秋アニメ『Do It Yourself!!ーどぅー・いっと・ゆあせるふー』第4話放送後インタビュー:しー役 高橋花林さん×ジョブ子役 大森日雅さん|似た者同士のジョブ子とぷりん、二人が印象に残った台詞は?
女子高生×工具=ものづくり DIY”初心者“女子の日常物語が描かれる、2022年10月より放送中のTVアニメ『Do It Yourself!!ーどぅー・いっと・ゆあせるふー』(DIY)。毎週女子高生たちが、何を手づくりしていくのか。ゆる~い会話の中からも、キャラクターの魅力がにじみ出ているし、ゆったりと過ぎていく時間を感じながら、心も癒やされていく。
アニメイトタイムズでは、アニメ放送後にインタビューを掲載する連載企画を実施中。第4回は、しー役の高橋花林さんとジョブ子役の大森日雅さんのお二人です! DIY部に入ったジョブ子のホームステイ先が、ぷりんの家に……。そしてしーがDIY部に登場!
超個性的なしーとジョブ子。アフレコ前に声の調整をしていた!?
――DIYと聞いて、どんなことを最初に思い浮かべましたか?
大森日雅さん(以下、大森):DIYは初心者で、作ったものというとプラモデルくらいだったんです。それは好きで今もたまに作るんですけど(笑)。だから、工具を使ったものでいうと、小さい頃にうさぎ小屋を、みんなでドンドンしながら作った記憶くらいなんです。
実家には犬ちゃんや猫ちゃんがいて、日曜日に父が何かを直したりしているのは見ていましたけど、見ていただけなので、浮かんでくるのは小さい頃の家族のほっこりとした思い出くらいです。なので、これから何か作りたいなと思っています!
高橋花林さん(以下、高橋):私はDIYの思い出と言うと、小学校の頃の郊外活動で木を倒して、そこからのこぎりで木材を切り取って、そこに絵を描いたり飾りを作ったりしたことです。図工や工作はもともと好きだったんです。
最近ドールにハマっているんですけど、ドールって集めるだけでなくドール自体を作ったり、服を作ったりもできるんです。服を作っていたら、服をしまう棚が欲しくなってしまって、自分でハンガーラックを作りました。工務店で板を選んで、それを切ってもらったんですけど、たとえば木材って100mmのものを50mmずつには切れないんですよね。切る余白を作らないといけないとは知らずに、ピッタリの板を買ってしまって。でもそこから計算し直して組み合わせたりするのが面白かったです。理想のハンガーラックが作れました。
――オーディションの思い出というと?
高橋:DIYのエピソードを話してくださいという時間があったので、今話したドールの話をしたんですけど、いつ終わっていいかわからなかったので、楽しくなっちゃってずっと話していたんです。そしたら「もう大丈夫です」って言われたのは、すごく覚えています(笑)。
大森:私も、ガンプラならよく作りますと話した気がします(笑)。ガンプラがDIYかどうかはわからないんですけど。
――塗装をしたらDIYな気がしますけど……。
高橋:でも1話の最後で、人生までも考え、工夫し、苦労し……未来を切り開いていく少女たちの物語って言ってたから、ガンプラもきっとDIY!
大森:ありがとございます(笑)。
――苦労はしますからね。最初からそれぞれの役を受けていたのですか?
高橋:私はジョブ子としーを受けています。
大森:そうなんですか! テープオーディションもありましたよね?
高橋:テープでしー役が通って、スタジオオーディションで、しーとせるふを受けました。
大森:私はぷりんだけを受けた気がするんですけど、ジョブ子は受けていなかったんです。でもスタジオにはジョブ子で呼んでいただけて、ジョブ子だけをやりました。
――ガラッと変わりましたね。
大森:もう全然違いました(笑)。なのでスタジオはジョブ子に専念していました。
――かなり声の個性が強い2人になりましたよね。
高橋:だから読み合わせのときに似ないようにしよう、みたいな。
大森:私たちぶっ飛びキャラみたいなところがあるから(笑)。
高橋:飛び道具系……。
大森:違う方向でのぶっ飛び感でキャラ付けをしましたよね?
高橋:しましたね。台本の一部分を読んで、もうちょっとこういう感じのキャラにしてください、みたいなことを言っていただいて。
大森:でもアニメ作品で読み合わせって初めての経験でした。収録前に合わせる時間って、いつもはないんですけど、今は分散収録だから、この読みあわせがあったことで、みんなのキャラクターがわかったので、安心して収録に行けたというか。
高橋:こう来るだろうなというのがイメージできたので良かったです。
大森:ありがたい時間でした。
高橋:そのときにDIY体験もしましたよね。
大森:スタッフさんたちが作った小屋とか、実際にアニメで出てくるものが置かれていて、これを作ったのか!って。
高橋:すごかった!
大森:あれは感動しました。
――工具も触ったんですよね。
高橋:私たちは何かを作るというよりは、ネジを入れて抜くみたいな。
大森:本当に初心者の工具入門みたいな感じで。
高橋:木材をまっすぐに切る、とか。
大森:新鮮な時間でしたね。
高橋:意外と工具って力がいらないんだなっていうのはわかりました。