「ANIMAX MUSIX 2022」開催直前SPインタビュー:伊藤美来さん×オーイシマサヨシさん│ふたりが考えるANIMAX MUSIXとは「私とって新しい自分を見せられる場所」「僕にとって等身大の自分が出せる場所」
オーイシさんが伊藤さんに特撮ソングをプレゼント!?
――「ANIMAX MUSIX」といえばコラボだけでなく、カバーも魅力ですが、お二人が歌ってみたいアニメミュージックはありますか?
伊藤:オーイシさんは、カバーをよく歌われてきてますよね。
オーイシ:「ANIMAX MUSIX」では、かなりワガママを聞いてもらっています! 例えば、2018年の横浜で歌った「TOUGH BOY」は、僕から歌いたいとアピールしたんです。
伊藤:そんなこともできるんですね!
オーイシ:いや、僕ぐらいになると……。
一同:(笑)。
オーイシ:(笑)。でも前の年から歌いたいとずっと言っていて実現したんです。なので、今歌ってみたい曲はあるかと言われれば、そんなに多くはないですね。でもせっかくだから一個くらい選びたいですね。
伊藤:何がいいかなぁ。でも私はまだオーイシさんのレベルまで行ってないから……。
オーイシ:言うのはタダだから! 僕は歌唱力に物を言わせる系を歌ってみたいかも。例えば、Official髭男dismの「Cry Baby」を歌いたいですね。
伊藤:めちゃくちゃ合いそうですね!
オーイシ:原キーで、この曲のためだけに仕上げて歌ってみたいです。話が来てしまったら、きっと困っちゃいますけど(笑)。伊藤さんは?
伊藤:(これまでの「ANIMAX MUSIX」で)女性が男性ボーカルの曲をカバーで歌うこともあるんですか?
オーイシ:ありますよ。GARNiDELiAさんとTRUEさんが、OxTの「Clattanoia」を歌ってくれました。実はライブ前日にふたりからLINEが来たんですよ。「難しすぎるがな!」って(笑)。
伊藤:間違いないですね(笑)。私が、オーイシさんの曲を歌いたいって言ったら歌わせてもらえる可能性はあります?
オーイシ:え! 僕の曲で歌いたいものがあるんですか?
伊藤:あります! 前回歌われていた「インパーフェクト」が好きなんです!
オーイシ:そうだよね、特撮好きだもんね!『SSSS.GRIDMAN』とか『SSSS.DYNAZENON』とか。
伊藤:だから、聞いた瞬間「かっこいい!」ってなりました。
オーイシ:あ、特撮ファンの血が滾っちゃいましたか? そういうふうに作っちゃいましたから!
伊藤:さすが! 実際にオファーが来たら歌えるかわからないですが、特撮ソングを歌ってみたい夢がありますね。
――特撮ソングの話がありましたが、もしオーイシさんが伊藤さんに曲を提供するならどんな曲を作りたいですか?
オーイシ:いやー、もう特撮でしょうね。
伊藤:そんな! いいんですか!?
オーイシ:ちょっと昔の昭和な特撮ソングを提供します! そのかわり、やりきってくださいね?
伊藤:そこはお任せあれです!
オーイシ:僕、架空のレンジャーとか作っちゃいますから。美来レンジャー的なやつ。それで曲作っちゃいます(笑)。
伊藤:ソロでいただけるんですか?
オーイシ:もちろん。アルバムのボーナストラックにしてください(笑)。でも実際、まだ伊藤さんに曲を提供させてもらったことがないので、いつか夢が叶ったらいいなと思います。
伊藤:オーイシさんが作られた曲は、元気が出る楽曲が多くて、大好きなので楽しみです。
――ではオーイシさんからご覧になって、伊藤さんが歌う曲の印象はいかがですか?
オーイシ:園田健太郎さんが作詞作曲した「No.6」がすごく好きで、振り付けがめっちゃ可愛いですよね!
伊藤:ありがとうございます!
オーイシ:明るい曲もあれば、しっとりした曲も上手く歌いこんでて素晴らしいなって思います。キャラクター性がそのまま出ている感じがありますよね。透明感があって爽やかで、誰が聞いてもいい曲、いい歌声だと感じる楽曲が多いです。
あと、音楽的に優れているインテリな難しい曲が多いですよね。だからかっこいいです。歌うのは大変じゃない?
伊藤:大変です! ずっと難しいです。毎回ひとつをクリアしたら、別の課題が出てきてどんどん積み重なっていく感じです。
オーイシ:歌もさることながら、振り付けとかダンスも難しいじゃないですか?
伊藤:そうですね。難しい曲に合わせてのダンスなので……。
オーイシ:だから本当にすごいなって、パーフェクトな人なんだなって思います。あと、伊藤さんたくさん練習するでしょ!
伊藤:はい。そうじゃないと不安で!
オーイシ:そういう誠実さとか真面目さが、伊藤さんのコンテンツからにじみ出ている気がしています。それがファンの心を掴んで離さないところなのかな。