音楽

2023-01-19 12:00

オリジナルCDコンテンツ『カラソニ』が2.5次元舞台に！　『東京カラーソニック!!』the Stage Vol.1の上演を記念して、小宮山嵐の原作版声優・千葉翔也さんと舞台版俳優・岸本勇太さんによる夢の対談をお届け!!

もしも2人がバディだったら……お兄ちゃんポジが岸本さんで、弟ポジは千葉さん!?

――本日の対談を通じて、お互いに似ていると思った部分はありますか？

岸本：そんなそんな、恐れ多いです！　普段は聞けないことを聞かせていただくという、とても貴重な体験をさせてもらっているので……。この取材音源を後でいただきたいくらい（笑）。今、この間にも着々と嵐の役作りをしている感じです。吸収できるものは全部吸収したいです。

千葉：今日はしゃべるモードなので、いいことは言えてないですよ（笑）。

岸本：お話の内容だけでなく、リアルな嵐を感じさせていただけていることが貴重なんです。実りのある時間を過ごさせていただいています。

千葉：岸本さんがとてもしっかりしていて、真剣な方だということが伝わってきます。嵐にまっすぐ向き合っていただけそうで、本当に嬉しいです。

――もしお2人がバディを組むとしたら、どんな関係になりそうですか？

千葉：岸本さんは、兄ポジションと弟ポジション、どちらが多いですか？

岸本：お兄さんポジかな。

千葉：安心しました。僕は弟ポジで、放っておくといろいろな人にずっと話しかけてしまうタイプなので。

岸本：そうなんですか？

千葉：ええ。だから2人でいたら、僕がずっとしゃべっていると思います（笑）。

岸本：僕はプライベートでも、ワーッと騒いだりすることがほとんどないので、いいバランスかもしれませんね。

千葉：でも岸本さんは、今まであまりお会いしたことがないタイプの方だな、とも思いました。周りの方からは、どんな性格と言われることが多いですか？

岸本：みんなからは“話しかけにくい”と言われながら、ここまできました（笑）。

千葉：確かに、そういう部分はあるのかも（笑）。あとミステリアスですよね。

岸本：それもよく言われます。“クール”とか“何を考えているのかわからない”とかも。その3本立てですね（笑）。

千葉：僕はすごく憧れます。お酒は飲まれるんですか？

岸本：毎日は飲みませんが、普通くらいには。

千葉：もし僕らでバディ企画をする時は、お酒を飲みながらがいいかもしれませんね。

――同じキャラを演じる声優と俳優が対談をして、仲良くなるケースも多いみたいですよ。

千葉：そうなんですか？　僕は仲良くしてくれるとわかると、自分からどんどん近づいてしまうタイプなので、普段は抑えるようにしています（笑）。

岸本：僕は声優さんをリスペクトしていて、2.5次元の舞台を演じる時に原作を読めば読むほど、観れば観るほど、そして自分が演じれば演じるほど、声優さんが雲の上の存在に思えるんです。

自分で演じると難しいですし、葛藤もいっぱいありますが、みなさんは映像とリンクさせながらステキにお芝居をされていて。今日も、僕が千葉さんと対談させてもらっていいのかな？と考えながら来ました。

千葉：いやいや、僕はこの業界で1番、そんなことを考えなくていい存在なので（笑）。

僕は普段から舞台を観るのが好きで、2.5次元やミュージカル、ストレートプレイに至るまで、気になるものはチェックしているんですけど……。舞台には、自分の身1つでお客さんの前に立つ怖さがあると思いますが、日々それをやってのける俳優のみなさんのことを、とてもリスペクトしていますし、そんなすばらしい俳優さんに、自分と同じ役を演じていただけることも嬉しく思っています。

『ソニステ』をみなさんの期待を超えるステージに（岸本さん）／原作版と舞台版を体験することで、より作品やキャラへの理解を深めてもらえたら（千葉さん）

――ここで、お互いにエールを送り合っていただければ。

千葉：とにかく舞台が楽しみです！　同じセリフの会話でも、まったく同じ公演は1つもないでしょうし、嵐と宙の関係についても、その日その回ごとだけのものが観られると思いますから。

岸本さんにも千秋楽まで楽しんでほしいですし、嵐を演じることでカタルシスを感じてもらえたら嬉しいです。

岸本：これまで自分の中で考えていた嵐のイメージや演技プランはありましたが、この場を設けていただいたことで、まだ読み取り切れていなかったものへの気付きや、発見が多かったです。今後、嵐を作っていくのがより楽しみになりましたし、原作CDなどで千葉さんの声を聴く時も、感じ取り方が変わってくると思います。

今日いただいた千葉さんからの言葉によって、“ここはもっと膨らませられるな”とアイデアも浮かんできたので、稽古に入る日が待ち遠しいです。

――嵐を演じるもの同士、シンパシーや仲間意識がより強くなったのでは？

千葉：僕はそう感じています。

岸本：僕もです。

千葉：この作品って、舞台でやるのは大変だと思うんですよね。作品の世界観は今の日本とは違いますが、リアルな部分もあるし、舞台上の演出面がどうなるのかとワクワクしています。嵐のカッコよさが何なのか、舞台で教えてもらえそうな気がしています。

岸本：ありがとうございます。『カラソニ』が末永く続くコンテンツになる、その一端を担えるようにがんばります！

千葉：舞台は観てくださる方が毎回変わりますし、演者さん同士の掛け合いや空気感も同じ公演は1つとしてなくて、だからこそ1回、1回が奇跡的であり、ご覧になられた方はより深く『カラソニ』に染まってもらえると思います。この舞台でさらに、作品が盛り上ってくれることに期待しています。

――最後に本日の感想や、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

岸本：まず、千葉さんと対談する機会をいただけたことに感謝しています。このタイミングでよかったと本当に思いました。本番近くではなく、まだ稽古前なので、これからの役作りに活かせる貴重なお話をたくさん聞かせてもらえて、ありがたかったです。

『カラソニ』としては初の舞台化ですが、SNSなどでファンの方々の期待の声に触れたりして、僕自身もすごくワクワクしています。みなさんの期待を絶対に超えていくつもりですし、僕が思う嵐を最大限にステージで体現したいと思っています。

そして、『カラソニ』および『ソニステ』の発展にも繋げていければいいなと考えているので、ぜひ劇場へ観に来てください！

千葉：岸本さんの言葉を聞けて嬉しかったですし、とても心強く思いました。今日お話しさせていただいて、“岸本さんのその要素が僕に備わっていれば、嵐をこう演じられるかも”と想像が膨らむくらい、興味深い時間でした。実は先程も『カラソニ』の収録をしていたのですが、早くも次の収録がやりたくなっています（笑）。

これまで耳で聴いていた『カラソニ』が、舞台化によって目や肌でも味わえるようになり、原作CDとはまた違ったものを感じるかもしれません。でもそれは当たり前のことですし、むしろそれが嵐という人物のふり幅だと思うので、ファンのみなさんにはめいっぱい楽しんでいただきたいです。

逆に、この舞台から『カラソニ』に入った方は、ぜひ原作CDや楽曲も聴いていただけると嬉しいです。耳で聴くことで、新たに表れてくるキャラの特性もあるはずなので、相互に『カラソニ』への想いや理解が深まっていけば、きっとキャラたちも喜んでくれると思います。

公演概要

『東京カラーソニック!!』the Stage Vol.1

［日程］2023年2月18日（土）～2月26日（日）
［劇場］シアター1010（東京）

［スタッフ］
原作：「東京カラーソニック!!」（eternal voyage）
脚本：伊勢直弘　東妻リョウ
演出：伊勢直弘
音楽：楠瀬拓哉
技術監督：寅川英司
舞台監督：佐光望
美術：乘峯雅寛
照明：田中徹
音響：ヨシモトシンヤ
衣裳：中西永人
ヘアメイク：城本麻紀
歌唱指導：カサノボー晃
演出助手：たはらひろや
宣伝美術：岡垣吏紗
宣伝写真：中村理生
制作進行：杉田智彦

［出演］
岸本勇太（小宮山嵐役）

北川尚弥（霧島宙役）

山﨑晶吾（宝田伊織役）

高本学（加地春飛役）

北村健人（瀬文永久役）

樋口裕太（財前未來役）

安井一真（倉橋海吏役）

小波津亜廉（高槻神楽役）

松村龍之介（田所雪也役）

阿部快征（芦野涼真役）

アンサンブル：真壁勇樹　関修人　山田隼人　瓦林拓弥
　

チケット情報

［一般発売（先着）］2023年1月28日（土）12時～
※詳細はこちらをご覧ください。

［価格］
・S席（1階席）：11,000円（税込／全席指定）
★非売品グッズ「クリアファイル（全公演共通）＆ユニットブロマイドセット（回替わり／全4種）」付き！

・A席（2階席）：8,800円（税込／全席指定）

※S席のチケットをご購入のお客様には、本公演のキービジュアルを使用したA4クリアファイルと、ユニットごとのペアブロマイドをセットにして劇場にてお渡しします。劇場外では対応いたしかねますので、ご来場の際には、引き換えをお忘れにならないようお気をつけください。
※また、特典の引き換えは、ご来場いただいた公演のグッズ付きチケットのみ対象とさせていただきます。ご来場いただいた公演とは別公演分のグッズ付きチケットはお引き換えいただけませんので、あらかじめご了承ください。