アニメ『リコリス・リコイル』第9話放送後インタビュー:松岡禎丞さん(真島 役)|バランスが取れていた千束と真島、思想が違わなければ……【連載 第9回】
監督・足立慎吾さん(代表作『ソードアート・オンライン』)×ストーリー原案・アサウラさん(代表作『ベン・トー』)×キャラクターデザイン・いみぎむるさん(代表作『この美術部には問題がある!』)×制作・A-1 Pictures(代表作『かぐや様は告らせたい』)という魅力あふれる布陣が贈るオリジナルTVアニメーション『リコリス・リコイル』。
千束の命があとわずか……!? 自分に何かできることがないのか、と考えたたきなは、千束と一緒にいる時間を大切にするよりも、彼女を助けるために動くことを決意した。いよいよクライマックスに突入する『リコリス・リコイル』。
アニメイトタイムズでは、本作の毎話放送後に声優陣のメールインタビュー連載を掲載中! 第9回目に登場するのは、千束とたきなの前に立ちはだかる真島役・松岡禎丞さんです。
ディレクションもあまりなく自然体で演じたという真島
――台本や資料を受け取ったときの第一印象を教えてください。
松岡禎丞さん(以下、松岡):オリジナル作品だったので、最初見たときは「どーゆーことー?」と思っていたのですが、収録日の初日に現場で様々なお話を聞いて、あ!なるなる!(なるほど!)と、なりましたね(笑)。
個人的には最初まったくわけがわからず現場に入った感じでした(笑)。
――放送中のSNSなどでの盛り上がりをどう見ていますか?
松岡:本当にここまでのことになるとは考えてもいませんでした。
でも、よく足立(慎吾)さんと現場でお話しさせていただくのですが、その中で、ものすごく苦労されているんだな……というお話もたくさん聞いていたので、この苦労は皆さんの楽しみとして、ぜひ報われてほしいと思っていました!
本当に我が身のごとく嬉しかったですね!
皆さんがどんどんリコリコ沼にハマっていく姿が、すごく嬉しいです!
――TVアニメの映像を見ての感想をお願いします。
松岡:すごく丁寧に動かしているなというのが第一印象ですね。ひとつひとつの所作、仕草、感情の機微。絵だけでも相当なお芝居をしていて無駄なカットが一切ない、それには凄まじい衝撃を受けました。
掛け合いに関しても、気持ちの良い環境でやれたので、すごく良かったです
――真島は、どんなキャラクターですか?
松岡:掴みどころがないと言うか、何を考えて行動しているのかがいまいちよくわからない、そしてアラン機関から何を受け取ったのか、本当にまだ全然言えないことがたくさんありまして……(汗)。
唯一言えることは、バランスを取らなきゃな!が関係しているので。
ぜひ最後まで見ていただきたいと思います。
――演じているときに意識していたこと、大事にしていたことはどんなことですか?
松岡:基本的に足立さんからのディレクションはあまりなかったのですが、僕自身は超絶フランクに演じました。
発声云々も抜きにしてすごく自然体で演じましたね。たぶん普段の僕なのではないだろうか、ぐらい(笑)。
すごくスムーズに収録が進んでいたので、苦労したという印象は一切ないです。
大事にしていたことは『ミステリアス』。