アニメ映画『ぼくらのよあけ』本編映像第2弾解禁! 宇宙飛行士・毛利衛さん、山崎直子さんや各界著名人からの応援コメントも到着!
今井哲也氏の傑作SFジュブナイル漫画『ぼくらのよあけ』が、劇場アニメ化! 2022年10月21日(金)より全国公開となります。
このたび、本作の本編映像第2弾が公開されました! 映像には幻想的な宇宙空間を表現したシーンなどが含まれており、場面カットも到着しています。
また、宇宙飛行士、映画監督など各界著名人からのコメントも公開されました。
本編映像第2弾が公開
解禁された本編映像は、“二月の黎明号”が悠真たちとの友好の証として、1 万 2000 年前に出発した星 “虹の根”の様々な場所を映し出してみせるシーン。
水の中のような不思議なトンネルを進むと、突然視界が開け、虹の根の光り輝き色鮮やかで神秘的な風景が次々に現れる。
初めてみる地球以外の星の様子に目を輝かせる悠真。壮大な景色の数々に圧倒された様子の悠真たちだったが、虹の根に帰ることができず困っている宇宙船を自分達の手で助ける約束を交わす!
二月の黎明号の帰る場所であり、神秘的で現実とかけ離れた世界【虹の根】のデザインを手がけたのは、独学で絵を描き始め、装丁画・ジャケットアート・イメージボード・コンセプトアートの制作に加え、個展などアーティスト活動も行う、みっちぇ。
新井プロデューサー(GAGA)は「”孤独感”をテーマにみっちぇさんが描くイラストの、深遠で抽象的でありつつもどこか有機的で寂しさを堪えた情景、二月の黎明号の果てしない旅路、“知りたい”“繋がりたい”欲求を持つ【虹の根】。それぞれが持つ”孤独感”に親和性の高さを感じ制作にご参加いただけないか相談しました。」とみっちぇに製作を依頼した経緯をコメント。
「独特な着想から生まれた一つ一つのモチーフで【虹の根】が見事に構成され、誰も見たことがない 1 万 2000 年前の風景を創り出していただきました」と太鼓判を押した。
みっちぇ自身は、「詳細を知るまでは広告用のイラストの相談かな?と思っていましたが、本編に登場する惑星などのアートワークと知り大変気持ちが高ぶりました」と語り、「惑星全体の循環をイメージして海底から海上まで繋がりを意識して表現した」と【虹の根】をデザインする上でのこだわりのポイントも明かした。
本編映像
著名人よりコメントが到着
本作を鑑賞した宇宙飛行士の毛利衛さんと山崎直子さん、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などを手掛けSF 作品にも造詣の深い映画監督の山崎貴監督、SF翻訳家の大森望さん、東京国際映画祭ジャパニーズ・アニメーション部門のプログラミングアドバイザーを務めるアニメ評論家の藤津亮太さんをはじめ、各界著名人のみなさまより、『ぼくらのよあけ』の応援コメントも到着いたしました。
毛利衛(宇宙飛行士)
丸い地球が真っ暗い宇宙空間に浮かんでいるのを僕は宇宙船の窓から見た。その時、こんな惑星は広い宇宙にきっとたくさんあるだろうと直感した。
それを証明するかのように、宇宙探査機ハヤブサが小惑星リュウグウから持ち帰ったサンプルに、アミノ酸と水が見つかり、地球生命の起源は宇宙にあると確認された。
宇宙のどこかに僕達とつながりたい生命がいる。その夢が世代を超えてつながり果てしない宇宙へ広がる。
山崎直子(日本宇宙少年団理事長/宇宙飛行士)
友達になりたい、友達を助けたい。
そんな思いが親から子へ、そしてはるかな時空を超えてつながるとき、まさに夜明けの光に包まれるようでした。宇宙の圧倒的なスケールも、団地の身近な情景も美しいです!
山崎貴(映画監督)
「もしかしたら押し入れは宇宙につながっているんじゃないか」そんなことを想像していた子供の頃の気持ちと、久しぶりに再会させてもらえたような、そんな気持ちになりました。
そしてAIとは友達になれるのか?今人類が持っている大きな疑問にも優しく答えてもらったような気がします。
「未来は素敵なんだ!」そんな思いを抱いてもらうためにも、今を生きる子供達みんなに見てもらいたい作品です。
大森望(SF 翻訳家)
はじめてSFに触れた小学校のころが甦る。センス・オブ・ワンダーの夏。
ファースト・コンタクトをみずみずしく鮮やかに描く、2022 年の『E.T.』。エリオット少年になりたかったすべての人たちへ。
藤津亮太(アニメ評論家)
宇宙は思っているよりもずっと近くにある。
もしかすると子供のころのほうが、そのことをずっとわかっていたかもしれない。
雑誌「子供の科学」を毎月楽しみに読んでいた、子供時代の自分にもこの映画を見せたいと思った。
氷川竜介(アニメ・特撮研究家)
まさに成長期にある子どもの知性は、宇宙から来た未知の知性に対し、どうコンタクトして未来を切り拓くのか。
そして地球育ちの人工知性はどう関わるか。昭和の遺物たる団地を舞台に、親と子、人と機械がつながる希望から、目が離せない!
ヒナタカ(映画ライター)
団地、宇宙人、AI ロボット、男の子とはちょっと違う考え方をしている女の子。
子どもたちが、それぞれの気持ちに従って行動して、時には失敗し反省し成長する物語。
あの頃に、でも大人の今だからこその、「こういうジュブナイル SF が観たかった」願いを余すことなく叶えてくれた、奇跡のようなアニメ映画。そして、宇宙一かわいい悠木碧と、クールさも愛おしい朴璐美、それぞれの「機械的なのに人間的」な W ボイスで耳が幸せ!
神崎洋治(ロボットと AI、先進技術のニュースサイト「ロボスタ」責任者兼ジャーナリスト)
宇宙、未知の生命体、ロケット、パートナーロボット、AI、ドローン、スマートデバイス、SF ファンにはたまらない"未来"が、昭和の風景「団地」を舞台に繰り広げられるコントラストが新鮮。
ティーンネイジャーたちの普遍の友情と絆、真っ直ぐな想いに、ラストまでワクワクが止まらなかった。
『ぼくらのよあけ』作品情報
10月21日(金より)全国公開
イントロダクション・ストーリー
1万2000年をかけて地球に来た“未知なる存在”と子どもたちの極秘ミッションが今、始まる―
講談社「月刊アフタヌーン」で連載された傑作 SF ジュブナイル漫画「ぼくらのよあけ」(原作:今井哲也)が、この秋、ついに劇場アニメ化!
「頼みがある。私が宇宙に帰るのを手伝ってもらえないだろうか?」
西暦 2049年、夏。阿佐ヶ谷団地に住んでいる小学 4 年生の沢渡悠真は、間もなく地球に大接近するという“SHIII・アールヴィル彗星”に夢中になっていた。
そんな時、沢渡家の人工知能搭載型家庭用オートボット・ナナコが未知の存在にハッキングされた。
「二月の黎明号」と名乗る宇宙から来たその存在は、2022 年に地球に降下した際、大気圏突入時のトラブルで故障、悠真たちが住む団地の 1 棟に擬態して休眠していたという。その夏、子どもたちの極秘ミッションが始まった―
キャスト
沢渡悠真:杉咲花
ナナコ:悠木碧
岸真悟:藤原夏海
田所銀之介:岡本信彦
河合花香:水瀬いのり
岸わこ:戸松遥
沢渡はるか:花澤香菜
沢渡遼:細谷佳正
河合義達:津田健次郎
二月の黎明号:朴璐美
岸みふゆ:横澤夏子
スタッフ
原作:今井哲也「ぼくらのよあけ」(講談社「月刊アフタヌーン」刊)
監督:黒川智之
脚本:佐藤大
アニメーションキャラクター原案・コンセプトデザイン:pomodorosa
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:吉田隆彦
虹の根デザイン:みっちぇ
音楽:横山克
アニメーション制作:ゼロジー
配給:ギャガ/エイベックス・ピクチャーズ
製作:2022「ぼくらのよあけ」製作委員会
主題歌:三浦大知「いつしか」