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- ピーくん
- ライターの“ピーくん”です。好きなアニメは「週刊少年ジャンプ」作品。ゲームは『原神』と『プロセカ』にハマり中。
『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク』(以下、『プロセカ』)は、初音ミクをはじめとするボーカロイドやオリジナルキャラクターが、現代の日本と”セカイ”を舞台に物語が展開するiOS/Android向けリズム&アドベンチャーゲーム。人気ボーカロイド楽曲や有名なボカロPの書き下ろし楽曲が多数収録されています。
2022年12月23日(金)には超高難易度楽曲コンテスト「プロセカULTIMATE」にて採用された「What's up? Pop!」が収録! これまでの高難易度楽曲と比べ物にならない譜面は大きな話題を呼び、実装日にはトレンド入りも果たしました。
そこで本稿では、2022年に実装された高難易度楽曲をプレイ動画と共に振り返りたいと思います!
今年、公式より難易度:MASTERのプレイ動画が公開されたのは全8曲。想像を絶する難易度、懐かしの名曲たちによって湧いた感情を思い返しましょう!
アーケード音楽ゲーム『CHUNITHM』より「ゲキ!チュウマイ楽曲追加キャンペーン」としてやってきた「エンドマークに希望と涙を添えて」。作・編曲は『プロセカ』に「初音ミクの消失」「初音ミクの激唱」を提供しているcosMo@暴走Pさんです。
楽曲の特徴は「速さ」。本作屈指のBPM257がcosMo@暴走Pさんらしさを物語っています。
譜面は同時と単押しが交互に迫りくる地帯が印象的。プレイヤーの体力を奪う体力系譜面は、SNSで「筋トレ」と言われていました(笑)。
実装時には「初音ミクの消失」「初音ミクの激唱」と変わって、本作最高難易度を更新。新旧最高難易度を手掛けるcosMo@暴走Pさんの今後の活動に注目です(?)。
cosMo@暴走Pさん公式Twitter
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「ゲキ!チュウマイ楽曲追加キャンペーン」2曲目として、アーケード音楽ゲーム『maimai』よりやってきた「the EmpErroR」。作曲は本作にも収録されている「*ハロー、プラネット。」「トンデモワンダーズ」でおなじみsasakure.UKさんです。
独特な世界観を感じる本楽曲はリズム難が特徴。特にスライドノーツの終点は、前後の音と繋がっているため、気を抜くとミスを誘発します。
また、プレイ動画終盤のサビはいわゆる正攻法がなく、人それぞれの運指となるのも難易度を上げる要因の1つです。
sasakure.UKさん公式Twitter
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「ゲキ!チュウマイ楽曲追加キャンペーン」最後3曲目としてアーケード音楽ゲーム『オンゲキ』より収録された「Don't Fight The Music」。フューチャーベースを軸とした本楽曲からは、敵と戦っているかのようなストーリー性を感じられます。
譜面はスライドノーツ上にタップノーツが重なるこれまでにない配置や、最小ノーツの登場など、『プロセカ』に新たな風を呼びました。
作曲者の黒魔さんは、歌い手・そらるさんへの楽曲提供など幅広く活動しています。
また、過去にニコニコ動画へ「中二の俺がスーパーマリオブラザーズを頑張って耳コピしてみた」を投稿していたことでも話題となっています。
昔投稿した「中二の俺がスーパーマリオブラザーズを頑張って耳コピしてみた」(https://t.co/VWx84cNZ5K)という動画が今日でちょうど10周年を迎えるそうなので、アレンジをしてみました pic.twitter.com/uYuv35J04B
— 黒魔 / Chroma (@c_h_r_o_m_a) November 27, 2017
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リズムゲームの腕前を競う大会「プロジェクトセカイ Championship 2022 Spring powered by ヴァイスシュヴァルツ」の決勝戦でサプライズ公開され、後に収録された「脳漿炸裂ガール」。
難易度MASTERの譜面は、無数のフリックノーツが迫り、処理が追い付かず、曲名通り脳が炸裂します(?)。
また、本楽曲はニコニコ動画へ投稿されてから約10年越しに実装されたこともあり、SNSでは「待ってた!」「やっときたー!」と歓喜の声が多数上がっていました。
作曲者れるりりさんは本楽曲以外にも「神のまにまに」「Iなんです」を提供しています。
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sasakure.UKさんによる2022年2曲目の高難易度楽曲「ぼくらの16bit戦争」。sasakure.UKさん=高難易度と捉えられてもおかしくないです(笑)。
譜面は何と言っても、指が交差するスライドノーツが特徴。端から端までのスライドにあわせて、左右にタップノーツが流れてきます。「頭の中ではわかっているのに……」「目で認識はできているけど……」と、たくさんのプレイヤーを困らせる高難易度譜面です。
こちらも10年以上昔の楽曲。筆者は執筆しながら「中学生の頃によく聞いたな、懐かしい~……中学生?」と思い返し、不思議な感情に浸っています。
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「2周年記念楽曲追加キャンペーン」として実装された、sasakure.UKさんによる2022年3曲目の高難易度楽曲「ÅMARA(大未来電脳)」。sasakure.UKさん、勘弁してください(素晴らしい楽曲をありがとうございます)。
スライドノーツの始点にタップノーツが配置されていたり、リズム難のトリルなど、2022年高難易度楽曲の総合譜面といった印象を受けます。
また、原曲のMVにはsasakure.UKさんの独創的な世界観が詰め込まれており、これまで手掛けた楽曲と通ずる部分も感じられる1曲です。
sasakure.UKさん公式Twitter
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本楽曲は、超高難易度楽曲コンテスト「プロセカULTIMATE」にて採用された3曲中の1つです。
序盤は可愛らしいハッピーハードコア調から始まりますが、徐々にBPMを上げ、終盤はBPM230まで上がります。
超高難易度楽曲としてMASTERプレイ動画が公開された際にSNSは大盛り上がり。
4本指が必要かつ、爆速キックを音取りした譜面に「こんなの無理」「やばすぎる……」など、多くのプレイヤーを絶望のどん底に突き落としました(笑)。
2022年現在、間違いなく最高難易度と言えます!(実装初日にAP達成者が現れました……まじか……)
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本楽曲は、11月26日に行われた「プロジェクトセカイ Championship 2022 Autumn powered by ヴァイスシュヴァルツ」の決勝にてサプライズ公開されました。
本作屈指のBPM260で迫りくるノーツ、12分割された小さなノーツなど、休憩する暇を与えてくれない物量系譜面となっています。
作曲者はピノキオピーさん。本作には「愛されなくても君がいる」「ノンブレス・オブリージュ」などを提供しています。
個人的にですが「神っぽいな」の収録待っています……!
ピノキオピーさん公式Twitter
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振り返ると、例年よりも高難易度楽曲がたくさん追加された一年でした。sasakure.UKさんの楽曲が多かったですね(笑)。
また、2023年には「プロセカULTIMATE」採用曲の「ヤミナベ!!!!」「人生」の収録も予定されています。
「What's up? Pop!」以上の難易度となるのか、果たして……。
筆者も来年こそは高難易度楽曲をクリアできるよう頑張りたいと思います!
【文:ピーくん】
ライターの“ピーくん”です。好きなアニメは「週刊少年ジャンプ」作品、『ラブライブ!』、『メイドインアビス』などなど。ゲームは『原神』と『プロセカ』に絶賛ハマり中。アニメに関しては読者の疑問解決、ゲーム関係では楽しんでいただける記事を書きたいと考えています。余談ですが、鳥が好きです。でも、リアルの鳥は怖くて触れない小心者です……ちゅんちゅん(・8・)