直接対決! アフレコはどこかセッションしている雰囲気!? 夏アニメ『オリエント』「淡路島激闘編」武田尚虎役・日野 聡さん&犬飼四郎役・下野 紘さんインタビュー
直接対決を振り返る!
――これまでのエピソードで、印象に残ったシーンを教えてください。
日野:やっぱり第19話、第20話の四郎とのバトルでしょう。尚虎は武士団の当主としてだけでなく、一武士としての顔も見せることができたので印象深いです。
下野:僕も尚虎とのバトルだなぁ……。第1クールで描かれた「俺のところに来いよ! そいつらのところにいるよりも…絶対幸せにしてやるからさ!!」など、黒曜の女神に熱い想いをぶつけるシーンも捨てがたいんですけどね。四郎と尚虎のバトルは両者の実力が拮抗しているだけに、ほかのバトルシーンとは一線画すものがあって印象深いです。
――そんな第19話、第20話の収録はいかがでしたか?
日野:ガチガチに緊張しちゃって、スタジオに入る前から震えが止まらず……。
下野:嘘言うのやめて! 全然リラックスしてたでしょ!! 「緊張してますぅ」と言っておいたほうが印象良いからといって、嘘はダメですからね!!
日野:あ、寝坊して遅刻しかけたんだった(笑)。
下野:緊張したのは、それが原因だねぇ!(笑)
日野:下野くんのキャラクターとバトルシーンを演じるのは楽しみだったよ。いろいろな作品で一緒になるけど、ここまではっきりと敵対する関係は『オリエント』が初めてだしね。
下野:そうですね。まず仲間であることが多いですし。敵でかつ直接対決というシチュエーションは初めてで。別の現場で一緒になったときも「なんか変な感じですよね」と話しましたし。
日野:実際に演じてみても、すごく面白かった。お互いにキャラクターとリンクしている部分が多いこともあって、尚虎と四郎は命がけで戦っていても、どこかセッションしている雰囲気もあって。僕はとても楽しく演じさせていただきました。で、下野くんは、当日のテンションはどうだったの?
下野:そりゃあもう緊張で朝4時に起きちゃって(笑)。
日野:もう絶対嘘じゃん(笑)。
――では第19話、第20話の尚虎、四郎を演じるときには、どんなことを心がけましたか?
日野:2人ともお互い食えないヤツなので、狸の化かし合い、みたいなものをイメージしながら臨みました。「出す? 出さない? あ、それ出すの? いやいやまだ隠しているんでしょ?」みたいな掛け合いができたら、楽しいなと。
下野:たしかに尚虎と四郎のバトルは、お互いに余力を残した綱引きみたいな展開でしたね。
日野:そうそう。お互い力を小出しにする、みたいな。
下野:それで結局、「俺が一番強いわ」「いや俺が一番だろ」「いやいや俺だろ」みたいな鍔迫り合いになっていくんですよね。
日野:ある意味、息が合っているなと感じました。立場や境遇が違っていれば、尚虎と四郎ってめちゃくちゃ仲良くなれそうだよね。下野くんの言葉を借りると、ケンカ友達、といった感じで。
下野:お互いに本質的な部分はまだ謎で包まれているので、もしかしたらそういう未来もありえるかもしれませんね。
――下野さんは、四郎を演じるにあたって心がけたことはありますか?
下野:第1クールの四郎は子供っぽさを意識して演じていました。武士をばっさばっさと斬っているのに、どこか遊んでいるようにも見えるチグハグさと言いますか。それが第19話では黒曜の女神のことを馬鹿にされたことをキッカケにして、飄々とした顔に隠れていた残虐で容赦のない部分をチラ見せした感じですね。尚虎とのバトルは四郎も楽しかったと思うので、また子供っぽい表情が戻っても来ていましたけど。
――尚虎VS四郎のエピソードを見直す際、改めて注目してもらいたいシーンを教えてください。
日野:全部面白いからなぁ。絞れる気がしない……。
下野:バトルシーンはどこもかっこいいので、全部見てください。なんなら四郎と直虎は今回のバトルに限らず全バトルがかっこいいので、全エピソードを見直してもらいたいです(笑)。
日野:上手い(笑)。ちなみにバトルシーン以外なら?
下野:やっぱり尚虎に黒曜の女神を侮辱されたシーンですね。四郎が一番感情を露わにしていますし、僕自身も気合いを入れて演じたので。
日野:なるほど。尚虎は奥の手の奥の手である短刀を生み出して、四郎と対峙しているシーンです。武士団の仲間や武蔵たちに見せる”気のいいお兄ちゃん”とのギャップを楽しんでいただけたら幸いです。
――最後に、ファンにメッセージをお願いします。
日野:第2クール「淡路島激闘編」ではストーリーが大きく動いて、キャラクターの新たな一面もどんどん出てきています。これからクライマックスに向けて、ストーリーもバトルもさらに迫力を増していきますので、ぜひ最後までお付いください。
下野:四郎や尚虎だけでなく、『オリエント』には魅力あふれるキャラクターが満載です。もちろん四郎自身の今後の展開も気になりますが……、まずはアニメ第2クールを最後まで楽しんでいただき、その次は原作マンガで彼らのさらなる活躍を堪能していただけたら嬉しいです。引き続き『オリエント』の応援、よろしくお願いいたします!
TVアニメ『オリエント』作品情報
放送情報
第2クール淡路島激闘編 好評放送中‼
【テレビ東京】毎週月曜25:30
【BSテレ東】毎週木曜24:30
【AT-X】毎週火曜23:00
※AT-X リピート放送:毎週木曜11:00/毎週月曜17:00 ※放送日時は変更になる場合がございます
配信情報
第2クール淡路島激闘編がdTV・アニメタイムズ・Huluにて毎週月曜26:00~ 先行配信決定!
ほか見放題/都度課金サービスでも 毎週金曜24:00~ 随時配信スタート!
第1クール安芸旅立ち編は下記サイトにて好評配信中!
■見放題配信
dTV
アニメタイムズ
Hulu
アニメ放題
U-NEXT
FOD
バンダイチャンネル
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J:COMオンデマンドメガパック"
スマートパスプレミアム
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Disney+
ABEMA
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■都度課金
Rakuten TV
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J:COMオンデマンド
milplus
■その他
GYAO!
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イントロダクション
別冊少年マガジンで大好評連載中!!
「マギ」の大高忍による、最新作が待望のアニメ化!!
鬼神の襲来により、日ノ本の覇権は“人”から“鬼”へと移った。
人々が鬼による支配を受け入れ、“武士”だけが戦い続ける動乱の時代に、武蔵と小次郎は“最強の武士団”結成の夢を誓い、鬼退治に挑む!
武蔵役・内田雄馬、小次郎役・斉藤壮馬ら豪華キャスト出演!
“ネオ戦国”の世を舞台に繰り広げられる、王道バトルアクションが開幕!!
第2クール淡路島激闘編 あらすじ
淡路島激闘編、ここに開幕――!
鬼神の襲来により、人ではなく“鬼”が覇権を握る日ノ本。“最強の武士団”結成を誓い、故郷を飛び出した武蔵と鐘巻小次郎は旅の途中で出会った服部つぐみと3人で「鐘巻武士団」を結成。鬼を倒す唯一の武器である「鬼鉄刀」を手に入れ、夢への一歩を踏み出した。
そして播磨で、武蔵たちは上杉竜臣率いる大武士団「上杉武士団」と出会う。彼らの目的は、淡路島を飲み込んだ巨大鬼神“砲戦竜八岐大蛇”の討伐。そこには武田尚虎率いる「武田武士団」や武蔵と同年代の武士である島津秋弘や尼子勝巳たちどこか浮世離れした人見知りの姫・猿渡みちるの姿もあった。さまざまな思惑が渦巻くなかで、武蔵たちも鬼神退治に参戦する。
対する八岐大蛇は、“一度も傷ついたことがない”鉄壁の鬼神。武蔵たちの新たな闘いは、いまだかつてないほど苛烈を極めようとしていた――。
スタッフ
原作:大高 忍(別冊少年マガジン連載/講談社)
監督:柳沢テツヤ
シリーズ構成:國澤真理子
キャラクターデザイン:岸田隆宏、松本文男
総作画監督:松本文男、崎本さゆり
アクション監修:須賀重行
プロップデザイン:きむらひでふみ
色彩設計:舩橋美香
美術設定:浅見由一
美術監督:坂上裕文
撮影監督:間中秀典
編集:山岸歩奈美(REAL-T)
音響監督:納谷僚介
音響制作:スタジオマウス
音楽:深澤秀行
アニメーション制作:A・C・G・T
製作:「オリエント」製作委員会
◆第1クール安芸旅立ち編 テーマ
OPテーマ:Da-iCE「Break out」
EDテーマ:羽多野 渉「ナニイロ」
◆第2クール淡路島激闘編 テーマ
OPテーマ:花村想太 & Lil' Fang「Break it down
EDテーマ:梶原岳人「色違いの糸束」
キャスト
武蔵:内田雄馬
鐘巻小次郎:斉藤壮馬
服部つぐみ:高橋李依
猿渡みちる:安野希世乃
武田尚虎:日野聡
真田青志:石谷春貴
山本春雷:大西沙織
上杉竜臣:前野智昭
直江兼竜:花江夏樹
宇佐美黒子:日笠陽子
甘粕政紀:中島ヨシキ
島津秋弘:内山昂輝
尼子勝巳:梶原岳人
野口雉之介:榊原優希
犬飼四郎:下野紘
犬川静六:新垣 樽助
犬田八咫郎:杉田智和
鐘巻自斎:小西克幸
黒曜の女神:桑島法子