とてつもなく飛躍したモノローグは“1人妄想劇場”をイメージ!? 『宇崎ちゃんは遊びたい!ω(だぶる)』宇崎月役・早見沙織さんインタビュー
生意気なのに、どこか憎めない“ウザカワ系”後輩との青春ドタバタラブコメアニメ『宇崎ちゃんは遊びたい!』。そのTVアニメ第2期『宇崎ちゃんは遊びたい!ω(だぶる)』が、2022年10月1日(土)より放送中です。
何だかんだ退屈する事のない夏休みを過ごした桜井と宇崎。しかし、宇崎ちゃんはまだまだ遊び足りない!? 愉快な宇崎ちゃん一家も加わり、物語はますます賑やかになっています!
アニメイトタイムズでは、クライマックスに向けてキャスト陣にメールインタビューを実施! 今回は、宇崎ちゃんの母・宇崎月を演じる早見沙織さんにご登場いただきます。
飛躍したモノローグが面白い! 演じ方のポイントは?
──第1期の放送を振り返ってみていかがでしょうか? 作品全体の印象や、キャスト目線から人気をご覧になった感想などを教えてください。
宇崎月役・早見沙織さん(以下、早見):花ちゃんと桜井くんのテンポの良いやりとりが楽しい作品だなと思いました。2人の日々を軸としながら、周りを取り巻く個性豊かすぎるくらい豊かな人々(月さん含む!)もみんな素敵で、どんどん引き込まれました。
──第2期7話(「宇崎ちゃんは告らせたい!」)までの好きなシーンとその理由を教えてください。
早見:第5話の「宇崎一家は勢揃いしたい!」の、宇崎一家のやりとり。特に、お父さんの豊かな表情が、面白くて可愛くて、娘を想う父の心が全開で最高でした。
──物腰柔らかで、ドラマと自分の環境を重ねてしまうなど少し天然な月。演じる上ではどのようなことを意識されましたか?
早見:普段はふんわりと物腰柔らかいのですが、妄想の中では感情表現を少し大袈裟につけています。また、第一期のアフレコの時に、優しいけれど叱るときはちゃんときりっと伝えてくださいとディレクションを頂いたので、その辺りのメリハリは意識しました。
──また月は、花や桜井に話す時の台詞とモノローグでのギャップが特徴的ですが、演じ方で意識して変えたことはありますか? またどのように月の動揺した心をどのように表しましたか?
早見:月さんならではのとてつもなく飛躍したモノローグが面白いので、そのギャップを出せるように差は意識しています。芝居がかった雰囲気や、早口加減など、1人妄想劇場がはじまった!といったイメージでアフレコしていました。