2022年10月下旬の総括(逆説)|青山吉能『みずいろPlace』#58
逆説でその場盛り上げがち。
わたしのトークには2種類しかなく、真っ向から立ち向かうか、懐に寄り添うか、どちらかだ。語頭5文字ほど聞いてなるほどと何でも分かったつもりになったり、ツウぶるために感情以上に大きく否定することも多々ある。
とんちんかんな方面から話を昇華できる人を本当に凄いと思うし、つくづく自分はそういった才能がないと思い知らされる。わたしのこのちょっと嫌味臭い書き方も他にあるだろうと思う。
才能、という面で、ひょっとしたらこのコラムでも十分とんちんかんだと思ってくださる方もいらっしゃるかもしれない。
しかし(←逆説)、このコラムは推敲に推敲を重ねまくっている。書いては消して、というこの文すら何度「Command+X」を繰り返したことか、こんなに練り込まれた文章はないというくらいだ。かまぼこだ・・・。
いくらでもこれからの発言をじっくり調べることもあっさり取り消すこともできて、そんな余裕と不自由さのはざまで、いつもいかに常識から外れようか、死に物狂いである。
しかし(←逆説2)、即興性の高いコンテンツでは、上記のような良さはまったく活かされない。わたしの所持品はたった2種の神器と、グレーゾーンを見定めるスリル感だけ。それでこの世と戦おうとしている。なんと脆弱なものか。
それもそれで自分の好きなところでもあるが、特出して好きなところというのは誰かの琴線に触れる場合もある。
本気で万人受けを目指すなら、こんな細く脆い橋を渡り続けるよりも、より多くの言葉を知り、人に興味を持ち、自転車の乗り方を覚え、世界を広げる必要がある。
甘えるな、おこたるな、わたし。
#青山吉能を甘やかすな
さて、皆さんこんにちは、元気ですか?
わたしは元気です。
青山吉能です。
最近は様々なところで、やや過去のわたしが今の時空を生きているかように振る舞っています。皆様が新鮮な気持ちで受け取ってくださるものに対して、わたしも同じ目線で見られないというのは、いつも少しさみしいです。
なので、完成品のデータをいただいたとしても、出来るだけ皆さんと同じ感覚を味わいたい。放送日まで観ないと決めていたのはそういうことでした。
いよいよ放送が始まったTVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」第1話。
わたしは結束バンドのキャストと宣伝スタッフさんと共に、その瞬間を見届けました。
ハッシュタグを見たり、アフレコの時はこうだったなあと思い出したり、すべての記憶と反応がわたしのもとに寄ってきて、まるでお祭りみたいでした。とてもとても楽しかったです。
第2話最速放送は本日夜24時から!卑屈でキュートな後藤ひとりと結束バンドの音楽、是非お楽しみください。
その場で共に生きるという意味では、「ライブイベント」というのは格別の存在だなと思います。
見て聴いて、感じて、エールを送り合って、最近は全国各地でそれができる「配信」という文化も根付いてきましたよね。
実は今回、どうしても執筆スケジュールがのっぴきならならず、挨拶も早々にこの辺りでもう#58は終盤です。アンコールはありません。
その分、このコラムでお届けしている魂と同じ母体のものが、各所で汗水垂らしてやっております。こうやって、様々なエンテーテインメントを当たり前のように届けられることは決して当たり前ではないんだという自覚を背負いながら、精一杯楽しませていただきます!
何が言いたんだという話ですが(←が)、ひとまず10月22日(土)に横浜ベイホールで開催される『SMILE PRINCESS 2nd LIVE CHEER UP!』を必ず見届けて欲しいということです。
予告されている通り新曲もあります。「Revolution No.1」、パフォーマンスも是非注目していただきたいです。リハーサルのたび、わたしは心をぶち刺されています。
あああ〜〜〜〜この毎日せわしない感じ、ライブ前だなあと感じます。より進化するべく頭を何度も再起動させて強くして、万全のライブをお届けできますように。
あっオートファジーの経過はぼちぼちです。普通に続けられないョ・・・。え〜ん
それではこの辺りで終わります。皆さん規制退場ですよ!
さようなら。
青山吉能
>>青山吉能『みずいろPlace』へのメッセージはこちらから
>>青山吉能 公式Twitter
>>青山吉能 公式Instagram
>>青山吉能の可能性に挑戦!
>>青山吉能と前田佳織里 金曜日のしじみ
>>青山吉能さんが後藤ひとり役で出演中!『ぼっち・ざ・ろっく!』はこちら
企画協力:81プロデュース
編集担当:川野優希