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TVアニメ『お隣の天使様』坂泰斗&石見舞菜香 最終回直前メールインタビュー

TVアニメ『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』坂泰斗さん&石見舞菜香さん最終回直前メールインタビュー|周&真昼にとって大切な7話と10話について、じれったい掛け合いの印象など気になるアレコレを伺いました

 

周のドキッとさせるようなセリフは「ただ心からそう思ったから」を意識

―― 坂さんへの質問です。物語が後半に入ると、真昼の方から周に積極的にアプローチをかけるようになったかと思います。そんな真昼にドギマギさせられる周を演じる際はどんなことを意識されましたか?

坂:これはもう、真昼を演じられた石見さんのおかげとしか言えません。彼女から投げかけられるお芝居を受けていたら、自然とドギマギした言葉が出ていたという感じです。台本とは違うセリフが思わず出てしまう事があるくらいドキドキしていたなと思います。また、そのセリフをそのまま採用して下さる事もあり、そういった面でも素敵な現場だなと感じました。


 

―― そして周は全編通してですが、おそらく本人としては無自覚かつ自然に真昼をドキッとさせるようなことを言っていたかと思います。この無自覚さや自然さの加減をお芝居で表現される際の苦労も教えてください。

坂:とにかく自然体でいる事、「セリフ」にしない事を考えていました。周自身、真昼に好きになってもらいたいとか、カッコよく見せたいという気持ちは無いはずだと思ったので、台本上では「カッコいい」セリフでも、分かりやすく言葉を立てたりはせず、「ただ心からそう思ったから言う」といことを意識していました。当たり前のことですが、とても難しいことだなと改めて感じました。


 

――石見さんへの質問です。物語が後半に入ると、真昼の方から周に積極的にアプローチをかけ攻めていくようなところが見られます。このグイグイ来るようになった真昼を演じる際にこだわっていた部分なども伺いたいです。

石見:こちらもそこまで何かを変えた意識はなかったのですが、嫉妬の顔を見せたり、少し大胆になったり、真昼ちゃんの変化を楽しみながら演じていました。


 

―― 周は、本人的にはおそらく無自覚かつ自然に真昼をドキッとさせてくるような言葉や態度を取ってくる事があったかと思います。これを受けてドギマギさせられる真昼のリアクションはどんなことを意識して演じていましたか?

石見:感じるままに素直にときめきを表現できたらと思っていました。照れてうずくまっていたり、ぽかぽか周くんを叩きながら言うリアクションもあったのですが、動きがある時は動きを意識して演じていました。


 

―― 赤澤樹や白河千歳との掛け合いも本作の楽しいポイントでした。このふたりには周を演じていてどんな印象を受けましたか?

坂:樹と千歳は、周にとってなくてはならない存在だなと感じました。自分から一歩引いてしまう周に対して、その分グイグイ踏み込んでくる。そこに損得はなく、ただ好きだからという2人に周は本当に救われているなと思っています。

2人との会話もテンポ感がとても心地よく、ポンポンと思った言葉が出てくる感覚をとても感じました。また、樹と千歳がいなかったら、きっと周は真昼との関係にずっと壁を作り続けていただろうなと考えると、この2人がいたからこその物語だなと思います。

石見:千歳さんは、一見グイグイきてくれる印象がありながら、きちんと気を使ってくれたり、天使様だからではなく接してくれる感じが素敵だなと思いました。優しくて明るくて可愛らしくて、親友にいたら楽しそうです。

赤澤さんは、千歳さんとラブラブしてるときはとても微笑ましい感じですが、きちんと将来を考えていたり、周くんに助言していたり、真昼ちゃんとも適度な距離感でいてくれるのが、有難い存在だなと感じています。


 

―― 余談になってしまうかとは思いますが、本作のアフレコ現場の雰囲気や印象に残ったエピソードなども聞かせていただけますでしょうか。

坂:本当に居心地の良い、とても暖かい現場だなと感じました。休憩時間になったら、キャスト、スタッフさん、みんながブースの外に出てきて楽しく話す、作中の4人の雰囲気の様な空気感でした。そんな暖かい空気感だったからこそ、みんなのお芝居ものびのびとしていて、ディレクションも良い方向に沢山引き出して頂いたなと感じました。最終回はキャスト陣も差し入れを持って来たりと、本当に行くのが楽しみで仕方ない現場でした。

石見:収録時のブースは離れていたのですが、坂さんが中心になってコミュニケーションをとってくださりました。全員の誕生日を覚えてくださっていたり、座長として居心地良い現場の空気作りをしてくださって有難かったです。白石さんと八代さんはずっと同じブースで収録できていたので、休憩中は学生時代の話で盛り上がったり、本編のお話をしたりと、終始和やかでした。


 

―― 最後に、最終回へ向けて視聴者のみなさんに注目して欲しいポイントとメッセージをお願いします。

坂:ただのお隣さんだった2人が、沢山の人たちに支えられながらゆっくりと築き上げてきたもどかしい関係性。今の関係に居心地の良さを覚えつつも、このままではダメだと感じている周。そんな周への思いを抑え切れず必死に導こうとしている真昼。2人の焦々甘々の物語がどんな結末を迎えるのか、是非最後まで見守ってあげて下さい!

石見:いつも楽しみに観ていただきありがとうございます! 今までも充分、真昼ちゃんと周くんにじれじれきゅんきゅんしていただいてきたかと思いますが、そんな2人がどうなっていくのかを、どうか最後まで温かく見守って頂けたらと思います! よろしくお願い致します!

 

TVアニメ『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』作品情報

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
進学して一人暮らしを始めた高校一年生の藤宮 周。 彼の住むマンションの隣には、学校で一番の美少女・椎名真昼が住んでいる。 特に関わり合いのなかった二人だが、雨の中ずぶ濡れになった彼女に傘を貸したことから、不思議な交流が始まった。 自堕落な一人暮らしを送る周を見かねて、食事をつくり、部屋を掃除し、なにかと世話を焼く真昼。 隣同士で暮らす二人は、ゆっくり、少しずつ、お互いの心を通わせていく。 これは、可愛らしい隣人との、甘くて焦れったい恋の物語――。

作品名 お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
放送形態 TVアニメ
スケジュール 2023年1月7日(土)〜2023年3月25日(土)
TOKYO MXほか
話数 全12話
キャスト 藤宮 周:坂泰斗
椎名真昼:石見舞菜香
赤澤 樹:八代拓
白河千歳:白石晴香
スタッフ 原作:佐伯さん(GA文庫/SBクリエイティブ刊)
キャラクター原案:はねこと
監督:王麗花
監修:今泉賢一
シリーズ構成:大知慶一郎
キャラクターデザイン:野口孝行
色彩設計:有尾由紀子(緋和)
美術監督:三宅昌和
撮影監督:上條智也
編集:丹彩子(グラフィニカ)
音楽:日向萌
制作:project No.9
主題歌 OP:「ギフト」オーイシマサヨシ


ED:「小さな恋のうた」椎名真昼(CV.石見舞菜香
公開開始年&季節 2023冬アニメ
電子書籍 『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』電子書籍(コミック)
『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』電子書籍(ラノベ)

(C)佐伯さん・SBクリエイティブ/アニメ「お隣の天使様」製作委員会
TVアニメ『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』公式サイト
『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』公式Twitter
(C)佐伯さん・SBクリエイティブ/アニメ「お隣の天使様」製作委員会
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