「アミュボch」初のオリジナルアルバム『FIRST CHANNEL』リリース記念 礒部花凜さん&船戸ゆり絵さんインタビュー│チャンネルのテーマソングとなっている楽曲に込められた二人の想いとは
アミューズ所属の女性声優によるYouTubeチャンネル「AMUSE VOICE ACTORS CHANNEL(以下、アミュボch)」から、2022年12月7日(水)に初のアルバム「FIRST CHANNEL」が発売となりました。
本作はデジタルシングルとして先行配信された「Fine! Fine!」をはじめ、様々なユニット形式で歌唱した新曲7曲を加えた、全8曲収録のオリジナルフルアルバムとなります。
リリースを記念して、本稿では礒部花凜さん&船戸ゆり絵さんのインタビューをお届け! おふたりが参加した楽曲の印象や聞いてほしい推しポイント、そして来年のフェスへに向けた意気込みを語っていただきました。
私たちの希望が形になった1stアルバム
――「アミュボch」の開設から早くも2年半が経ち、オリジナルアルバム「FIRST CHANNEL」のリリースを直前に控えていますが、今の心境をお聞かせください。
礒部花凜さん(以下、礒部):あっという間だったね~
船戸ゆり絵さん(以下、船戸):あっという間! アルバムの制作のお話は「Fine! Fine!」のレコーディングのときに聞いてびっくりしました。
礒部:私たちも「アミュボch」を開設した最初の頃に、「アミューズに所属しているから歌とかもやりたいよね」って言っていたんです。とはいえ、CDなどの形に残したいというニュアンスではなく、純粋に歌を歌いたいという希望を話しただけなんです。
それがまさかアルバムという形になって、みなさんにお届けできるなんてドキドキしています!
船戸:ドキドキ!
礒部:コンテンツとかではなく、YouTubeのチャンネルで、事務所のメンバーと新しいことをいろいろできているので、すごいなぁと思います。
――アルバムには魅力的な楽曲が収録されていますが、それぞれの参加曲のポイントを教えてください。まずは、礒部さん、前田佳織里さん、牧野由依さんによる「Lucky Me」から。
礒部:「Lucky Me」は、弾けるようなメロディが印象的な楽曲です。特にサビは耳に残るリズムになっているので、ぜひ聞いて一緒に口ずさんでほしいです!
収録時は、ライブで歌いながらみんなと一緒にできる振り付けがあれば盛り上がるなぁと思いながら、楽しくレコーディングしました。タイトル通り、全体的にキラッとした雰囲気の曲調となっているので、それを感じてもらえたら嬉しいです。
船戸:確かに、キラキラな振り付けが合いそうだよね!
――お客さんと一緒にできたら嬉しいですよね。船戸さん、佐藤日向さん、前田さんによる「ビッグバン☆エモーション」はいかがですか?
船戸:めちゃくちゃライブ映えする曲調で、すごくノリが良くて可愛い曲になっているんです。掛け声がたくさんあるので、ライブでコールアンドレスポンスができたら、絶対に盛り上がると思います! この曲には、船戸による“渾身の落ちサビ”があるので、ぜひ聞いてほしいです!
――“渾身の落ちサビ”は、ぜひチェックしてほしいですね! 他にも礒部さんは、田野アサミさんとデュエットで「シアワセノハカリ」を歌われていますが、収録時のエピソードがあればお聞かせください。
礒部:田野さんは、とても尊敬している先輩なので、一緒に歌えることに嬉しくもあり、緊張もしました! 先にレコーディングしていた田野さんのテイクを事前に聞きましたが、バラードに合わせつつも、力強い歌声で世界観を先に作っていただいて。
なので、その世界観に私も乗っかり、切なさもありつつ、凛とした強さを持ち合わせる曲になるよう歌いました。バラードだからこそ、力強い意志のようなものが伝わればいいなと思います。
推しポイントとしては、二人で一緒に歌っているサビが、高い音で浮遊感のあるメロディに仕上がっているところ。バラードだけど、沈むのではなく、流れるような感覚で聞いてもらえればと思います。
あと落ちサビは、バラードだからこその切なさが出るように感情を込めているので、そちらも注目してほしいです!
――また、船戸さんは、小泉萌香さん、田野さん、富田さんとディスコティックな「Weekday Dreamers」にも参加しています。
船戸:そうなんです! 古き良きというか、ちょっと懐かしさを感じる曲となっています。
この曲は、歌詞がとても自由なんですよね。「本当にもう疲れたわ」みたいなフレーズとか「反対側の駅のホーム、全然ガラガラじゃん! いいなぁ〜」とか(笑)。
礒部:「温泉に行こう!」みたいなフレーズも(笑)。
船戸:そうそう! 忙しい日常のなかでも、有休とって「はっちゃけちゃおーぜ!」みたいな、ノリノリなダンスビートのこの曲が大好きです。特に歌詞が共感できるんですよね~。疲れたときに寄り添って、気持ちを代弁して歌ってくれているというか……(笑)。
礒部:疲れている人におすすめの曲です(笑)。
――言葉選びや情景に親近感がありますよね。
船戸:はい! リアルな生活が想像できて、歌っていてとても楽しかったです! 踊りながら歌いたいですね(笑)。