『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 深章 厄災篇』リュー・リオン役 早見沙織さんインタビュー|現在にはなかなか見られないリューさんの初々しい表情が垣間見えて、新鮮でした【連載 第4回】
シリーズ累計発行部数が1200万部を突破する人気小説『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(原作:大森藤ノ イラスト:ヤスダスズヒト GA文庫/SBクリエイティブ刊/通称ダンまち)。
2023年1月よりTVアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 深章 厄災篇』が放送・配信中です。
今回の放送に合わせて、アニメイトタイムズでは出演キャスト陣にメールインタビューを実施!
『ダンまちⅣ 深章 厄災篇』のインタビュー第4回は、リュー・リオン役 早見沙織さんに自身の演じるキャラクターへの印象や演じるうえで心がけていること、印象的なシーンなどをお伺いしました。
『深章 厄災篇』は通してずっと苦しい
──早見さんが思うリューというキャラクターの魅力をお聞かせください。
リュー・リオン役 早見沙織さん(以下、早見):強くて、凛々しくて、どこまでも真っ直ぐなところが好きです。そして、たまに見せる慌てたり照れたりした顔のギャップがたまりません。
──これまで以上に過酷な冒険が描かれている『ダンまちⅣ 深章 厄災篇』ですが、演じる上で特に苦しかったシーンをお聞かせください。
早見:『深章 厄災篇』は通してずっと苦しい、といった状況でしたが、その中でも印象的だったのは第20話です。
リューさんにとって心に深く影響する物語でしたが、アフレコ時自分も、心の深いところが震えるような気持ちでマイクの前に立っていました。
──早見さんから見て、本作の主人公・ベルの魅力はどんなところでしょうか? また、『ダンまちⅣ 深章 厄災篇』でベルとリューのやり取りが増えたことで新たに感じたことがありましたら、そちらもぜひお聞かせください。
早見:リューさんにとっては、クラネルさんの真っ直ぐな言葉や行動に、大きく心を突き動かされるのだろうと思います。
また個人的には、『深章 厄災篇』では、自身が本当に苦しい状況にあってもリューさんと共に前に進むことを諦めない姿に胸打たれました。
──『ダンまちⅣ 深章 厄災篇』では現在のリューとアストレア・ファミリア時代のリューが描かれています。演じるにあたって意識された点や苦労された点などありましたら、教えてください。
早見:アストレア・ファミリア時代のリューさんは、現在よりも青さを意識しました。
実直さがゆえに仲間たちからからかわれたりすることもあるのですが、現在にはなかなか見られないリューさんの初々しい表情が垣間見えて、新鮮でした。