「私も……文化祭を楽しんでもいいんだ!」│ミュージックレイン3期生の相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんによる「日々荘3号館~いいこの文化祭~」夜の部をレポート
2017年に開催された「第3回ミュージックレインスーパー声優オーディション」で合格した、相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんからなる「ミュージックレイン3期生」。
そんな彼女らが出演するイベント『LAWSON presents トーク&バラエティイベント 日々荘3号館~いいこの文化祭~』が、2022年11月5日(土)、東京・山野ホールにて開催されました。
『日々荘3号館』は3期生の5人がシェアハウス「日々荘」の住人という設定で企画が展開。5人はステージ上でお芝居をしたり、ゲームをしたり、おしゃべりをしたり、時には歌って踊ったりと、笑顔あふれる「トーク&バラエティショー」が繰り広げられます。今回は夜の部のレポートをお届けします。
あの名作たちを朗読でたっぷりお届け。5人の演技が光った朗読劇
会場が暗くなると5つ並んだマイクスタンドの前に5人の影が。ステージの照明が再び点くと、そこには学生の制服を着た3期生のみなさんが勢揃い。会場からは「えっ……!?」「おぉ!!」といった感嘆の声が漏れました。
今回の朗読劇は、文化祭のシーズンに5人が文化祭のお芝居の演目を考えていくというもの。まずは『不思議の国のアリス』のお話が展開していきました。
アリス役は相川さん、アリスの姉役は宮沢さん。お姉さんは読書が大好きで、『罪と罰』(※ロシアの文豪フョードル・ドストエフスキーの長編小説)をアリスに強くオススメ。あまりの推しっぷりに会場からは何度も笑いが。
その他にも、『オズの魔法使い』では日向さん演じる魔法使いのおじいさんが「オズオズ詐欺」をしたり、『白雪姫』では橘さんが七人の小人を一人で全員演じたりと、客席から見守る住人さんたちを独特な世界に引きずり込みます。
『耳をすませば』(のようなもの)では宮沢さんの強気な女の子の演技を見られたり、『ルパン三世 カリオストロの城』(のようなもの)では「日向夏(※日向さんと夏目さんによる漫才ユニット)」の漫才が見られたりと、たくさんの名作品がオリジナリティ溢れる演技とともに披露されました。
劇の最後には『新世紀エヴァンゲリオン』の最終回を彷彿させるセリフ「私も……文化祭を楽しんでもいいんだ!」と相川さんが言い放つと、宮沢さんが「奏多、新成人おめでとう!」と、劇中で相川さんの新成人をお祝いする場面も。このサプライズを前に住人さんたちは惜しみない拍手を贈りました。