ClariSが語る『リコリス・リコイル』とOPテーマ「ALIVE」のすべて/インタビュー
ClariS(クラリス)のシングル「ALIVE」(完全生産限定盤)が2023年2月8日にリリースされる。昨年8月に一度リリースされているシングルだが、完全生産限定盤では、TVアニメ『リコリス・リコイル』の最終話で流れた「ALIVE LycoReco Version」や『THE FIRST TAKE』で2人が歌った「ALIVE - From THE FIRST TAKE」も収録される。
また、TVアニメ『リコリス・リコイル』描き下ろしLPサイズ大型ジャケット仕様、2つ折りオリジナル「リコリス・リコイル」ポスター同梱、千束とたきなのピクチャーレーベル仕様など、特典も超豪華!
今回はClariSのクララとカレンに、「ALIVE」のことやTVアニメ『リコリス・リコイル』のことをたっぷりと語ってもらった。2人のリコリコ愛も感じてください。
LPサイズのジャケットなど特別感のある仕様の「ALIVE」
――1月29日(日)に『リスアニ!LIVE 2023』に出演したばかりですが、ステージはどうでしたか?
クララ:今年初のステージだったんです。それに、私たち2人が初めて立ったステージも『リスアニ!LIVE』だったので、私たちにとっても特別な場所でした。そこですごく思い入れのあるセットリストを歌うことができたので、本当に良かったです。
――「ALIVE」もすごい盛り上がりでしたからね。
クララ:イントロが流れたときの皆さんの盛り上がりが、イヤモニをしていても感じ取れるくらいだったので、たくさんの人に愛されているんだなと改めて感じました。
――カレンさんも「ALIVE」では蹴り上げも高く上がっていましたね。
カレン:ありがとうございます(笑)。ずっと私たちの活動を追ってくださっている『リスアニ!』さんのライブで、大トリを務めさせていただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。クララも言っていたように、私たちが初めて一緒に立った日本武道館のステージに再び立たせていただき、ClariSの歴史を感じていただけるセットリストでライブができたので、私たちの想いも伝わったんじゃないかなと思います。あとは生バンドだったので、いつもと違う迫力で届けることができたのも、特別な思い出になりました。
――恩返しができましたね。
カレン:できました! 今までありがとうございましたという気持ちと、これからもよろしくお願いしますという気持ちのステージになりました(笑)。
――ライブを見ていて、2人のリズムの取り方が違っていたのが面白かったんです。
カレン:そうなんですよ!(笑)。
クララ:「border」ですよね(笑)。曲が始まったとき、皆さんがゆっくりのリズムの取り方をしていたので、それに合わせたほうがいいのかな~と思って、手を振っていたんですけど、チラッとカレンを見たら早くリズムで手を振っていて、あぁ~ってなったんです。
カレン:2人の中では、ずっと早いノリだったので、私はそのままやっていたんです(笑)。なので、みんなに合わせるクララの優しさと、気持ちの高まりをそのままみんなにぶつける私というキャラクターの違いが、ステージ上でも出てしまいました……。
――そんな事情があったのですね(笑)。でも、バレエをベースにした優雅なクララさんのダンスと、アクティブで勢いのあるカレンさんのダンスという個性も際立っていたステージだったと思います。
クララ・カレン:ありがとうございます!
――このインタビューは「ALIVE【完全生産限定盤】」についてのものなのですが、一度リリースしたシングルをもう一度内容を変えてリリースするというのは、どんな気持ちですか?
クララ:最終話で流していただいたのが「ALIVE LycoReco Version」なんですけど、これまでのOP/ED曲で、バージョン違いを本編で流していただくことはなかったんです。だから特別な曲になりましたし、そのタイミングで『THE FIRST TAKE』への出演のお話もいただいたんです。なので、こうやってアレンジが3パターンある曲になったことがありがたいし、それを1枚のシングルとして発売できることがうれしいです。しかも今回はLPサイズ仕様なので、それもまたすごく特別感がありますよね!
カレン:作品に携わっている方々が、すごく愛を持っていることがアニメからも感じましたし、キャストさんの仲の良さも、YouTubeラジオを聴いていると伝わってくるんですよね。そんな愛がジャケットからも、付属のポスターのデザインからも伝わってくるので、皆さんお手元に届いたときにどんな反応をしてくださるのか、楽しみです!
クララ:皆さんのお気に入りのシーンが、きっと入っているんじゃないかなっていうポスターなんですよ! それにCD自体にも千束とたきながプリントされているんです。
カレン:冬のコンサートで告知したとき、すごく反響がありまして。それだけリコリコを愛してくださっているんだなっていう実感があったので、ありがとう!という気持ちでいっぱいです。