キャラクターデザイン(原案)・一為(Kazui)さん、楽曲制作・HoneyWorks、ゆうゆさん 他、シナリオ・内田裕基さんによる新アイドルプロジェクト始動!『レモンスカッシュスコア』戸谷菊之介さん×安田陸矢さんインタビュー|同年代の二人が演じるキャラクターは相棒! “甘さ”と“酸っぱさ”の絶妙なバランスがクセになるアイドルストーリー
甘酸っぱい、爆発力のあるアイドルコンテンツに!
——日向と悠生のように、戸谷さんと安田さんも同年代ということで……正直な話、お互いに相手を意識することはありますか?
安田:(小声で)めちゃめちゃ意識しています。
同年代の男性声優って、僕が知る限りだと、戸谷くんともう1人ぐらいしか知らなくて。しかも、同年代の戸谷くんが活躍して、いろんなところから「戸谷くんという子が出てきた!」と耳にしていたので嫌でも意識していました(笑)。
そんな中、今回のキャストを聞いたときに「あの戸谷くんとやるんだ!」と。そういうところもあったので、一発目の収録は緊張していたんです。
戸谷:そうだったの!?
安田:どんな奴が来るんだろう?と(笑)。
戸谷:自分の目で見てやろうと(笑)。
一同:(笑)。
安田:実際、一緒に収録してみたら、周りの方々がおっしゃっていたように“持っていないものを持っている方”だなとビシビシ感じたので、僕自身も気が引き締まりました。
戸谷:僕も陸矢くんの演技を見ていると、技術として全然足りないところがかなりあるんだと感じるんです。そういう部分では、一緒にアフレコしながら勉強させてもらっているところがあります。
安田:僕としては、いつ背中を刺されないかムズムズしています(笑)。
戸谷:どういうこと!?(笑)。
一同:(笑)。
戸谷:芸歴でいえば、陸矢くんのほうが先輩なんですよ。
安田:確かに、先輩ではありますが、それを感じさせないほどのものをビシビシ感じました。実は、住谷くんと石谷さんの4人で収録後にご飯に行ったんですけど、そのときにどうやって戸谷くんのルーツを引き出そうか考えながら喋っていました(笑)。
戸谷:あはははは(笑)。
安田:好きな作品だったり、こういう経歴を辿ってきたりといろいろな話を聞いて、すごく朗らかに喋ってくれたので、最後は楽しくなって引き出すことすら忘れていました(笑)。
戸谷:本当に楽しかった! 一緒にご飯に行けて良かったです(笑)。
——すごく素敵な時間を過ごされたのですね。そんなお二人のエピソードはもちろん、レモンスカッシュにちなんで、それぞれご自身が男同士の熱い友情を感じた瞬間や爽やかなエピソードがあれば教えてください。
戸谷:僕、去年すごく嫌なことがあって落ち込んでいた時期があったんです。友達に「こういうことがあって嫌だった」と連絡したら、翌日に時間を取ってくれて。他の友達も来てくれて、僕の話をずっと聞いてくれたんです。すごく元気が出たというか、それで前を向こうと思えるようになりました。
話を聞いてくれたのは高校の友達なんですけど、その話だけじゃなくて、くだらない話も黙って聞いてくれて。そのおかげで悩みに囚われずに生きていけるというか、自分が悩んでいたことなんて全然小さなことだったんだなと思えた経験がたくさんあります。
安田:僕は仲の良い友達と、初めて仲間内で誕生日をお祝いすることになったときに、僕自身、これまで誕生日パーティーや友達の誕生日を祝うことはしてこなかったんですけど、みんなでプレンゼントやケーキを用意してお祝いして、その友達がめちゃめちゃ大号泣して喜んでくれました。
戸谷:うわぁ~! それは嬉しい!
安田:僕自身、嬉し泣きをしたことがなかったので、最初は「そんなに泣くの!?」と思っちゃったんですけど(笑)。
戸谷:ちょっと引いちゃったんだ(笑)。
安田:どちらかというと、一歩引いて見ることが多いかも……。でも、きっとあの頃よりは今のほうが、感受性が豊かになっていると思っています。前は「お前は心がない」と言われたことがあったので(笑)。
戸谷:そんなことないよ!
安田:ありがとう(笑)。誕生日をお祝いしたときの動画を残しているんですけど、今改めて見てみると、こういう関係ってすごく貴重で大切なものなんだろうなと。これからも大切にしていかなきゃいけないなと思いました。
——お二人とも素敵なエピソードありがとうございました。最後になりますが、他のアイドルものとは違う『レモンスカッシュスコア』ならではの注目ポイントを教えてください。
戸谷:『レモンスカッシュスコア』は甘酸っぱいの“酸っぱさ”があるからこそ、より“甘さ”を感じられる作品になっているところがポイントなのかなと思います。
――お~!深い……!
戸谷:深いようで浅いかもしれませんが(笑)。
安田:(笑)。
戸谷:そういう良いことだけじゃなくて、日向のように努力して、芽が出なくても頑張るという泥臭さもある。そこから夢をつかむ希望を感じられるのが『レモンスカッシュスコア』の魅力なんじゃないかなと。
あとは、いろんな人間関係が描かれているので、キャラクター同士やその関係性の違いがあって、Chroma7reeというグループを推すことができると思います。ここは仲が悪いのかな、ここは仲が良いんだなという部分が、節々に感じられるので、そういうのも楽しんでいただける内容になっているのが魅力的です。
安田:ストーリーとしては王道なところもありつつ、最初の段階で距離が近いメンバーもいれば、逆に距離が遠いメンバーもいます。基本的に、事務所や寮の中で話が進んでいくので、よりアイドルの裏側を近い位置で見られるんじゃないかなと。キャラクターデザインはもちろん、楽曲もこれから楽しみにしているポイントです。
キャラクターデザイン、楽曲、ストーリー、キャラクターの関係性など、すべてにおいて期待していただける内容になるんじゃないかなと思っています。爆発力のあるものを僕たちも目指していきますので、ぜひ注目してください。
[取材・写真/福室美綺]
【AnimeJapan 2023】『レモンスカッシュスコア』出展決定!
3月26日(日)9:20~ BLUEステージ
『レモンスカッシュスコア』スペシャルステージ Chroma7ree デビュー記者会見
出演:戸谷菊之介、安田陸矢、永塚拓馬、白井悠介、石谷春貴、住谷哲栄、土岐隼一
※出演者は予告なく変更になる場合がございます。
※ステージイベントを客席で観覧するためには、事前にステージ観覧への抽選応募が必要です。
※ステージ応募権付入場券発売中。販売は2月23日(木)23:59まで。
ステージ応募時期は3月2日(木)10:00~2023年3月9日(木)23:59までとなります。
マーベラスブースではビジュアル展示やプロモーション映像上映も実施!
詳細は【AnimeJapan 2023】公式サイトをご確認ください。
『レモンスカッシュスコア』とは
デビュー決定と同時に解散の危機!?
この世界は人口のほとんどがアイドルファンである、アイドル戦国時代。
スタジオ、劇場、タレントが通う学校までも運営する、アイドルを目指す全ての者が憧れる男性アイドルトップの事務所があった。
そんな最大手事務所で研究生アイドルとして活動していた7人に、ある日ついに舞い込んできたアイドルグループとしてのデビューの話。
だが同時に耳を疑うような内容が付きつけられた。
「半年後のデビューライブを満員にできなければ解散!!」
彼らは無事にデビューを果たし、アイドルとしての道を歩けるのか!?
レモンスカッシュスコア』公式YouTubeチャンネルにて「Episode.0」公開中
アイドル戦国時代となった現代でデビューを目指す7人の研究生たちのはじまりの物語をお聴きください!
スタッフ
原案:瑞生ねる(マーベラス)
原作:『レモンスカッシュスコア』プロジェクト
脚本:内田裕基
キャラクターデザイン(原案):一為(Kazui)
楽曲制作:HoneyWorks、ゆうゆ 他
音楽制作:インクストゥエンター
キャスト
結城日向:戸谷菊之介
高松悠生:安田陸矢
相良理央:永塚拓馬
藤堂暁:白井悠介
橘千紘:石谷春貴
麻倉瑛都:住谷哲栄
宝生湊:土岐隼一
梅津駿介:岡本信彦
一ノ瀬碧:小松未可子
2023年春、CDリリース決定!