小倉 唯さんNEWシングル「秘密♡Melody」4月19日発売記念インタビュー! 自身が主演するTVアニメ『私の百合はお仕事です!』のOP曲を自ら作詞、“らしさ”全開のキャッチーで甘いナンバーに!!
カップリング曲「Caramel Ribbon...」は乙女の甘く、儚い恋心を「キャラメル」で表現!
――カップリング曲「Caramel Ribbon...」もご自身で作詞されています。
小倉:この曲は、恋する女の子の乙女心を歌っています。
曲名は、かわいい言葉を探していたら「キャラメルがいいかも!」と。作詞を進める中で、ただのキャラメルではなく、リボンで結んだら、絆だったり、甘くてかわいい表現もできるかなと思って、このタイトルにしました。
「...」は溶けてしまいそうな儚さを表していて、歌詞の中で何度か登場します。
――サウンド感や歌い方など、「秘密♡Melody」と近い雰囲気がありますね。
小倉:確かに。私は曲によって歌う主人公像を変えていくタイプですが、2つの曲の主人公は割と近いかもしれません。
――お気に入りのフレーズは?
小倉:この曲は歌詞を考えるのがすごく楽しかったです。特にサビ部分の言葉のハマり方はお気に入り。「とろけてる...ふたり Caramel Ribbon なくなっちゃってもいいから」は我ながらかわいくて、切ない歌詞ができたかなと思っています。
あと、キャラメルはミルクと砂糖を煮詰めて作りますが、「惹かれ合ったミルクと砂糖 心地良くて キャラメルみたい...」と比喩表現したところも、うまくタイトルに結びつけられたかなと思います。
「Wherever」は等身大の小倉 唯を表したロックナンバー。アーティスト活動11年目への前向きな気持ちを歌に!
――もう1曲のカップリング曲「Wherever」についてもご紹介お願いします。
小倉:他の2曲と比べると地に足が着いたというか、より等身大の自分を表した、さわやかなロックナンバーになっています。
作詞は、磯谷佳江さんにお願いしました。アーティスト活動10周年を迎え、これから11年目の新境地に向かうにあたり、不安もあるけど、過去の自分をすべて受け入れた上で前向きに未来へ進んでいこう……そんなメッセージを歌詞に込めたので、年代問わず、悩める人の背中を押せる曲にもなっていると思います。
――「弱さも全部自分の道程(あかし)だから」や「あの日選べなかった明日じゃなくて 選び取った今日の果て そこで答え見つけたい」など刺さる歌詞が多くて、励まされました。
小倉:ありがとうございます。4月から新生活や新たな環境を迎えた方も多いと思うので元気付けられたらいいなと思っています。
――前の2曲はタイトルも含め小倉さんらしい甘い感じですが、この曲だけガラリと雰囲気が変わっていますね。
小倉:そうですね(笑)。この曲はサウンドが軽やかなので、シングル全体としてもバランスが良い曲の並びになったかなと思います。外に出かける時、通勤や通学、自転車に乗りながら聴いてほしいです。
アニメED曲「夢が覚めても」は陽芽と美月のデュエット曲。昔のヨーロッパ風の高貴な雰囲気漂うサウンドに、交差する想いを歌う
――本作は「わたゆり盤」のみ、アニメED曲の陽芽と美月によるデュエットナンバー「夢が覚めても」が収録されます。
小倉:陽芽と美月のキャラクターソングなので、2人の掛け合いが印象的な曲です。それぞれの交差する想いや気持ちが歌詞に反映されていて、少し切なさがありながらも温かい心地になれる曲です。
少し落ち着いたテンポで、作品の世界観のような高貴な雰囲気が特徴です。プロデューサーさんは「昔のヨーロッパをイメージしている」とおっしゃっていました。
――レコーディングは、小倉さんと上坂さんどちらが先だったんですか?
小倉:すみぺ(※上坂すみれさんの愛称)が先だったので、美月の歌声を聴きながらレコーディングできました。アニメの収録自体もだいぶ前からしていたので、役作りができた上で歌えて、お互いに寄せやすかったと思うし、レコーディングもあっという間に終わりました。