『神クズ☆アイドル』仁淀ユウヤ役・今井文也さん、吉野カズキ役・堀江 瞬さん超ロング対談をお届け 「最終回を迎えたけど“終わった感”はまったくない。二期、待ってます!(笑)」
「終わった気がしない」
――アンコール放送が終わりましたが、おふたりの演じきっての感想もおうかがいできればと思うのですが……。
堀江:演じきっての感想か〜! う〜ん。
今井:あの大変な吉野くんを演じきって……!
堀江:でもあんまり演じきった、って感覚がないですよね。
――確かにZINGSとしての活動は続いていますし。
堀江:そうなんですよ。 最近も『KING OF PRISM』とコラボしたりだとか、ファンミがあったりとか、いろいろな形で展開されているので。だから僕の中であんまり「演じきった」という感覚がないんです。というよりは、「(二期に向けて)いつでも喉の準備してますよ」って感じで。
今井:(笑)
――待ってます(笑)。レコーディングだけでもかなりの数でしたでしょうし、それだけ濃密な日々だったということですね。
今井:7話の段階で出た楽曲数が21曲ですよ(笑)。
堀江:やばっ!
――佐藤さんと監督がTwitterで言及されていましたね。
今井:そんなに歌ってたんだって。プラス最終話までで公開されているので、全体で25曲近くあるっていう。
堀江:そりゃ毎話エンディング変わるわけですよ。
放送中夏アニメ2作品音楽Pしているのですが、
— 純之介教授 (@junnoske_suite) August 14, 2022
神アイドルのユーレイがクズアイドルに憑依する「神クズ⭐︎アイドル」が7話の段階でキャラソン21曲〜
ユーレイ探偵団が活躍する「ユーレイデコ」がOPED主題歌以外に毎週コラボソング新曲リリースしてまして、、、
超楽しいので、夏終わらないで!
――エンディングが毎回違うというのも、『神クズ』ならではでした。
堀江:毎週特殊エンディング。
今井:他のアニメに比べて放送数が少ないのに、楽曲数が倍以上あるっていう(笑)。
――しかも最終回はまるっとライブ(笑)。すごいです。
今井:すごいですよね。『神クズ』って毎話毎話、綺麗にまとまっている印象があって。最終回、僕も拝見させてもらいましたけど、悲しすぎない終わり方で「らしいな」って思いました。まだまだ続きそうだなと。だから僕もあんまり「演じきった」って感覚がないんですよね。終わった感がない。まだ続きそうだなぁ、とふわふわしている感じです。
堀江:うまいところで終わるよね。「いつでも二期できますよ」って感じというか。新キャラクターもまだ出てきてないですし。
今井:原作だとここから濃くなっていきますからね。ここから先をアニメで見たいって気持ちがあります。二期、待ってます(笑)。
堀江:定期的にファンミもありますし。
今井:この間Tシャツの柄も考えましたし……でも、できあがった柄見ました!?
堀江:見てないです!
今井:僕らの考えた案はほぼ全却下ですよ(笑)。
堀江:あれだけ考えたのに!?(笑)
――あはははは。全却下!
今井:めっちゃシンプルなTシャツになってましたよ! 胸にZINGS、裏に神クズ。「胸のところにふたりのサイン入れよう」とか考えていたあの時間……!
スタッフ:すみません(笑)。
堀江:でも俺らのあのデザインのTシャツ、誰が着たいねん!って感じはありましたけどね(笑)。
――振り返れば、ファンミは今井さんおひとりでやられていたこともありましたね。
今井:でも僕ひとりだとゆるすぎるんですよね。大体このテンション感なので、初回(ファンミーティングvol.0)はイベントと呼ぶにはゆるすぎる集会だったんです。2回目(ファンミーティングvol.1)は堀江さんも来てくれたので「やっとイベントらしいイベントができる!」と思ったら、ふたりとも……こんな感じで(笑)。
堀江:そうだね(笑)。
今井:ファンミーティングvol.0と全然変わらないじゃん!っていう。ゆるい。「楽屋裏トーク」と同じ感じ。
俺たちは東山奈央になれない!
――楽屋裏トークも楽しませてもらっていました(笑)。
堀江:1月15日(日)のスペシャルイベントくらいは、イベントのテンションに持ってきたいねえ。
今井:(言葉を被せて)多分無理ですよ。(笑)
堀江:無理なのかよ!
今井:でも東山さんが加わるとまた違うのかな。めっちゃ明るいですから。1月のイベントにはCgrassも出演しますし。僕らふたりの会話は波風が立たない。
――Cgrassは「潮風に乗ってやって来た王子様アイドル」ですけど、おふたりは凪のようなアイドル……(笑)。
堀江:(笑)。凪アイドル。
今井:いつもぬるっと入場してますからね。ファンの方たちの拍手のタイミングもまばらなんですよ。でもきっと東山さんならファンミーティングでも「こんにちは〜!!!」ってオフマイクだろうが盛り上げるんだろうなって……。
堀江:想像つくっ……!
今井:くそぉ! 俺たちは東山奈央になれない!
――あはははは。東山さんのDVDを見たって「AnimeJapan2022」の時におっしゃってましたよね。
今井:自分の家のTVにかじりついて見ていました。最初アサヒちゃんの喋りが想像つかなかったんですよ。アサヒちゃん自身は「東山さんが演じそうだな」って想像はついても、そのキャラクターが仁淀の中に入ったときってどんな喋り方をするんだろうって。それを楽曲レコーディングのときに監督に相談したら「ステージ上の東山さんのイメージと重なるところがある」っておっしゃっていたんです。それで東山さんのライブDVDをライブ中のトークや表情を見てみようと思って購入しました。ずっとそのライブDVDにサインが欲しいと思っているんですよ。でも仕事の現場で私利私欲を出しちゃうと「こいつ現場分かってねぇな」って思われちゃうかなと……いつかもらいたいんですけど……。この記事を東山さんが見ないことを願いします。
――東山さんは読んでくれそうな予感が(笑)。
今井:よ、読みそう〜!
堀江:(呼びかけるように)「東山さん、今井くんサインが欲しいそうです」!
今井:ライブDVDに……。
堀江:っていうか、東山さんなら絶対快くくれるでしょ!(笑)
今井:でも「サインはなぁ」って……次回お願いしてみようかなと思います。サインと言えば、第1話(のアフレコ)が終わったときに先生からサインをいただいたんです。自宅の玄関に額縁に飾ってます。
堀江:玄関いいね、俺は棚に飾ってるけど。
今井:でもそこに書かれている仁淀の顔が死んでるんですよ(笑)。出かけるたびにその表情を見ると「朝の表情ではないよな」って思います。
――(笑)、神棚のような感じで飾ってあるんですね。
今井:そうですね。文字通り、『神クズ』なので神棚に。大事に飾ってます。