声優
ミュージックレイン3期生・相川奏多 2022年振り返りインタビュー

ミュージックレイン3期生・特集インタビュー:相川奏多さん|声優アワード新人女優賞の受賞後も先を見据える18歳、仕事に専念する決意を語る

今に満足しない、気合十分の「裏と表」

──改めて、相川さんの中での2022年トップニュースを挙げるとしたら?

相川:やっぱり私は、「第十六回 声優アワード」にて新人女優賞をいただいたことがトップニュースです!『ワンダーエッグ・プライオリティ』と『IDOLY PRIDE』で演じた役を評価していただけて、とても嬉しく思います。それと同時に、作品で役を演じてから「もうそんなに時間が経ったのか」と、改めて実感しました。

──新人女優賞の受賞は、SNSなどでも話題となりましたね。

相川:『ワンダーエッグ・プライオリティ』で共演した矢野妃菜喜さんも受賞されたことで、作品が話題になったことも嬉しかったです。

──受賞された当時、周囲の反応はいかがでしたか?

相川:みんなが「おめでとう!」「奏多すごいよ!」と、声をかけてくれたことを覚えています。ただ、その時、新人女優賞の肩書だけが残らないよう、大きく成長しなければいけないと改めて思いました。

──また、アニメイトタイムズでは年末にかけて読者からアンケートを募り、様々な部門のランキングを発表したのですが、相川さんが「2022年の〇〇ランキング」を作るとすれば、どのようなテーマになりますか?

相川:ステージで披露させていただいたお気に入りの曲でも大丈夫ですか?

──いいですね、とても気になります! まずは曲の方からご紹介お願いします。

相川:1曲目は「裏と表」。2曲目は「恋と花火」、3曲目は「The Sun, Moon and Stars」です。

「裏と表」は、7月に立川ステージガーデンで行われた単独イベント「IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2022"約束"」で初めて披露した曲です。披露した時のどよめきが今でも忘れられないので選びました。

──会場の歓声や熱気はすさまじかったです。

相川:当日が初披露、初解禁だったので、いつも以上に気合が入っていたんです! どれだけのものをファンの皆さんへ届けられるか意識して、5人で練習を頑張りました。その結果、ダンスの先生に「今までで1番よかった」と、言っていただいたことを覚えています。

そして2回目の披露では、前回以上に頑張らないといけないと思わせてくれた曲です。

──単独イベントかつ初披露の曲は印象に残りますね。続いて2曲目「恋と花火」ですが、こちらは?

相川:「恋と花火」は、1曲目と同じく『IDOLY PRIDE』に登場するアイドルグループ、月のテンペスト(以下、月スト)の曲になります。普段のステージでは長らく「月下儚美」の披露から始まっていたので安心感がありました。

ですが、今年は「恋と花火」から始まるステージがあり、「「恋と花火」から始まる月ストはどんなものだろう?」と考えたことを覚えています。3期生の5人とどう表現するか話し合いもした、印象的な曲です。

──3期生、そして月ストとして転機となった曲ですね。最後に3曲目をお願いします。

相川:「The Sun, Moon and Stars」は「IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2022"約束"」で最後に披露した曲です。普段は自分のパフォーマンスに精一杯で、遠くのお客さん達を見る余裕がないときもありました。

だけど、このステージで「The Sun, Moon and Stars」を披露したとき、遠い座席の一人一人と目が合ったと思うぐらい見渡せたことを覚えています。今までのステージとは違う景色が見られました!

──ちなみに、今年は映画をたくさん観ていたとおっしゃっていましたが、どれくらいご覧になったのでしょうか?

相川:映画館に観に行った作品だと、少ないんですが11作品。でも私、ハマったら繰り返しちゃうタイプで、同じ作品を何回も観に行ってしまうんです。さっきの11作品も、リピートしていても、1回カウントにしています(笑)。

──すごい……! せっかくなので、2022年でお気に入りの作品を教えていただけますか?

相川:まずは『すずめの戸締まり』ですね、これは外せません! 2作品目は、『死刑にいたる病』。映画館に足を運ぶきっかけになったのは『キングダム2 遥かなる大地へ』ですが、実はその前に気になって観ていたのがこの作品です。内容的には万人受けはしないかもしれませんが、汗をかくくらい集中して見てしまうほどでした。

3つ目は『ブレット・トレイン』。もともと好きだった伊坂幸太郎さんの小説『マリアビートル』がハリウッドで映画化された作品なんですが、観てみたらもう大興奮で! 「小説で描かれていたあのシーンだ!」という再現性に興奮しましたし、なによりブラッド・ピットさんが演じる主人公が小説のイメージそのままで! 改めて役者さんってすごいんだなって思いました。アクションシーンもかっこよくて、この作品も何回も観に行きました(笑)。

──ちなみに、今まで一番観に行った映画は?

相川:『天気の子』です! たしか6,7回くらい観に行っていて、Blu-rayも買っているので、家で何回でも見直せるんです。そもそも人生の中で一番好きな映画が『天気の子』で。

──『すずめの戸締まり』も新海誠監督の流れで?

相川:実は「新海誠監督の作品だから」という先入観なしに観ようと思い、予告や事前情報を入れずに行きましたが、見事にやられてしまいました……! 今作では私に刺さるところがあって。作中で神戸の描写があるんですが、私の地元だけあって思わず泣いてしまう場面もありました。

個人的に、かなり身近なスポットも出てきたので、ちょっとした地元ロスに陥ってしまいました。今となっては、個人的に不動の1位だった『天気の子』の順位が脅かされています(笑)。

 

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