一緒に椅子を揺らして絆が生まれた“仲キ”こと守屋亨香さん&鷹村彩花さんが語る「DIALOGUE+2」。現在地を更新し続けるDIALOGUE+が1年半の想いを開花させる
内山悠里菜さん、稗田寧々さん、守屋亨香さん、緒方佑奈さん、鷹村彩花さん、宮原颯希さん、飯塚麻結さん、村上まなつさん8名による女性声優ユニット・DIALOGUE+。2023年2月22日(水)には、約1年半ぶりとなる2ndアルバム「DIALOGUE+2」がリリースされました。
今作には、「僕らが愚かだなんて誰が言った」「恋は世界定理と共に」「デネブとスピカ」と、2022年のDIALOGUE+を代表する楽曲に加え、『DIALOGUE+ LIVE 2022「puzzle」』にて先行披露された「1000万回ハグなんだ」「夕空航路」ほか新曲9曲が収録されています。
そんな「DIALOGUE+2」について、ユニット内では「仲良しキッズ」でお馴染みの守屋さん&鷹村さんにインタビューを実施。DIALOGUE+の新境地が凝縮された今作の魅力をお伺いしました。
「仲良しキッズ」誕生のきっかけは一緒に揺らした椅子!?
――おふたりは“仲キ”こと「仲良しキッズ」の呼び名でお馴染みですよね。今回、せっかくピンポイントでの組み合わせなので、おふたりが仲良しになった経緯をお聞かせいただけますか?
鷹村彩花さん(以下、鷹村):きっかけは、最初のシングル「はじめてのかくめい!」のジャケット写真撮影のときですね。撮影の合間に前後に揺れる椅子を見つけて、「すごい! 揺れる~!」って、ふたりで乗って遊んでいたら、それを見たみんなが「キッズ達が遊んでる!」って言い出して。
守屋亨香さん(以下、守屋):そうだったね(笑)。それから「そこのキッズ達!」って呼ばれるようになったよね。
鷹村:そう! よく一緒に遊んじゃうキッズだから「仲良しキッズ」と呼ばれるようになりました(笑)。
守屋:だから結構最初のほうから呼ばれているんです。
――一緒に椅子を揺らした仲だったんですね(笑)。もちろん最初に会ったのは、その撮影より前になるかと思いますが、第一印象は覚えていますか?
守屋:初めて会ったのは『CUE!』の顔合わせだったんですが、第一印象としては、やかん(鷹村さんの愛称)の人柄が読めなくて。
鷹村:(笑)。
守屋:「へへへ」って笑っている子がすごく話しかけてくるから、人見知りの私は上手く返せなくて。「どうしよう、この子と仲良くできるかな?」と不安だったことを鮮明に覚えています(笑)。今では当時のことが嘘のようにものすごく仲良くなっているので、わからないものですね(笑)。
――過去に取材させていただいた『CUE!』のインタビューでも、内山さんに似たようなことを言われていませんでした?(笑)
鷹村:そうなんですよ(笑)。DIALOGUE+のメンバーと最初に会ったのが、『CUE!』の顔合わせで、みんな手探り状態でした。
守屋:緊張もしていましたし。
鷹村:『CUE!』を紹介する資料を見て、みんなが「すごい!」と思っている中、私だけが「へへへ」って笑っていたらしいです。私はあまり覚えていませんが、それで変な子だと思われて(笑)。
守屋:そう! ずっと変な子だと思っていたんです(笑)。
鷹村:あと、みんなの呼び方をどうするかの話題になったんですが、私のあだ名が「やかん」なので、いきなり「やかんと呼んで」と言ったら……ただの変な人じゃないですか(笑)。それも相まって、みんなの中での私の第一印象は不思議な子になりました。
――でも今の印象は大きく変わっていますものね。
守屋:そうですね。最初こそちょっと変わった子、不思議な子でしたが今は違います! 最初だけでした(笑)。
鷹村:よかった(笑)。
守屋:今は、お仕事以外でも、プライベートでも、ふたりで一緒に過ごす機会が多いです。イベントで遠征するときも、ふたりで観光や食事とかに行ったりもします。
一緒に居る時間が長くなると、真面目な話をするときもあって。 内に秘めたものを一緒に話したり語り合う時間が多く、ホテルに泊まったときも片方の部屋に集まっては、夜な夜な話していたりします。真面目な話とふざけた話を半々くらいでしているよね?
鷹村:してるね(笑)。
守屋:心を許せる間柄になっていて、メンバーだけど友達でもあり、家族でもある。そんな存在になっています。
鷹村:嬉しい~!
――一方で鷹村さんからご覧になった守屋さんの印象はいかがですか?
鷹村:最初、すっごい可愛い子だなって! それこそ『CUE!』のオーディションで受けていたのがきょん(守屋さんの愛称)の演じているキャラクター(鹿野志穂)だったので、どんな子が受かったんだろうなと気になっていました。
最初にご挨拶したときに、声を聞いて「これよ!」と納得したことを覚えています。ただ、見た目も可愛く、子役としてお仕事していた経験も相まって、どこか近よりがたい存在。芸能人のようなオーラもあったので、あまり話しかけないほうがいいのかなと思っていました。
でも、それこそ撮影のときに一緒に椅子で遊んだり(笑)、前乗りで同じ部屋に泊まるときもあるくらい、他のメンバーと比べても一緒に居る時間が圧倒的に長いので、深い面もたくさん知っています。だから、きょんが言っていたように、メンバーやビジネスパートナーというよりは、友達、家族のような、かけがえのない存在ですね。
守屋:……最初の話題なのにめちゃめちゃ感動的な内容になってる(笑)。
一同:(笑)