR!!》の夜十神封魔さん、羽継烏有さん、緋崎ガンマさん、水無世燐央さんにインタビュー
配信でも配信外でも言えないメンバーの素敵なところ
——せっかく4人全員が揃っているインタビューですので、この機会にそれぞれメンバーの素敵なところを教えていただけたらと思っております! 少し恥ずかしいかもしれませんが、まずは夜十神封魔さんの素敵なところを……。
封魔:……罰ゲームかな?
燐央:ちょっと難しい質問ですね~。1時間くらい考える時間をいただいて良いですか?
一同:(笑)。
燐央:嘘です! 封魔の良いところはいくらでもあります。「リーダーになりたくてなったわけじゃない」と封魔は言っていますが、本当に一番リーダーに適任だなと。
みんなを率先して先頭に立って引っ張るリーダーというわけではなくて、横に並んで一緒に頑張って行こうぜ!と常に僕たちの顔を見ているというか、それぞれが今どういう思いで活動をしているのか、どういう感じでやっているのかをすごく寄り添ってくれますし、個人の活動もすごくストイックなんです。
リスナーさんに向けてもそうですし、封魔自身のゲームの腕前であったり、自分の成長に対して手を抜かないというか、すべてにおいてすごく真摯に向き合う人だと思っています。
封魔:(恥ずかしがりながら)僕はどういう気持ちで受け取ればいいの(笑)。
一同:(笑)。
烏有:封魔を一言で表すなら「優しさ」だと思っています。それは無条件の優しさではなく、しっかりといろいろと考えた上でどんな人にも優しく接しているという意味です。
彼は妖なので人間とは違いますが、生きている以上どうしても気分の浮き沈みや好みがあると思うんですけど、それを表には一切出さずに活動している姿に、“アイドル”としてはもちろん、”配信者”としてとても尊敬しています。
燐央も言っていましたが、《UPROAR!!》のリーダーになってくれて本当に感謝しています。
ガンマ:もう全部言われちゃったんですけど……う~ん、なんだろうなぁ……。
燐央:緋崎ガンマ、言うことは何もないで~す!
ガンマ:違う違う違う! あるあるある!
封魔・烏有:あはははは。
ガンマ:包容力というか、封魔がいるだけでその場の空気がだいぶ柔らかくなるというか。これはたぶん僕にはないものですし、本当にいてくれるだけでサンキュー!という感じです。
封魔:彼女か!
一同:(笑)。
——皆さんの言葉を受けて封魔さん、いかがですか?
封魔:普通にありがたいです。基本的に4人は殴り合いしかしないので褒め合うことがないんです。これはちょっと……本人がいないところで聞いたほうが良かったのかもしれません(笑)。
ガンマ:おい! そんなこと言うなよ!
烏有・燐央:そうだ! そうだ!
封魔:大変ありがたいです……!
一同:(笑)。
——では続きまして、羽継烏有さんの素敵なところを教えてください。
封魔:本人は照れ隠しで「いやいや……!」と言うんですけど、声がすごく良いんです。
烏有:いやいや……!
封魔:最近、歌ってみたもアップされたんですけど、す~ごい反響があって。先輩と話をする機会があったときに「烏有の歌ってみた良かったよ~!」と歌がうまい先輩もおっしゃるくらいでした。
本人は謙遜していますが、声は配信者としての武器の1つなので、その武器を生かしてシチュエーションボイスや声優のお仕事もどんどんしてほしいです。ビジュアルはもちろん、声が好きなリスナーさんもいると思うので、もっと自信をつけて声の活動をしていってほしいなと思います。
烏有:(照れながら)ありがとうございます。
燐央:僕は烏有とは良い意味で、本当に考え方が真逆なんです(笑)。
烏有:そうだね~!
燐央:面白いくらいに真逆なので、僕の人生の中で想像もつかなかった選択肢というか、「そういう考え方もあるんだ!」みたいなことを烏有がいろいろと教えてくれます。この活動をしなかったら、たぶん出会わなかったタイプの人だと思うので、自分の知見がすごく広がりますし、烏有と絡むことの面白さがすごくあります。あと、烏有は封魔とはちょっと違うストイックさがあるんです。
——へぇ〜! どんなストイックさなのですか?
燐央:言語化は難しいですが、たぶん自分が求めている理想をすごく大事にしているというか。それを叶えるために努力も怠らない人なんだろうなと見ていて感じます。そういうところは、烏有のファンの人たちも好きだと思える部分なんじゃないかなと。
ガンマ:うんうん。デビューしてからずっと思っていることなんですが、烏有は自分で決めたことは曲げない人。自分がこうしたいと思ったことは必ずやり遂げる人間だと思っています。僕の場合、嫌になったら途中でもすぐに投げ出しちゃいますが、烏有は芯の強さが感じられるので、そこは純粋にすごいです。
——皆さん、すごくお互いのことを理解し合っているのですね。
烏有:この質問は……結構来るものがありますね(笑)。
封魔・ガンマ・燐央:あはははは。
烏有:この後の燐央とガンマは覚悟しておけよって感じですけど(笑)、純粋に嬉しいです。封魔も言っていましたが、裏で褒め合うことって本当にないんです。どちらかというと、茶化しながら殴り合うことが多くて純粋に言葉を伝えることがないので、その機会を作ってくれてありがとうございます。
——いえいえ! こちらこそ皆さん丁寧にお話をしてくださってありがたいです。次は、緋崎ガンマさんの素敵なところを教えてください。
ガンマ:お願いします!
燐央:ちょっと一番難しいかもしれないです……。
封魔:難しいなぁ~!
烏有:う~ん。
燐央:3日くらいお時間いただきたいなぁ~と。
ガンマ:そんなことない! 出てくるでしょ、すぐに!
一同:(笑)
燐央:冗談は置いておいて……ガンマはすごく人にパワーをくれる存在だと思います。本人が明るくてテンションも高いですし、配信もノリ良くやっているので、リスナーさんが疲れを感じたときでも、ガンマはいつも変わらず元気にやってくれているのが力を分けてくれるというか。それはリスナーさんも感じていると思います。
あと同期として思うのは、フットワークが軽いことです。僕が提案したときも「やろうやろう!」とすぐに言ってくれたり、レスポンスの速さだったり、良い意味で根の真面目さが出ていてしっかりしている部分もあります。なので、すごく落ち着いて絡めるというか、接しやすい存在だなとめちゃくちゃ思います。
ガンマ:ありがとうございます!
烏有:ガンマは、パリピという肩書きで勘違いされてしまうんですけど、誰よりも真面目な人間なんです。そして努力家。さっき燐央も言っていましたが、ガンマの配信を見に行くと常に笑って明るく配信していて、「ガンちゃん太陽だよ!」と書いてあったコメントを見て、まさにその通りだな!と。自分に足りないものを理解した上で、自分ができることを探してみんなを楽しませている姿に1人の人間として尊敬しています。
ガンマ:ありがとうございます!
――夜十神封魔さんは、ガンマさんの素敵だなと思うところはありますか?
封魔:そうですねぇ~、声がでかいところですかね~。
ガンマ:あ”ぁ”ん!?
封魔:うそうそ! 嘘です!
一同:(笑)。
封魔:ガンマは誰よりもプロですね。プロの男性アイドルVTuberというか、良い意味でプロとして全うしているところがあって。
燐央:うんうん。
封魔:結構僕たちって日々のスケジュールに追われていることが多いんですけど、そういったスケジュール管理ができていて、リスナーさんに向けて毎週スケジュールを出していますし、配信の枠も事前にちゃんと立てていて、やること全てが完璧なんです。
正直、今週はしんどいなぁ、今日はちょっとなぁ……と思うことがあるんです。でも、ガンマは怠らないように、自分にプレッシャーをかけているんじゃないかと感じるくらいプロとして活動していて。それはどのVTuberをとってもトップに入るくらいプロ意識が高いと思いますし、尊敬できます。それ以外は尊敬できないですけど。
ガンマ:あれ!?
一同:(笑)
——3人の話を聞いて、ガンマさんはどう思われました?
ガンマ:やっぱり……恥ずかしいですね。これはハズいです!
封魔・烏有・燐央:(笑)
——最後は、水無世燐央さんの素敵なところをお聞かせください。
燐央:たぶん、ないと思うので飛ばしていただいて……。
ガンマ:おいおいおい!
封魔:なんだ!? 恥ずかしいのか!?
烏有:照れてるのか~???
一同:(笑)。
封魔:燐央は優しさの塊みたいな存在です。空気感をすごく大切にする子で、裏でも表でも少しでも場の雰囲気が良くなるように努力するというか。その場だけじゃなく、その前にもいろんなコミュニケーションを取って良い雰囲気になるように下準備をしていたり、終わった後もちゃんと「ありがとうございました。楽しかったです」と、気遣い力が高すぎるところがあって。その優しさに救われる場面がすごく多いんです。
あと、燐央の得意分野である歌を率先して進めてくれますね。僕を含め、歌に関してはそこまで知識のないメンバーも多いので、燐央がその辺をカバーしてくれます。
僕たちはアイドルとして歌うこともあるので、そこを燐央がすごく頑張ってアドバイスをくれたり詰めたりしてくれて。そういう行動の根本にある優しさに救われているなぁと活動を通して思います。
燐央:あざす!
封魔:まぁ嘘ですけど! 原稿に書いてる通りに読んでいるだけなんで!
ガンマ:カンペか~!
烏有:封魔、お前も照れてるのか~?
燐央:なんで言うほうが照れとんねん!
一同:(笑)
——皆さんの照れ隠しがまた最高です。烏有さんは燐央さんについて、どんなところが素敵だと感じていますか?
烏有:燐央みたいなタイプは今まで関わることがなかったので、この活動を通して燐央と関わるようになり、こういう考え方もあるんだ!と世界が広がりました。燐央を見ていると、誰よりもアイドルをしていると思うんです。自分のアイドル像をしっかりと持っていますし、それをみんなに見せていきたいという気持ちがすごく伝わってきます。
あと、封魔が言っていたようにすごく優しいんです。自分ができることがあれば「任せてよ!」と言ってくれて。デビューと同時に4人で歌った『エンヴィーベイビー』×『KING』を出したんですけど、燐央以外の3人があまり歌が得意じゃないことから「じゃあ僕が1回歌ったところにみんな合わせてみて」と、わざわざ歌を全部録って僕たちに送ってくれました。
そして僕たちが歌った音源も全部チェックして、「ここはこうしたほうが良いよ」と直してくれたりして。そんな優しさとストイックさを兼ね備えているので、本当に素晴らしい人だと思います。何かあったときには燐央に頼れば大丈夫!と言えるくらい、このグループには必要な人材です。
燐央:あざす! 友達料振り込んでおきま~すっ!
封魔・烏有:あはははは!
ガンマ:燐央は歌がうまく、いつも冷静であるというところも素敵ですが、結構クールそうに見えて意外とめちゃくちゃ行動力があります。コラボでもいろんな先輩方や外部の方も含めて、自分から声をかけているので、僕ができない分すごく尊敬している部分です。こういう率先した行動は配信者としてどんどん伸びるために必要な才能だと思いますし、僕の配信には少し雑な部分があるんですけど、そういうところもなくちゃんと配信をやっていけているので、すごいなと思います。
——3人のコメントを聞いた水無世さんのお気持ちはいかがですか?
燐央:本当にありがとうございます!という気持ちでいっぱいです。自分が頑張っている部分というか、頑張っていきたいと思っている部分もメンバーが評価してくれているのはすごく嬉しいですし、それが伝わるような活動ができているんだなと。この数ヶ月やってきて良かったなと思います。